お仕事でトラブル発生?!休暇中の人への連絡?!勤務時間外の人への連絡?!悩むよね?!
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はじめに
お仕事で「トラブルが発生」した時、「トラブルの解消」へ向けて行動します。
この時、自分で何とかできれば、問題はありません。
自分だけでは無理でも、その場にいる人で何とかできれば、それも問題はありません。
問題となるのは、「その場にいない人でないと解消できない場合」となります。
しかし、「有給休暇の取得中」「勤務時間外」などがあり、「トラブルを解消できる人がその場にいない事」は、決して「特別なケース」とは言えません。
しかし、この時に「連絡をしても良いのか、悩んでしまう事」があります。
「特別なケース」ではないのに、「悩んでしまう事」があるなら、それは、「トラブル以前に解消をしておくべき事」となります。
その為に、「トラブルの発生」に備え、できるだけ「連絡をしなくてもよい体制を整えておくべき」となります。
ちなみに、「連絡」をするケースは「トラブルの発生」の時に限りません。
やはり、これも「自分には分からない事」があり、その場にいる人でも疑問が解消されない場合、「連絡」は必要となります。
特に「新入社員の人」「配属後、間もない人」については、お仕事よりも先に、こうした状況への備えが必要となります。
トラブル発生に備える
「トラブル」は、いつ起こるのか分かりません。
したがって、「いつでも起こる事」と考えるべきです。
「いつでも起こる事」なので、「いつでもトラブルの解消ができる状態であるべき」です。
しかし、「トラブルの解消方法を知っている人」「判断ができる人」が限られている場合、どうしても、「連絡」が必要となります。
これは、「できる人にしかできない」という事です。
「できる人にしかできない」事が前提となると、「有給休暇の取得中」や「勤務時間外」の状態であっても、「トラブルの解消」をお願いする事となります。
「できる人にしかできない」理由は、「知識と技術」や「管理権限」など、「さまざまな問題」があります。
したがって、この「さまざまな問題」を解消する事で、「できる人以外でも、トラブルの解消をできる状態」となります。
具体的には、「知識と技術の共有化」「判断ができる人を増やす事」となります。
「知識と技術の共有化」については、「トラブルの解消ができる程度」と考えがちですが、そうではありません。
「知識と技術のレベル」を合わせる事です。
この「知識と技術のレベル」をあわせる事で、誰でも「トラブルの解消へ向けた行動」がおこなえるようになります。
そして、この為に「作業手順書」や「トラブル対応手順書」なども、あわせて作成をします。
次が、「判断をできる人を増やす事」となります。
「判断をできる人」とは、おもに「管理権限」を持つ「管理者」となります。
しかし、「特定の管理者」に「判断を集中」させてしまうと、「できる人にしかできない」状態となります。
したがって、「トラブルの解消」に限り、「判断をできる人」を増やす事とします。
「知識と技術」にしても、「判断」にしても、「できる人にしかできない」状態から抜け出せないままだと、どうしても「有給休暇の取得中」であっても、「勤務時間外中」であっても、「連絡」が必要となります。
知っておきたいと考える人もいる
「有給休暇の取得中」や「勤務時間外」でも、「トラブルの発生を知っておきたいと考える人」もいます。
世界に目を向けると、「有給休暇の取得中」や「勤務時間外」の時に、「連絡をしてはいけない」というルールがある国があります。
「自分の時間は自分の物」という考え方です。
これは、「正しい考え方」です。
特に、「時間」は失うと戻ってくる事はありません。
したがって、「会社が拘束してはいけない時間」の「トラブルの連絡」は、「貴重な時間を奪ってしまう事」となる可能性があります。
とはいえ、「トラブルなら、知っておきたかった」という人もいます。
これは、人それぞれの「考え方」による所となります。
確かに、「有給休暇の取得中」や「勤務時間外」に「トラブル」の事を聞いてしまうと、その事を考えて「自分の時間」を消費してしまうかも知れません。
しかし、その「自分の時間」を消費して、「対応や対策を考えておきたい」と考える人もいます。
「どちらが正しいのか?」については、決める事ができません。
したがって、もし、「トラブルの連絡先」を作る場合は、個人の気持ちも反映させた物を作る事をお勧めします。
「ルールや規則」は、とても重要な事です。
しかし、それが「働く本人に苦痛を与える事」とならない状態が、理想の姿です。
「連絡を受ける人の考え」を考慮して、「一切の連絡は不要」「周知の連絡は必要」「解消を求める連絡でも可能」などを決めても良いのではないかと思います。
simacatより一言
「有給休暇中」や「勤務時間外」の「連絡」については、本当に悩むところです。
しかし、これを「一斉にダメ」とするのも、かなりの不安を感じます。
最悪、「お仕事が止まる事」を会社も覚悟する必要があります。
必ず出てくるのが、その後の「責任問題」となります。
そもそも、「トラブル」に備えていなかった会社が悪いのですが、「お仕事が止まるという事は、会社に何らかの不利益が発生する事」となります。
「本当に、その皺寄せは従業員にこないのでしょうか?」
今の社会の状態のままで、「有給休暇の取得中」や「勤務時間外」の「連絡」は「一斉にダメ」とするのは、かなりの不安を感じます。
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