求められる基本的なPCスキルとは?!基本的な事柄ならば自分で動いて学んでみよう!!
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はじめに
現在の日本では、「電子データ」の利用が推進されています。
これは、「日本政府がIT化を進めている事」が理由として挙げられます。
電子データを利用する為には、「パソコン」「タブレット」「スマートフォン」などによる、「電子データの入力」が必要となります。
そして、これは「お仕事」でも、同様です。
「お仕事」でも「電子データの入力」が必須となっている為、「採用条件」にも、普通に「基本的なPCスキル」と記載されています。
しかし、「基本的なPCスキルとはなんだろう?」と、疑問に思う事があります。
これが分からない為、お金を出して、「パソコン教室」に通う人もいます。
誤解がないように、お断りをさせて頂きますが、「パソコン教室」を否定するつもりはありません。
ただ、そこにお金をかける前に、「自分で動いてみる事」をして頂ければと考えています。
この、「自分で動いてみる事」をしないままで、「パソコン教室」に通っても、「教えられた事しか、覚えられない」為です。
「自分で動いてみる事」で知識を得ると、同時に「応用する力」も身につきます。
「基本的なPCスキルを身につける事」をゴールに設定して、「自分で動いてみる事」に挑戦して頂ければと思います。
基本的なPCスキルとは
「基本的なPCスキル」と言われても、何が基本なのか、分からないと思います。
「基本的なPCスキル」として考えられるものを挙げます。
- PCの起動、終了、再起動
- キーボードでの入力
- マウス操作
- ファイルやフォルダの概念
- ファイルやフォルダの操作や圧縮
- メールの送受信
- オフィスソフトの基本操作
もちろん、この他にも、「セキュリティ対策やウィルス対策」、「通信技術関連」などもありますが、これらは「インフラ系」といわれ、「電子データの利用を支える基盤」となります。
「インフラ系」は、特別な記載がない限りは、「基本的なPCスキル」からは外されているのが一般的です。
そして、「基本的なPCスキル」は、あくまでも「その会社で、基本と考えられている事柄」「仕事をおこなう上で影響のない範囲」となりますので、会社によって、「求められる事柄」や「難易度」が変わり、実は「曖昧」となっています。
例えば、「キーボードでの入力」は、入力スピードに重点を置き、「ブラインドタッチ(キーボードを見ないでタイピングする事)」が求められる場合があります。
また、「オフィスソフトの基本操作」についても同様で、とりあえず、「書類の形となっていれば良いのか?」、それとも「デザインを効かせた、印象的な物でないといけないのか?」などとなります。
したがって、「基本的なPCスキル」は、「自分ができる事を知り、それを伝えられる事」が重要となります。
「具体的に、何ができるのか?」を伝えられると、「基本的なPCスキル」として、「求められている事柄」や「難易度への対応」を理解して頂ける度合いが高まる事となります。
基本的なPCスキルを身につける
「基本的なPCスキルを身につける」為の方法となります。
はじめに、「パソコン」が手元にないと、スキルを身につける事は、かなり厳しい状態となります。
最近では、学生時代に「タブレット」の支給や、購入指示がおこなわれているようですが、やはり「タブレット」と「パソコン」では、若干の違いがあります。
したがって、極力「パソコン」を用意してください。
もし、「タブレットしか持っていない」という場合は、別にキーボードの購入をおすすめします。
このキーボードについては、「Fキー」や「Jキー」が分かるような、「ポッチ(出っ張り)が付いた物」としてください。
「ポッチ」がある事により、「ブラインドタッチ」が、おこないやすくなります。
そして、「タブレット」も「パソコン」も用意できない場合もあると思います。
この場合は、「図書館」を利用してください。
「図書館」には、時間の制約はあるかも知れませんが、地域により、「無料で利用できるパソコン」が設置されている所があります。
もし、近所の「図書館」に無料で利用できる「パソコン」があれば、それで「基本的なPCスキル」を身につけてください。
ここからは、「パソコン」がある事を前提とします。
まずは、「起動」と「再起動」となります。
これについては、特に問題はないと思います。
それでは、「強制終了」も、合わせて覚えてください。
この時、「強制終了のやり方」が分からない場合は、「インターネット」で調べてください。
「インターネット」で調べる為には、「WEBブラウザ」が必要となります。
これは、「エッジ」「Safari」「Chrome」など、さまざまな物があります。
お使いの「パソコン」にインストールされている物を利用して、「Google」などの検索サイトにて検索をおこない、調べてください。
とはいえ、このブログをお読み頂いている時点で、「WEBブラウザ」については、問題なく、利用可能だと思います。
これ以降、なにか分からない事がある時は、極力、「インターネット」で調べて、「インターネットで調べる癖」をつけてください。
この「インターネットで調べる癖」は、今後の「分からない事を調べる手段」となりますし、「タイピングの練習」にもなります。
これ以降、「マウス操作」「ファイルやフォルダの概念」「ファイルやフォルダの操作や圧縮」「メールの送受信」「オフィスソフトの基本操作」についても、分からない事は「インターネットで調べる」事となります。
なお、「インターネットで調べれば良い」と言われても、目的がないと調べるネタが分かりません。
ここで、例を挙げますので、これを目的に調べて頂ければと思います。
マウス操作
快適に利用する為の環境の設定をする。
メールの送受信
Googleやマイクロソフトの無料アカウントを作成し、パソコンのメールソフトに設定し写真などの添付も含めて送受信を行えるようにする。
オフィスソフトの基本操作(Word)
報告書、回覧文書、組織図などを作成する。
オフィスソフトの基本操作(Excel)
家計簿を作り、集計し、月単位で「何にいくら使ったのか?」を分析する。
オフィスソフトの基本操作(パワーポイント)
WordやExcelでおこなった事柄を同じようにパワーポイントでも作成する。
街や電車で見かける広告ポスターなどをマネして、同じような物を作る。
ファイルやフォルダの概念
オフィスソフトの基本操作で作成されたファイルの保存先や保存単位を検討する。
ファイルやフォルダの操作や圧縮
オフィスソフトの基本操作で作成されたファイルやフォルダを操作、圧縮、解凍する。
ここまでを調べる事なく、スムーズにおこなう事ができれば、「基本的なPCスキル」が身に付いている状態と言えます。
ただし、「具体的に、何ができるのか?」については、自分自身で整理をして、お話しができる状態にしておく必要があります。
調べた事を一覧にしておくと、それが「スキル表」となる為、整理が楽になります。
simacatより一言
パソコンを購入する時、「何が良いのか?」について、悩むと思います。
特に好みがなければ、「Windowsパソコン」をオススメします。
そして、最低でも「メモリ16ギガ以上」や「ストレージ容量512ギガ以上」であれば、当面は困る事はありません。(注意:この記事を投稿した時点となります。)
パソコンの性能が左右される「CPU」ですが、やはりインテル製が安心です。
家電量販店などで店員さんに聞いた時、「用途はなんですか?」と聞かれます。
「簡単な動画編集」と答える事により、それなりのスペックの物が提案されます。
これらの条件を満たすパソコンは値段が高くなるので、そこから徐々に値段を低くして、スペックを落として、納得できる値段のパソコンを選んでください。
なお、初めから安いパソコンだと、低スペック過ぎて、後悔する事となるので、ご注意ください。
外出時の利用を想定している場合は、ノートパソコンで、画面サイズ13インチ以下、1.3キロ以下ほどが、外に持ち出せるギリギリのサイズや重さとなりますが、これは感覚なので、個人差がかなりあります。
実際に触って、持って、確認するようにしてください。
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