このお仕事は難しい?!できない時はちゃんと理由を説明する事が大事!!
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はじめに
仕事の作業内容を忘れてしまう事は、誰にでもある事です。
問題は、同じ事を繰り返さない事だと思いますが、どうしても思い出せない事もあります。
その様な時、やり方を確認しようするのですが、「前も教えましたよね」と言う言葉の怖さから、気持ちを落ち着かせる為に無駄な時間を使ってしまいがちです。
しかし、お仕事をする上では、報告をする必要があります。
その報告では、お仕事ができなかった理由を説明しなくてはいけません。
お仕事ができない理由を説明する際は、自分の状態を整理する必要があります。
冷静に整理を行い、説明をし、理解をして頂き、今後の動きに繋げなくてはいけません。
お仕事ができない理由を考える
体調によるもの
人は、常に体調が良い状態の方が珍しいのです。
もちろん、万全の状態を保つ様に努力する事は重要ですが、自分では、どうしようもない時もあるのです。
大小に関わらず、体調不良が起こると、お仕事に対する集中力がなくなり、効率が落ちたり、作業漏れが発生したりします。
体調が悪いにも関わらず、仕事をしなくてはいけない事は、大変な労力なのです。
まずは、それを理解する事です。
「体調がどの様に悪いのか?」「どの様な症状だと集中力がなくなってしまうのか?」を自分自身で整理しましょう。
その傾向が掴めると、薬の準備などにて、回避をする事ができるかも知れません。
そして、お仕事ができなかった時の報告は、薬などにて回復に努めたものの、やはり万全な状態までは回復せず、お仕事に支障が出てしまった事を正直に説明をしましょう。
作業の内容によるもの
いくら教えて頂いたお仕事でも、自分にとって理解が難しい事はあるものです。
どうしても覚えられないと、教える人もストレスを感じますし、自分自身もストレスを感じます。
そして、申し訳ない気持ちや、焦りを感じ、更に作業を覚える事が難しくなってしまいます。
間違いも同じです。
何度も間違い、何度も同じ指摘を受ける。
それでも、覚えられない事はあるのです。
「集中力がない」と言われればそれまでなのですが、作業内容自体が複雑なのかも知れません。
複雑な作業内容を覚えるには、作業の工程や順番など、細かく分解をして、一つずつ理解をし、流れを理解した上で、整理していきましょう。
やった事をそのままメモにとっても、関連性や繋がりが分からないと、覚える事は非常に難しいのです。
「コレをした結果、アノ作業が必要なる。アノ作業が終わったらコノ作業が行える」と関連を持たせて、理解をするのです。
そして、お仕事ができなかった理由として、「忘れてしまったから」の一言で終わらさず、再度、お仕事を教えて頂いた後に、お仕事の流れや関連性も確認をしましょう。
できない理由をしっかりと報告する
お仕事をする上で「報告」は義務となります。
お仕事ができなかった場合は、お仕事を依頼した人に、できない理由を説明し、問題点を明確にしなければいけません。
何故ならば、お仕事を頼んだ人にも、お仕事を終わらせる責任があるからです。
もし、お仕事を頼んだ方に問題があるならば、お仕事の頼み方を改善する必要があります。
お仕事をする方に問題がある場合は、やり方のアドバイスを頂く必要があります。
問題の切り分けを行い、問題点の解消を行うのです。
しかし、お仕事ができない明確な理由がない場合、問題の切り分けが行えない事から、問題点の解消を行う事ができません。
従って、お仕事ができなかった時は、「どうして出来なかったのか?」「何が問題だったのか?」を明確に報告する必要があるのです。
お仕事ができなかった理由は、内容によって叱責を受けるかも知れません。
しかし、いい加減な理由は、問題の先送りでしかないのです。
理解して頂けない時
仕事ができなかった理由を報告しても、理解をして頂けない時があります。
例えば体調が悪いなどの理由ですと、痛みは人それぞれですので、熱があると言っても「自分ならそれぐらいでも普通に仕事ができる」などと言われる場合があります。
また、「あの人はやり方を理解をしているのに、あなたはどうして理解ができないの?」などと言われる場合もあります。
人間的に未熟な人は、この様に思いがちなのです。
従って、この未熟な考えは、余り気にしない事が重要です。
未熟な方に、良い経験をさせていると思う様にしてください。
simacatから一言
お仕事は色々と覚える事があります。
そして、教えて頂いた事を片っ端から、こなす事は非常にハードルの高い行いです。
とは言っても、一つ一つをゆっくりと吟味して覚えていく時間もありません。
自分なりの効率的な覚え方をする取得するしかありません。
しかし、それでもできない物はできないのです。
その様な時は、「できない理由」を考える事を忘れないで下さい。
「仕事ができない」からには、理由が必ずあるのです。
その理由を理解する事が、自分に対する学びとなります。
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