仕事がない?!やることがない?!暇?!手が空いた時にやるべき事柄をご紹介?!
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はじめに
お仕事をしていると、ごく稀に「やる事がない」時があります。
今回は「お仕事でやることがない時にやるべき事柄」について触れたいと思います。
「お仕事でやることがない」という時は必ずあります。
そのような時、ダラダラと過ごしてしまう可能性が高くなります。
時間を有効利用する為の備えとして、参考にして頂きたいと思います。
暇な時間ができるタイミング
お仕事では「暇な時間ができるタイミング」があります。
一般的な「暇な時間ができるタイミング」をご紹介します。
タスクとタスクの間
例えば「会議や打ち合わせの待ち時間」など、「作業の合間」です。
繁忙期の前後
「繁忙期前の落ち着いている時期」や「繁忙期が終わったあとの時期」です。
指示待ちの状態
「上司や管理者、顧客やクライアントからの指示待ち時間」です。
また、「承認待ち」など「身動きが取れない時間」です。
システム障害やメンテナンス中
「システム障害」や「メンテナンス」などの「やむを得ない事情で業務が中断している時間」です。
以上、「暇な時間ができるタイミング」になります
この他にも色々な要因で「暇な時間」は発生しますが、「暇な時間ができるタイミング」については、ある程度、経験により予測する事ができます。
よって、「暇な時間ができそう」と感じた時は「やるべき事柄」を想定しておくと、すぐに行動する事ができます。
やるべき事柄
それでは、「手が空いた時にやるべき事柄」になります。
一般的な「やるべき事柄」をご紹介します。
未完了タスクの消化
後回しにしてしまっていたタスク(作業)をおこないます。
タスクリストの見なおしと整理
現在のタスクリスト(やるべき事柄)の作成や見直しをおこない、優先順位を再設定します。
過去のメールやメモの整理
必要な情報を整理し、不要な情報を削除します。
スキルアップ
自分の業務に関連する事柄の「知識や技術力を高める為の学習」や「最新情報の収集」をおこないます。
ドキュメントの作成や改善
「自分がおこなったお仕事の手順や流れをドキュメント化しておく」事により、振り返りや他の人への共有の際に役立ちます。
テンプレート作成
「よく使う文書やメールのテンプレート」を作成して、今後の業務に備えます。
同僚との交流
「同僚との意見交換」などをおこない、職場の人間関係や人脈を強化します。
整理整頓や掃除
「机や机のまわり、職場など、自分が業務をおこなう場所の整理整頓や掃除」をおこないます。
あわせて「パソコンのデスクトップの整理整頓」もおこなうようにしてください。
アイデアや問題・課題の検討
「お仕事に関連する新しいアイデア」を考えたり、「未解決の問題や課題に対する解決策」を検討したりします。
クリエイティブな作業
プレゼンテーション資料のデザインなど、クリエイティブな作業をおこないます。
ストレッチや休憩
「軽いストレッチや短時間の休憩を取る」など、次のタスクで集中力を高める為の備えをします。
フィードバックの整理
「上司や同僚からのフィードバック」を整理し、改善点を考えます。
また、自分の業務の振り返りや自己評価をおこない、今後の課題を検討します。
目標設定
「短期的および長期的な目標を設定」し、達成に向けたプランを検討します。
以上、「やるべき事柄」になります
やるべき事柄が思い当たらない時の参考にしてください。
「暇な時間」はできるだけ「自分の成長の為に利用する」事を考えるべきです。
理由は「暇な時間」は「業務以外の事を考えられる時間」である為です。
それでは、「やるべき事柄をやり尽くした場合」のアドバイスになります。
自分の会社を知る
会社に入社する前までは、「自分の会社」について、いろいろ調べていたと思います。
しかし、ほとんどの人は数年も経つと、「自分の会社についての興味」が薄れてしまいます。
大きな会社になると、「会社が今、一番力を入れている事」や「会社の決算状況」などを会社のホームページで知る事ができます。
知る事ができるにもかかわらず、友人などに、「自分の会社の状況を説明する事ができない人」がいます。
せめて、「会社が今、一番力を入れている事」と「会社の決算状況」については、把握しておくべきです。
もし、「会社が今、一番力を入れている事」が、自分のお仕事に関係している事であれば、「活躍できるチャンス」があるかも知れません。
もし、「会社の決算状況」が非常に良い状況ならば、「ボーナスや待遇改善に期待する」事ができます。
「自分の会社の状況を知る」事により、「自分の今後の活動の方針」を決める事ができます。
自分のポジションの確認
「自分は現在、どのようなポジションにいるのか?」などを考えるのも「自分の成長の為には必要な事柄」になります。
これは、「職場の上下関係」「お客様との距離」なども含めて、「全体的な視点での役割やポジション」になります。
「先輩と後輩の間に挟まれている」もしくは「自分の会社とお客様の間に挟まれている」などの場合は、「自分は橋渡しをする役割」と認識する事ができます。
客観的に「自分のポジション」を知る事で、「今後、自分はどのように行動するべきか?」を、意識する事ができます。
自分の業務経歴書を作成する
「業務経歴書(職務経歴書)」という物があります。
転職された人は十分に、その重要性をご存知の事と思います。
「業務経歴書」の前に「履歴書」について確認します。
「履歴書」は「学歴や職歴、取得している資格や志望動機」など、「自分の特性」について記載する書類です。
アルバイトの経験がある人は、馴染みがあると思います。
そして、「業務経歴書」は「今まで、どのようなお仕事を、どのような体制でおこない、どのような成果をあげられたか?」など、「自分のお仕事の実績を記載する書類」になります。
自分は「転職は考えていないから、関係がない」と思わずに、「自分のお仕事の実績」を振り返ってください。
「どのようなお仕事を経験してきたのか?」については、そこまで難しくはないと思います。
「どのような体制でおこなっていたのか?」については、少し考えてしまうかも知れませんが、「組織の概要や人数、そして自分の役割」について、思い出せば良いだけです。
そして、ほとんどの人は「どのような成果をあげてきたのか?」で、つまずいてしまいます。
営業職など、「売上目標が立てられる職種」であれば良いのですが、事務職の場合、「何をもって成果とするのか?」が分からない為です。
お仕事をおこなう上では「何をもって成果とするのか?」について、常に意識する必要があります。
意識する事により、日々のお仕事の中で「成果を求める動きができるようになる」為です。
そして、「成果を求める動き」ができていれば、「業務経歴書」の「どのような成果をあげたのか?」が記載できるようになります。
「成果を求める動き」についてはできるだけ「具体的な数字でしめす」ようにしてください。
例えば、「ある書類の作成について、半年前までは1時間かかっていましたが、現在は30分で作成できるようになった場合、30分の時間の削減により、作業効率化ができた」となります。
この「1時間」や「30分」という数字が「具体的な数字」になります。
一つの書類だけでは、たいした事のない数字ですが、たくさんの書類の効率化をおこなう事で、その数字は積み上げられていきます。
この積み上げの結果を「年間で○時間」などと表現する事により、「どのような成果をあげたのか?」の回答として、分かりやすい情報になります。
このように「今まで自分がおこなってきた実績」を「業務経歴書」としてまとめる事で、客観的に「自分の能力」を確認し、「実績を積み上げる事を意識した行動」ができるようになります。
また、「業務経歴書」に沿って、自分が身につけた「スキルや能力」を記録した「スキルインベントリ」も同時に作成しておくと、さらに「自分の能力を客観的に知る材料」になります。
以上、「やるべき事柄をやり尽くした場合」のアドバイスになります
ほかにもあると思われますが、こちらも、思い当たらない時の参考にして頂ければと思います。
simacatから一言
「お仕事がない」事を「開店休業状態」などと言います。
お店は開いているのですが、お客様が来ない状態です。
何もしなくて良いのは嬉しいのですが、やはりダラダラと過ごしてしまいがちです。
そして、ダラダラと過ごした後に、「あの時にやっておけば良かった」と後悔します。
そのような後悔をしないように「暇な時にやりたい事リスト(タスクリスト)」を作るようにしてください。
急に「暇」になってしまった時、できるだけ「後悔をしないような工夫」をして頂きたいと思います。
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