気負うとは??「気負うことなく」とか、「気負うなよ」とか言われるけど知りたいのは対処法です!!
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はじめに
お仕事では、「どうしても成功させたい」「絶対に問題をおこしたくない」、そんな場面がいくつもあります。
また、特定の作業について、「自分が一番理解をしている」「誰よりも成果を出す事ができる」など、負けたくないと思う場面もあります。
これは、「人から認めてもらう為の行動」で、お仕事をする上では成長にもつながる為、良い考え方であり、行動でもあります。
しかし、そのようは場面では「気負う」という状態となり、失敗をしてしまう事があります。
「気負う状態」の全てが悪いわけではありませんが、「強過ぎる気持ち」は、「本来の自分の能力を発揮する妨げ」となる事があります。
そんな時、まわりの人が口にするのが「気負う必要はない」や「気負わずにやりましょう」などとなります。
「気負う」事で、自分が悪い方向へ向かい、お仕事がうまくいかなくなるのは問題です。
「気負う」事の意味を理解し、「気負う状態」をコントロールできるようになりましょう。
また、まわりに「気負っている人」がいて、その人が「本来の自分の能力」を発揮できない時、アドバイスをしてあげてください。
気負うとは
「気負う」とは、「うまくやろうとする、良いところを見せようとする」、そんな気持ちから生まれる「興奮状態」です。
「うまくやろうとする、良いところを見せようとする」為、「張り切り」、「意気込み」、そして「興奮状態」となります。
この「興奮状態」により、集中力が上がり、「目的の事柄に対して、考え続ける」、「目的の事柄に対して、行動し続ける」事ができるようになります。
しかし、その結果、周りの状況を見ないで行動し、空回りの状態となったり、必要のないことまで考え、行動ができなくなってしまいます。
そのようは状態は、まわりの人から「悪目立ち」する事となります。
本来の「気負う」は、「気」を「身に引き受ける」「身にこうむる」という意味なので、悪い意味ではありません。
しかし、「うまくやろうとする、良いところを見せようとする」と考え、行動した結果が、良い状態ではない事が多い為、「気負う事」は「悪い事のようなイメージ」となっています。
気負わずにとは
「気負わずに」とは、「気負う必要はない」と言う事で、「気負っている人」に対して、かける言葉となります。
「気負わずに」とは、一言でいうと「リラックスをして」という意味となります。
「リラックス」とは、「焦らず」「落ち着き」「力を抜く」事です。
「気負った状態」は、「興奮状態」となっており、これは「緊張」し続けている状態です。
「気負わずに」、この「緊張」をほぐし、心が安定した状態にもどす事で、「本来の自分の能力を取り戻して欲しい」という意味となります。
対処法
「気負う事」の「対処法」は、「気負い過ぎない事」となります。
その為に、まずは「リラックス」をする事が重要となります。
この「リラックス」は色々な方法があり、また、人ぞれぞれに適した方法があります。
誰にでもできる、基本的な方法は「深呼吸」となります。
「興奮状態」の時、呼吸は乱れ、心臓もドキドキと鼓動が早くなっています。
「深呼吸」をする事により、乱れてしまった呼吸を整え、心臓の鼓動を落ち着かせます。
その他にも「リラックス」の方法はたくさんあるので、ご自身にあった「リラックス方法」を探して頂ければと思います。
次に、「うまくやろうとする、良いところを見せようとする」と思わない事です。
自分には「自分の限界」があり、この限界を「伸ばそうとする考えは必要な事」です。
しかし、それが「過剰な気負い」となり、「自分の実力が発揮できない原因」となるなら、一旦、その考えをとめるべきです。
まずは「今の自分の実力を100%発揮できる状態」を「自分で知る」必要があります。
その状態が「基本の状態」となります。
どのように「気負っている状態」であっても、この「基本の状態」より下にならないようにして下さい。
もし、「リラックス」をしている状態でも、「基本の状態」を維持する事ができたら、もう「気負う」必要はありませんし、「気負う」事もなくなります。
とはいえ、お仕事をしていると、「緊張」や「焦り」で、「気負ってしまう事」はどうしてもあります。
その場合は、「最悪の事態だけは避ける事」を考えてください。
お仕事には様々なシチュエーションがありますが、必ず「目的」があります。
品質はどうであれ、その「目的」がはたせれば、とりあえず、お仕事は完了となります。
例えば、「プレゼンをしなくてはいけない」時は、「プレゼンを行う相手に対して、何も伝えられない」事が「最悪の事態」となります。
では、その「最悪の実態を避ける為にはどうするか?」を考えた時、「伝えたい事を資料に書いておき、ただ、それを読めれば良い」事となります。
それだけでも、プレゼンを行う相手に対して、「伝える」という目的は果たされた事となり、「最悪の事態」を免れた事となります。
「気負って」しまい、どうしても「自分の実力」が発揮できない時は、「最悪の事態の回避」を考えるようにしてください。
simacatより一言
お仕事をしていれば、誰でも「気負う」事はあります。
そして、それはほとんど「緊張」から生み出されるのではないでしょうか。
「緊張」をなくす事はできませんが、和らげる方法があります。
それは、あくまでも、お仕事に限定されるのですが、「気負う事の対処」と同じ方法です。
お仕事にて、頻繁に「緊張」される方は、是非、お試しください。
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