スポンサーリンク

借金で首がまわりません?!その状態は債務超過と呼ばれています?!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
8812 ビジネスコラム
simacat.com

借金で首がまわりません?!その状態は債務超過と呼ばれています?!

聞き流し用動画(YouTube)

スポンサーリンク

はじめに

「債務超過」という言葉をご存知でしょうか?

「債務超過」とは、「債権」よりも「債務」が大きくなっている状態です。

企業では、この「債務超過」の状態は、やがて「債務が怠ってしまう事」につながり、「債務不履行」となる可能性が出てきます。

その結果、自力での経営継続は難しくなり、他の会社の助けを受けるか、倒産となります。

企業で例えてしまうと、難しい言葉が並んでしまいますが、個人レベルで例えると簡単です。

「借金で首が回らなくなる状態」です。

この場合、「人にお金を借りる」か「法的な手続き」を選ぶ事となります。

「債権」があり、「債務」があり、「債務超過」があります。

今回は、これらについて、ご紹介をいたします。

なお、個人レベルの借金のお話しとなります。

法的に用いられる「債権と債務の意味」とは、若干、異なる部分が御座いますので、予めご了承ください。

債権とは

「債権」とは、「金銭、ならびに、それに変わる物を得る権利」となります。

これは、「お給料などの収入」「銀行預金などの預貯金」「株式などの有価証券」「土地や建物」などとなります。

そして、「人に貸している、お金や物」も「債権」となります。

「債権」とは、「自分の物」、もしくは「自分の物にする権利がある物」となります。

債務とは

「債務」とは、「金銭、ならびに、それに代わる物を提供する義務」となります。

これは、「買った物や利用した物の代金」「借金やローン」などとなります。

ちなみに、「お給料をもらう代わりに働く」という事も、「債務」となります。

「債務」とは、「自分の物ではない物」、もしくは「何かを得る代償として支払う物」となります。

債務超過とは

「債務超過」とは、「債権」よりも「債務」が大きくなる事です。

通常、「お給料の範囲内」で生活をします。

これは、「債権と債務のバランス」を保ちながら、生活をしている状態です。

しかし、「お給料が下がる」「高価な物を買ってしまう」など、「債権」よりも「債務」が多くなった時、「債務超過の状態」となります。

「債務超過の状態」となっている時、なんとか生活を工夫して、「債権と債務のバランス」を戻す努力をします。

しかし、「努力をしない」「努力が実らない」などの理由により、「債務超過の状態」が続いてしまうと、支払いができず、「債務」が滞ってしまう事となります。

「債務」が滞る事は、「生活に必要な物を手に入れられなくなる」事ですので、「生活」ができなくなります。

ただし、「債務超過」になっても、「自分の資産を売る」「返済時期や期間を特定しない借金(親などを頼る)」「国や自治体の援助を受ける」などの対策を行う事で、「債権と債務のバランス」を元に戻せる場合があります。

したがって、「債務超過となったら、おしまい」ではなく、その状態が続かない様に努力をしたり、対策をとる事が重要となります。

これは、企業も同様です。

企業が「債務超過」となっても、「銀行の融資」や「新規株式発行などによる資本の増強」などの対応策があります。

「債務超過」にならないようにするのは大事な事ですが、「債務超過」となった時に、できる事を知り、可能な限り対処・対応を行う事が、もっとも重要となります。

これはやってはダメ

「債務超過」となった時、「債権と債務のバランス」を元に戻そうとしますが、やっていはいけない事があります。

それは、「借金」です。

「借金」により、一見、手持ちのお金は増えているのですが、「債務」も一緒に増える事となります。

なお、「返済時期や期間を特定しない借金」は、返済をするまでの猶予があるのですが、通常の「借金」とは、「銀行」や「消費者金融」からの借り入れとなり、返済時期や期間が定められています。

「一時凌ぎ」のつもりでも、「債権と債務のバランス」が崩れているので、また、他の場所で「借金」をする事となります。

そうすると、「借金を返す為に借金をする」事となり、これを繰り返していくうちに、とり返しのつかない事態となってしまいます。

「債務超過」となってしまった時、まずは「債務の整理」からはじめてください。

これは、「自分が得てきた物が得られなくなる」「自分が持っている物を手放す」など、心に負担をかける事です。

しかし、「借金を返す為に借金をしている方が、より大きな負担をかける事」となります。

なお、「お給料の減額」や「お仕事の解雇」など、予測が困難な事もあります。

「貯蓄」は、そのような時の対策となるのですが、その余裕もなく、お困りの場合は、厚生労働省に「生活困窮者自立支援制度」という物があります。

自治体に相談の窓口がありますので、お困りの方は遠慮をしないで、ご活用ください。

また、どうしても借金の返済が難しいという場合は法律家との相談となります。

インターネットでの探すのも良いのですが、国が設立した法的トラブル解決の総合案内所の「法テラス」という場所があります。

できれば、こちらのご利用をおすすめいたします。

simacatより一言

スポンサーリンク

支払いが滞る事を「債務不履行」と言います。

これは「デフォルト」という言葉が使用されます。

日本でも、とある自治体で「デフォルト」となった地域がありました。

個人レベルで「債務不履行」となると、「差し押さえ」などとなります。

電気やガスや水道なら、供給が停止され、利用ができなくなります。

車のローンなら、車はローン会社に引き取られる事となります。

そして、「信用情報機関のブラックリスト」に載る事となります。

しかし、電気やガスや水道なら、お金を払えば復帰するので、最低限の生活をおくる事は可能です。

大きな買い物はできなくなってしまい、その事が苦痛に感じるかも知れません。

しかし、「債権と債務のバランス」を元にもどすのには、時間が必要です。

慌てずに、「元の生活」に戻れるように、目の前のできる事だけを見て、考えて生活をしていきましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました