ローカルルールってなんですか?!職場の独自ルール?!お仕事に影響が出るルールには疑問を感じるべきです?!
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はじめに
「ローカルルール」という言葉をご存知でしょうか。
お仕事をしていると、この「ローカルルール」は様々な場所で定められています。
そして、この「ローカルルール」を知らないと、「知らない事を責められる」場合もあります。
したがって、「ローカル」であっても、ちゃんとした「ルール」として、認識をする必要があります。
今回は、「ローカルルール」について触れたいと思います。
自分の会社や職場にある「ローカルルール」についても、振り返りをして頂きたいと思います。
そして、もし「ローカルルール」について疑問を感じた時は、その疑問を解消するように行動をして頂きたいと思います。
ローカルルールとは
「ローカルルール」とは、「特定の地域や団体や組織内だけに適用されるルール」となります。
お仕事での「ローカルルール」は、「会社」「部門・部署」「職場」「作業」など、さまざまな場所で規定されています。
ちなみに、お仕事での「正式なルール」は、会社が規定した「社則」「社内規定」「就業規則」などとなります。
もちろん、「社則」や「社内規定」や「就業規則」の上には、「憲法」「法律」があり、これらは「公的なルール」となり、これらについても「守るべきルール」となります。
ただし、「社則」「社内規定」「就業規則」「憲法」「法律」は、そうそう変わる事はありません。
しかし、「ローカルルール」には、「ルールの決め方に規定がない」為、安易に決められたり、変更されたりしてしまう時があります。
「お仕事に就いて間もない頃」「移動や転勤をして間もない頃」は、この「ローカルルール」を覚えるのに必死になる事も珍しくありません。
とはいえ、「ローカルルール」は、「お仕事を円滑に効率よくおこなう事」を目的としています。
決して、「お仕事をやりづらくさせる為」ではないので、その辺りは理解をする必要があります。
また、それほど「厳しいルール」はないはずなので、慣れてしまえば、苦痛になる事はありません。
とはいえ、ルールが多いという事はそれだけ「行動に対する制限が多い」という事です。
かなりの「息苦しさ」を感じます。
この「息苦しさ」が、モチベーションの低下を招く恐れもあります。
決められている事なので、「どうして守る必要があるのか?」と感じても仕方のない事なのかも知れませんが、中には「厳しすぎるルール」があります。
この「厳しすぎるルール」は、「ハラスメント案件」となる可能性が高くなります。
「ローカルルール」に疑問を感じた時は、ネット検索をして、「常識的にどうなのか?」をご確認頂きたいと思います。
「厚生労働省 総合労働相談コーナー」が御座いますので、こちらに相談をしてもよろしいかと思います。
【外部リンク】厚生労働省 総合労働相談コーナー https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
「厳しい」「厳しくない」と感じるのは、「人により様々」となります。
あまり、「自分寄りの考え方」にならず、「一般常識」に当てはめて考えるようにして下さい。
様々なローカルルール
「ローカルルール」には様々な物があります。
ネットで「ローカルルール」の検索をおこない、調べてみました。
例えとなりますが、「すこし厳しいと感じるローカルルール」をいくつか挙げます。
- 朝礼で社歌を歌い体操をする
- 服装のルールが厳しすぎる
- あだ名や下の名前で呼び合う
- 有給休暇取得の際は理由を伝えて許可を得る
- 社内清掃
- 社内会議の資料は全て手書き
- 目的のない定例会議
- サービス残業の強要
- 仕事に関する連絡は休日や夜間を問わず反応する
- 社内行事への強制参加
- 内線電話は若手男性社員が最初に取る、外線電話は女性が取る
- お昼休みや休憩時間も実質拘束
- お昼休みは電子レンジの使用不可
- 電車が止まっても出勤
- 定期的なランチ会
「すこし厳しいと感じるローカルルール」はたくさんあります。
ほとんどのルールで、「会社の常識を疑いたくなるようなハラスメント案件」が多いように感じました。
「ローカルルール」に「盲目的に従う」事は非常に危険です。
どのようなルールであっても、「しっかりと意味と目的を考えて理解をするべき」となります。
仮に、理解のできない「ローカルルール」について、「守る事を強要されている」時は、前述の「厚生労働省 総合労働相談コーナー」にご相談ください。
どうしても「自分には無理」と感じた時は、転職を視野に入れるのも悪くはありません。
simacatより一言
「ローカルルール」の全てを否定するつもりはありません。
確かに、「社外の人からは疑問視されるルール」であっても、社内の人からすると、必要な事柄もあると思います。
しかし、「目的が分からない」「ただ強いるだけ」というルールは、ただの「悪意」です。
そして、怖いのは、この「悪意」に対して「ストレスを感じてしまう」事です。
ただ、お仕事をしているだけで、「ストレスを感じてしまう」と、お仕事に集中をする事が難しくなります。
「悪意」を感じないようにする為には、「会社に何らかの対応をしていただく」か「自分がその場から離れる」しかありません。
できれば、「会社に何らかの対応をしていただく」事を考えて行動をするようにしてください。
とはいえ、自分が「最悪の状態」になる前に、「その場から離れる」事も検討をする必要があります。
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