人の言葉を借りるのは心を掴む時のテクニックです?!でも借りるからにはマナーを守る必要があります!!
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はじめに
お客様などとの「商談や交渉事」をおこなう場面で、「あと一押し」という事はよくあります。
この「あと一押し」となった時、「相手の心を掴む言葉」にて、「押す力」が強まり、「自分に都合の良い結果」となる事があります。
「相手の心を掴む言葉」を利用する事で、「自分に都合の良い結果」となる可能性を高くする事ができます。
また、「自分に都合の良い結果」とならない場合もありますが、「気持ち良く終る事」ができれば、相手に好印象を与える為、「今後に繋がる可能性」が高くなります。
良い結果としたい場面でも、良い結果とならなかった場面でも、「相手の心を掴む言葉」は、利用するべきとなります。
しかし、「相手の心を掴む言葉」を自分だけで考えるのには、限界があります。
したがって、「他人が考えた言葉を借りる事」となります。
「相手の心を掴む言葉」として、利用できる物を一つでも多く覚えてください。
それは、「人の言葉を借りる」というテクニックとなります。
人の言葉を借りる
「人の言葉を借りる行為」として知られているのが、「著名人の言葉」となります。
「著名人」とは、過去の偉人や現在の有名人など、世間で一般的に知られている人物の事を指します。
「著名人の言葉」は、多くの人に利用されていますが、あくまでも「他人が考えた言葉」となります。
そして、この「著名人の言葉を借りる」時に、「その人物の名前を伝える事」により、言葉に「重み」がつき、より「相手の心を掴む言葉」となります。
また、「著名人」でなく、「知り合いや仲間」の言葉でも、「良いと思う言葉」や「使えると思う言葉」はあります。
このように思うなら、おおいに利用するべきですが、念の為、「言葉を借りる事」を伝えておきましょう。
なお、「知り合いや仲間」は「著名人」ではないので、人物の名前を挙げても、話す相手は分からず、言葉に「重み」をつける事ができません。
逆に、「怪しまれる可能性」があります。
したがって、さも「自分が考えた言葉」かのように、「言葉を借りる」必要があります。
この時に注意をする点が、「相手に好感を持たれなかった時」となります。
あくまでも、「自分が考えた言葉」となっているので、そのフォローも「自分が引き受ける事」となります。
最低限のマナー
「言葉を借りる」時は、マナーを守るようにして下さい。
最低限のマナーを挙げさせて頂きます。
- 間違った解釈で利用しない
- 効果がない、悲しませてしまった、怒らせてしまった、全て自分の責任
- 改ざんはしない
それぞれを掘り下げます。
間違った解釈で利用しない
「言葉」は、「考えた結果」となり、その過程では、「喜びや悲しみ、悩みや苦しみ」が存在しています。
「正しい解釈」とは、このような「経緯」を知る事となります。
「経緯」を知り、同じ様な状況に自分が立った時に、「言葉を借りる」事が正しい形となります。
そして、「間違った解釈で利用する」という事は、言葉を生み出した人の「考え方とは異なる意味で伝える事」となります。
ほとんどの場合、単なる勉強不足で、悪意はないと思うのですが、「言葉を借りる」時は、「正しい解釈」を知る必要があります。
効果がない、悲しませてしまった、怒らせてしまった、全て自分の責任
「言葉を借りた」結果、「効果がない」「不快感を与えてしまった」、そのような場面となります。
この時、「言葉のせい」と思う人がいます。
「著名人の言葉」の場合は、それほど怒りを感じる事はないと思いますが、「知り合いや仲間の言葉」の場合、穏やかではいられず、最悪、怒りをぶつける人がいます。
勝手に「言葉を借り」、結果が良くなかったら、怒る。
これは「非常に良くない行為」となります。
そもそも、誰の言葉であっても、「言葉を発したのは自分」であり、これは「自分の行動」となります。
「自分の行動」の責任を取るのは、「自分」となります。
もし、自分の行動に責任が持てない人は、「人の言葉を借りる」べきではありません。
また、こうした無責任な人には「言葉を貸す」事を控えた方が良いでしょう。
「言葉を生み出した人」も、自分の知らない所で「誰かを悲しませる」「誰かを怒らせる」、そのような事は考えていないでしょうし、望んでもいません。
改ざんはしない
「間違った解釈で利用しない」と似ているのですが、「自分に都合の良い言葉に変える事」となります。
これは、「著名人の言葉」で多いのですが、人物名と言葉を利用して、自分が有利になるように、「言葉の一部を変更、もしくは、切り取りをおこない伝える事」となります。
例えば、「言葉を借りる事」で、「あの人が、こんな事を言っていた」「この人は、このように考えている」などです。
しかし、実際の著名人は、「そんな事は言っていない」「そんな考えはしていない」、そんな場合となります。
「著名人の言葉」を利用するのは、「会話のテクニック」の一つでもあるのですが、「間違った解釈で利用しない」というマナーに反した使い方となります。
3つほど、最低限のマナーとして挙げました。
「言葉を借りる時」に、意識をして頂ければと思います。
言葉を借りた後
言葉を借りた後、おこなって頂きたい事があります。
「著名人の言葉を借りた」時は、その人物について、「さらに知る事」です。
もし、書籍などがある時は、購入する事も、検討して頂ければと思います。
「知り合いや仲間の言葉」の場合は、感謝の意味をこめて、「この前、あの言葉を使わせてもらった」など、「言葉を借りた事」を伝えて下さい。
そして、「話した相手の反応」なども、合わせて伝えてください。
なお、もし、「相手の反応が悪かった場合」は、「自分の言い方が悪かった」など、「自分の責任」である事を強調するようにして下さい。
この行動により、「知り合いや仲間」は、「自分が体験していない情報」を得る事となります。
その情報から、さらに「良い言葉」が生まれる可能性があります。
simacatより一言
「言葉を借りる」事で、「教養がある人」と思われるのですが、これは「正しく使用している事」が前提となります。
言葉の意味や使用する場面など、「間違った使い方」をすると、逆に「教養を疑われる」事となります。
「言葉を借りる」時は、十分に調べるようにしてください。
また、「言葉は凶器」になる場合があります。
「言葉を借りる」のは良いのですが、それが「凶器」とならないように、十分に配慮をして頂きたいと思います。
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