緊張と焦りで頭が真っ白になる?!緊張と焦りを学びに変えて経験として蓄積しよう!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
緊張から焦る気持ちで汗が額を流れる経験は誰でもしていると思います。
あまり嬉しい経験ではありません。
しかし同じような思いは二度としたくありません。
従って、一度「緊張から焦った事柄」については「どの様な事で緊張し、焦ったのか?」を考え、対応方法を検討しておく事で「焦る事の数」は減るのではないでしょうか?
何回も同じ事で「緊張し、焦りを感じている人」は振り返りを行い、対応方法を検討しましょう。
焦りとは
「焦り」とは「早く行わなくてはいけない」と思う事から感じる気持ちです。
「イライラ」「じりじり」などと言った言葉で表現されます。
人前でお話しをする時、緊張をしてしまい考えが纏まらずに「焦り」を感じる筈です。
そして、心拍数が上がる事により「汗」や「震え」など、体にも現れます。
一番、最悪なのが頭が動かなくなる点です。
「今まで何を話していたのか」「これから何を話さなければいけないのか」が頭から消えてしまいます。
これが「頭が真っ白になる」状態です。
緊張からくる焦りは体質が関係する場合もある
よく「あがり症」と言う言葉を聞きます。
「対人不安」により、「あがり症」が発症し、緊張から「焦り」が生まれると考えられています。
「人前で話す事」がどうしてもできない方はこの「対人不安」を疑って見ても良いでしょう。
もし、心当たりのある方は専門のカウンセリングを受ける事をお勧めします。
緊張をし、焦っても良い事は一つもない
緊張からくる「焦り」は人の考えを狂わせてしまい、行動も狂わせます。
自分が行なった行動について「そんなつもりではなかったのに」と考えさせられる事が多くある筈です。
何故、緊張をし、焦るのか?理由は色々とありますが、慣れない環境にさらされる事で意識が散漫となり、今おこなっている事に対して考えが纏まらず、何をしたら良いのかが分からなくなるのです。
そして「焦り」を感じると考え方が「その事だけ」に向いてしまい、そして限界に達すると「思考停止」となるのです。
「思考停止」となると、今までとは異なった行動をしたり、記憶が飛んでしまったり、自分でも考えられない動きをしてしまうのです。
緊張をし、焦る事を経験として蓄積する
「緊張と焦り」は回避する事ができるのか?と言うと、それは難しいでしょう。
何故ならば「経験をしていない事に対して、どの様に行動するのか?」を考えても答えが出ないからです。
思い付かない答えを求めて考えるのですが「時間による制限」がある為、慌ててしまい「焦り」を感じるのです。
「緊張と焦り」を感じた事に対して、その後に何もしないと同じ事でまた「緊張と焦り」を感じる事となるのです。
今回の「緊張と焦り」を二度と体験しない様にする為には、しっかりと振り返りを行い対応方法を検討する必要があります。
対応方法を検討する事により、今回の「緊張と焦り」と言う体験、そしてその対応方法がセットで経験として蓄積されるのです。
従って「緊張と焦る事」は無駄では無いと考える事ができる様になります。
緊張と焦りは経験の宝庫
「緊張と焦り」で経験を蓄積できるのであれば、「経験を蓄積する為の機会」と認識する事ができます。
ただ「緊張をして焦るだけ」の体験は自分にマイナスの気持ちとなりますが、「経験を蓄積する」と言う目的があるとプラスの気持ちとなります。
プラスの気持ちはモチベーションの向上に繋がる為、今までは緊張と焦りから「逃げたい」と思っていた事が、緊張と焦りに対して「前向きに向き合える」様になるのです。
余裕を持つ事で緊張と焦りを排除する
多くの「緊張と焦り」を体験し、対応方法を考え、経験として蓄積する事により、余裕が生まれます。
余裕は「緊張と焦り」に対する特効薬です。
余裕を持つ事により「冷静に考える事」「言葉を選ぶ事」ができるので「緊張と焦りの事柄」は少なくなって行きます。
しかし、それでも「緊張と焦り」がなくなる事はないでしょう。
それでも一つ一つを経験として蓄積をする事で「余裕の幅」を広げていく事ができるのです。
simacatから一言
「緊張と焦り」は体験を重ねれば解消される事もあります。
慣れる事により「緊張と焦り」がなくなり、余裕を持って考えたり行動をしたりする事ができる様になります。
しかし、「緊張と焦り」は嫌な事です。
嫌な事から逃げたいと考える気落ちが強くなってしまうと、「緊張と焦り」の体験を積み重ねる事は難しくなるでしょう。
その様にならない為にも「緊張と焦り」に対して前向きに向き合える様になる必要があります。
ここで気をつけて頂きたいのは「緊張」です。
「焦り」は「緊張」からくるものですが、度を超えた「緊張」は体に大きな負担をかけます。
「緊張」をする場所から離れても心拍数が戻らない様な場合は暫くは「緊張」をする場所に、近づかない方が良いでしょう。
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