お仕事で命令される方が楽と感じる人の3つの特徴?!命令をする時に意識をしたい事柄とは?!
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はじめに
お仕事は基本的に「命令」でおこなわれる物です。
したがって、誰もが「命令」により作業をおこなっています。
しかし、「指示待ち人間」などという言葉もあります。
この「指示待ち人間」とは、お仕事ではネガティブなイメージとなります。
お仕事は「命令」がないとおこなえないのに、「指示待ち」という言葉がネガティブとか言われてしまうと、なんとも不思議な感じがします。
とはいえ、今回は「指示待ち人間」についてではありません。
世の中には「命令される方が楽な人」がいます。
この「お仕事は命令される方が楽」は「自分で考えるのが苦手」ではありません。
「命令された方がパフォーマンスを大いに発揮できる」という意味です。
今回は「お仕事は命令される方が楽な人」について触れたいと思います。
「命令をする人の視点」となっておりますので、特にお仕事で指示をする立場の人は参考にして頂きたいと思います。
お仕事は命令される方が楽
「お仕事は命令される方が楽という人の代表的なタイプ」を3つ挙げます。
- 心配性な人
- 承認欲求が強い人
- 人の助けになりたいと考えている人
心配性な人
「心配性な人」とは、色々な事を気にかけてしまう「人の性質」となります。
お仕事には「様々な事柄」があります。
この「様々な事柄」について、「必要と不要の判断」をおこないます。
「必要と不要の判断の対象」は「お仕事に直接的に影響する事」となります。
しかし、「心配性の人」は、この「必要と不要の判断」に時間がかかってしまいます。
理由は「お仕事に間接的に影響する事」までを「必要と不要の判断」に利用する為、気に掛ける事が多くなります。
もちろん、これは「色々な不具合を想定できる為」、「悪い事」ではありません。
しかし、お仕事をする上では、「時間がかかる」という事は致命的となります。
だから「命令」によって、ある程度「気にかけてしまう事柄を減らす事」で「必要と不要の判断にかかる時間」を減らす事ができます。
「心配性の人」は「劣等感が強い人」である可能性があります。
劣等感が強いからこそ、「間違えたくない」と考えています。
「間違えたくない」から、自然と気に掛ける事が多くなります。
「命令」であれば、「劣等感」を無視させる事ができるので、本人の気持ちへの負担も軽減する事ができます。
承認欲求が強い人
「承認欲求」とは、「人に認められたい」「自分は価値のある存在」と思っている人でこちらも人の性質となります。
この「承認欲求が強い人」は自ら進んでお仕事を進める人が多くいます。
これは「自分には能力がある」「自分には価値がある」という事のアピールとなります。
もちろん、このような姿勢に問題はありません。
むしろ、そのままの状態を維持し続けるべきです。
しかし、「承認欲求」が「特定の人」に向けられる場合があります。
例えば、この「特定の人」が「自分を評価する人」となり、これが「命令をする人」となります。
そして、「命令をする人に認められたい」「命令をする人にとって自分は価値のある存在あるはず」という考え方となります。
これは「依存をしている」事でもあります。
この「命令をする人に対する承認欲求」から、常に「命令」を待ち続ける事となります。
「命令」され、お仕事をすればするほど、難易度が高ければ高いほど、満足感を得ます。
お仕事をする点のみを考えると一見、問題はありません。
しかし、「命令をする人に対する高過ぎる依存は危険な状態」でもあります。
「命令をする人」がいなくなった時、どのような状態になるのかが不明な為です。
「承認欲求」は良いのですが、「特定の人」ではなく、「自分自身の成長」を意識させ、「依存」からの脱却を進めるべきとなります。
人の助けになりたいと考えている人
「承認欲求」と似ているのですが、「人の助けになりたいと考えている人」とは「ただ人の為になる事に必死になる人」となります。
「ただ人の為になりたい」と考えているので、自分のお仕事があるにも関わらず、他人のお仕事が気になってしまいます。
もちろん、「命令をする人も助けの対象」となります。
「命令をする人の役にたてた」と感じる事で満足感を得ています。
よって、「命令」をされれば、されただけ、お仕事をおこないます。
ただし、前述の通り、「自分のお仕事」を後回しにしてでも「他人の事を優先させる」点に注意が必要となります。
「命令したお仕事」もひょっとしたら後回しにされている可能性があります。
このような人には、「優先順位」を守らせる必要があります。
「自分のお仕事」も「命令」されておこなっています。
これが、「優先順の1番」となります。
その他の事は「優先順の1番が終わらないとおこなってはいけない」という決まりを徹底させる必要があります。
以上、「お仕事は命令される方が楽という人の代表的タイプ」でした
「命令される方が楽という人」がこれらのタイプに当てはまるのであれば、問題にならない程度に「命令」をする事で、お仕事をすすめてくれる頼れる存在となります。
命令をする時に意識をする事柄
「命令をする時に意識をする事柄」となります。
いくら「命令をされた方が楽」という人でも、「命令のしかた」によって、違和感を感じる事があります。
そのような事がないように、「命令をする時に意識をする事柄」を挙げます。
- 経緯や目的を伝える
- 曖昧な指示はしない(できるだけ書面化する)
- お仕事の優先順位を明確にする
- 命令を出しすぎない(2つか3つ程度)
- 指示はお仕事のポイントのみを伝える
そして、「命令される人が理解できたのか?」を必ず確認をするようにしてください。
お仕事をおこなう人が「命令」を理解していないと、「命令に対する成果」が得られない事となります。
simacatより一言
「命令をする時に意識をする事柄」についてはくれぐれも気をつけて頂きたいと思います。
この「命令をする時に意識をする事柄」は、お仕事のパフォーマンスに大きく影響する為となります。
とはいえ、「調査」など、「結果が曖昧なお仕事」もあります。
この場合は「命令」も中途半端となる事があります。
調査などはチェックポイントを作り、そのチェックポイントごとに状況報告の場を作るようにしてください。
時々、「結果だけ欲しい」などと言い、「丸投げをする人」もいます。
この場合、「望む結果」が出ない事があります。
よって、このような「丸投げをする人」は、調査にかかった時間をドブに捨てる事を覚悟する必要があります。
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