お仕事では発見や驚きが必要!?自分自身に課題を課して飽きる事を防ぐ!!
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はじめに
お仕事は続ける物です。
同じ事を繰り返し、経験を重ね、より良く、より早くなっていきます。
これが成長です。
成長には、「同じお仕事を繰り返す事」が必要となります。
しかし、これには問題があります。
それは「慣れ」が生まれる事です。
同じ事を繰り返していると慣れてしまいます。
慣れると、「発見」もなく、「驚き」もなく、ただお仕事をしているだけの状態となります。
そして、お仕事に対して「飽き」が生まれ、続ける事が面倒となります。
「慣れ」を防ぐには、「発見」や「驚き」が必要です。
「発見」や「驚き」を感じる為には、「知らなかった事を知る」「経験がない事をする」など、「自分自身にプラスになる行動」が必要となります。
「自分自身にプラスになる行動」には様々な事があると思いますが、その一つが、「自分自身に課題を課す」事となります。
お仕事を始める時に課題を課し、お仕事が終わった時、課題について評価を行い、振り返りを行う。
この繰り返しにより、「飽き」を防ぐ事ができます。
課題とは
そもそも、「課題」とは、どういう意味でしょう。
「課題」とは、「解決しなければいけない問題」という意味となります。
では、「問題」とはなんでしょう?
「問題」とは、「めんどうな事」「やっかいな事」であり、「解決するべき事柄」となります。
お仕事での「問題」とは、「現状と目的の間にある差(ギャップ)」となります。
その「現状と目的の間にある差(ギャップ)」を埋める為の事柄が「課題」となります。
まとめると、「目的」があり、「問題」が生まれ、「課題」が発生します。
従って、「自分で課題を課す」為には、「目的」が必要となります。
なにを目的とし課題とするか?
それでは、「なにを目的とし課題とするか?」を考えます。
「思い当たる事柄」があれば、そちらを「目的」としてください。
「思い当たる事柄」がなければ、「自分が目標とする人」がいるかを考えてください。
もし、思い当たる人がいれば、「その人のどの部分を目標としているのか?」を考え、その部分を「目的」としてください。
「目的」ができたら、「現状と目的の間にある差(ギャップ)」を考え、課題としてください。
思い当たる事柄がなく、「目標とする人」もいない場合、「自分がやりたい事」を考えましょう。
「自分がやりたい事」が「目的」となり、「現状と目的の間にある差(ギャップ)」が、「課題」となります。
「課題」については、「やり方」や「表現」など、「自分流」となっても構いませんし、「誰かの考え」を取り入れても構いません。
どのような事柄も思いつかない人は、「作業の時間短縮」や「作業の品質向上」を「目的」としてください。
「作業の時間短縮」は、前回の作業時間と今回の作業時間を比較し、「早く行う」事が「目的」となります。
「作業の品質向上」は、「間違える数を減らす」事が「目的」となります。
「作業の時間短縮」と「作業の品質向上」を合わせても良く、この場合は「早く行い、間違える数を減らす」という事が「目的」となります。
この「目的」から、「現状と目的の間にある差(ギャップ)」を考え、「課題」とします。
課題の評価
自分自身に課題を課して、さまざまな事柄に挑戦をした作業が終了した時、「課題の評価」を行います。
「評価」とは、「価格を決める事」、「善悪の判断」、「意義や価値を認める」などの意味がありますが、慣れるまでは、そこまで難しく考える必要はありません。
「課題とした事ができたのか?」、「目的に近づけたのか?」、まずはこの点を確認してください。
「良くも悪くも、変化した点」を見つける事が重要です。
「良く変化した点」は、「目的に向かっている」事を意味します。
「悪く変化した点」は、「目的から離れている」事を意味します。
「目的に向かっている」のであれば、次のお仕事に向けて、さらに「目的」に近づけるように、工夫を取り入れた「課題」を検討してください。
残念ながら、「目的から離れている」のであれば、「どこに問題があったのか?」を考えてください。
この時、「そもそも課題に問題はなかったのか?」を確認する事を忘れないでください。
「課題」に誤りがある場合、「課題」の見直しを行う必要があります。
そして、「問題」となった事柄については、解決する手段を考え、次のお仕事を行う時の「課題」に付け加えてください。
「自分自身に課した課題」について「評価」を行い、次のお仕事に繋げていく事で、「目的」へ確実に近ずく事ができます。
「課題」に対しての取り組みとは別に、「自分自身を振り返る」事も評価となります。
「自分自身に課した課題」によって、「自分がどの様に変化をしたのか?」、考えてみましょう。
「できなかった事ができるようになった」「知らなかった事を知る事ができた」など、なんでも構いませんので、「自分の変化」を見つけてください。
これが「発見」や「驚き」となります。
それは、お仕事の知識や技術かも知れませんし、考え方や行動かも知れません。
「もう少し、全体を見て考えた方が良い」「口調を柔らかくしたら、話しかけられる機会が多くなった」など、直接、終わったお仕事に関わる事でなくても構いません。
なにか「自分自身の変化」を知る事で、「発見」や「驚き」があり、それが「飽き」を防ぐ事となります。
simacatより一言
お仕事が「つまらない」と思ってしまう人は、少なくないと思います。
「つまらない」と思ってしまう人は、まず、「つまらない理由」を考えてください。
「自分の思い通りにならないから」「同じ事の繰り返しだから」「別のお仕事に興味があるから」、色々と「お仕事がつまらないと感じる理由」はあると思います。
誰でも普通は、「つまらない理由」の一つや二つはあります。
とはいえ、「辞めます」とは言えず、止む無くお仕事を続けている状態だと思います。
そのような時は、是非、「目的」を考え、「自分自身に課題を課して」ください。
難しい事柄でなくても構いません。
自分にできそうな事を「目的」として頂き、「評価」を行い、「自分自身の変化」を楽しんでください。
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