仕事では人の良い部分を真似る事が大切!!真似をしてデキル人になろう!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
昔、お仕事は「見て体で覚える」と言う事が常識でした。
マニュアルもなければ、ヒント集もありません。
当然、Googleもありませんでした。
上司や親方のお仕事を「目で見て体で覚える」事が普通でしたので、仕事を覚える事は時間が掛かり、身に付けた技術は一生物と言われていました。
しかし、現在では職人などの一部のお仕事を除いては、マニュアルや引継書などを準備する事で、なるべく仕事を覚える時間を減らし、できるだけ早く戦力となるような動きとなっています。
それだけ、仕事の内容が楽になったのか、それとも技術力の進歩で人の手のかかる部分が減ったのか、それは分かりませんが、「目で見て体で覚える」必要のあるお仕事は、特殊なお仕事となって行きました。
しかし、「目で見て体で覚える」事は、不要となってしまったのかと言うと、そうではありません。
本来のお仕事をさらに良い物にする為には、マニュアルや引継書に書かれていない事をお仕事に反映させる必要があります。
その為には、やはり「目で見て覚える」事は必要なのです。
教えを受けるのは、上司や親方からもそうですが、同僚でも部下でも通りすがりの人でも、誰からも学ぶ事はできるのです。
今の自分に満足をせずに、良いと思った部分は自分に吸収し、デキル人になりましょう。
人の良い部分とは
良い部分とは何でしょう?
それは、人によって様々ですので「コレ」と言い表すのは難しい事です。
良い部分とは、「憧れの部分」であったり、「将来、役立つ部分」であったり、「理想とする部分」であったりします。
その部分を欲しいと感じ、その部分が自分にあれば、自分はもっと良い方向に変化ができると思う部分です。
人の良い部分を真似る
人間性
人間性に恵まれている人がいます。
優しくて、困っている人を見かけると、躊躇う事なく助けてあげる様な人です。
そんな方は人望もあり、「そんな風に自分もなれたら」と思う方は多いのではないでしょうか?
人間性は、その人が経験してきた事により、作られた物です。
他人に同じ経験をする事はできません。
しかし、同じ様な行動をとる事はできます。
同じ様な行動をとる事により、偽物でも良いので、良い人間性の真似をしましょう。
技術力
お仕事をしていると、技術力の「アリ」と「ナシ」とでは、作業時間や作成物に差が出できます。
分かり易いドキュメントや理解し易い説明文などです。
お仕事に生かせる技術力は、お給料に直接結びつく為、吸収できると、自分に得が生まれます。
技術力を磨くには、技術力の高い人が作った物をみる事です。
そして、「どこが自分の物と違うのか」を見つけます。
見つけた違いを「学び」として受け入れ、自分の作成物に反映をさせて行きます。
これは、コミュニケーションも同様です。
コミュニケーション力が高い人が、どの様にお話しをしているのかを聞き、自分との違いを見つけて、自分に反映させるのです。
単純に丸写しでは、自分に吸収できない事を忘れないでください。
立居振舞い
立居振舞いが綺麗な方は、印象が良く、誰の心も開く事ができます。
人は、お話しをする前に必ず目で見ます。
これが、印象となります。
この印象が悪いと、お話しの垣根が、上がってしまう事があります。
「横柄な態度」や「人を見下している態度」では、それだけで印象は悪くなり、「お話しをしたい」と思っては貰えません。
見た目の印象により、「お話しのし易さ」と言う雰囲気を作り出す事ができるのですう。
挨拶程度の会話しかしていな筈ですが、「印象」に残ったり、「また会いたい」と感じたりする場合、立居振る舞いの綺麗な方な筈です。
それでは、この立居振舞いを自分に吸収をする方法ですが、身近にお手本となる方がいれば真似るのも良いでしょう。
お手本となる方がいない場合は、テレビのニュースキャスターを見ましょう。
ニュースキャスターは、人に受けられる様に教育を受けています。
従って、お手本にするには、持って来いの存在なのです。
ニュースキャスターの表情や姿勢を真似し、かつお手本とする方の動きも真似して自分に吸収しましょう。
simacatから一言
「真似るのは人の良い部分だけで良いのか?」と言う議論があります。
自分を守る為には、悪い部分も備えておく必要はあります。
しかし、自分に害となる様な悪い部分を敢えて吸収する必要はありません。
何が「備え」で何が「害」なのか?
その判断がつかないのであれば、吸収するべきではありません。
悪い部分は、良い部分を消してしまう可能性があります。
そして、消えてしまった良い部分は、中々元に戻りません。
できる限り、周りに良い人が集まってくる様な事を吸収して頂きたいと思います。
良い人が集まって来る人は、「デキル人」と思われます。
もちろん、知識や技術は必要です。
もし、同じ力量の人が2人いたとして、「話しをし易い人」と「話しがし難い人」、どちらの人と仕事をしたいですか?と聞かれた時、ほとんどの人は「話しをし易い人」を選ぶでしょう。
そして、選ばれた方は、それだけ多くのお仕事を体験する事ができます。
その結果、知識も技術も、向上していきます。
良い人となる事で選ばれ、
選ばれる事でお仕事の機会に恵まれ、
お仕事の機会に恵まれると、知識や技術が向上する。
この、良い連鎖を維持させる為には、「良い人」であり続ける必要があり、それが「デキル人」の条件なのです。
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