副業をする時の注意点?!副業で利用できる本業の情報や知識や技術はなに?!注意をする点とは?!
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はじめに
「働き方改革」により、「副業」を考えるようになった人も多くいると思います。
当ブログでも、可能であれば「副業」をすすめています。
これは、「お金の為」でもありますが、やはり「技術や経験を得られる点」が大きい為です。
もちろん「本業の会社」が「副業」をおこなう事を認めている事が大前提となります。
したがって「本業の会社が副業を認めていない場合」は、就業規則違反となる可能性が高くなるので、十分に注意をする必要があります。
その他に注意をしたい点が、「副業で本業の情報や知識や技術の利用」となります。
実際に、「どこまでが許されるのか?」については「本業の会社」による所となります。
とはいえ、「常識的な事柄」はあります。
今回は「副業で利用できる本業の情報」と、「副業で利用できる本業の知識や技術」について触れたいと思います。
ただし、基本的に「自分自身がコレはダメだろう」と思う事の利用はお控えください。
副業で利用できる本業の情報
「副業で利用できる本業の情報」についてとなります。
基本的に、「本業の情報の全ては機密事項」となります。
よくある誤解が、資料などに「機密」「社外秘」「Secret」と書いてあれば「機密情報」、書いていなければ、「機密事項ではない」という認識です。
本業の業務内であれば、確かに「機密事項ではない」のかも知れません。
しかし、「副業」をする場合は、「本業の情報の全てが機密事項」となります。
したがって、「本業の情報の副業での利用は全て禁止」となります。
そして、余計なトラブルを避ける為にも、「自分の本業である事」も「機密事項」と考えるべきです。
とはいえ、例外があります。
それは「会社が公開している情報」となります。
例えば、「会社を紹介するパンフレットに記載されている事柄」や「ホームページに載せられている事柄」となります。
これらは、「会社が公開する事を認めている情報」となるので「機密事項」にはあたりません。
「機密事項」と「公開が可能な情報」で、少しややこしい例があります。
例えば「財務情報」などをホームページで公開している企業があります。
この場合、ホームページで公開されているので、この「財務情報」は「公開が可能な情報」となります。
しかし、この「財務情報が作られる過程の情報は機密事項」となります。
例えば、「仕分けの情報」や「帳簿の情報」などとなります。
「公開が可能な情報」を副業で利用する場合は、「公開されている状態でそのまま利用する事」が、大原則となります。
そして、もし「本業の機密事項」を「副業」で利用した場合、「本業の会社の情報が漏洩した事」となります。
「漏洩した事」による影響の大きさによっては、「本業の会社からの懲戒処分」を受けるとともに、「損害賠償の請求」の可能性もあります。
これは、「副業の機密事項」を「本業」で利用した場合も同様となります。
したがって、「情報の取り扱い」には十分過ぎるほど、気を使う必要があります。
副業で利用できる本業の知識や技術
「副業で利用できる本業の知識や技術」となります。
「情報」と違い、「知識や技術」は「個人の物」となります。
これは、「本業の中から自分自身で学び、自分の力だけでおこなえる事」となる為です。
したがって、「基本的な事柄」であれば、「副業でも利用可能」となります。
それでは、「基本的な事柄とはなにか?」となります。
これは、「お仕事の基礎」となる部分です。
例えば、「人との会話」ならば、「丁寧な言葉使いや姿勢」などとなります。
「プログラミング」であれば、「仕様をそのままコード化できる事」などとなります。
これらが「お仕事の基礎」となり、この「知識や技術がないとお仕事ができない事柄」となります。
あと、まだ誰にも利用されていない「自分の独自の発想」となります。
もちろん、これを「本業」もしくは「副業」で、すでに利用している場合は「利用不可」となります。
そして、「副業では利用できない知識や技術」となります。
大原則として、「本業が副業での利用を禁止している」場合は、利用不可となります。
また、「本業で製品化が予定されている、もしくはすでに製品化されている知識や技術は利用できない」と考えてください。
「プログラミング」であれば、「ソフトウェアとして販売やサービスが予定されている、もしくは販売やサービスが開始されている物に利用されている知識や技術」となります。
とはいえ、「知識や技術」の「考え方の線引きは非常に難しい部分」でもあります。
例えば、「日本舞踊」などは、その「知識や技術」は製品化やサービス化ができる物ではありません。
このように、「考え方の線引きが非常に難しい部分」では、最低限、「本業の名前の利用はしない事」を徹底してください。
前述の通り、「知識や技術」は「個人の物」となります。
しかし、ひとつ間違えると「本業に影響を与えてしまう可能性」があります。
もし、「本業に影響を与えてしまう可能性」を感じた時は、「副業では利用してはいけない知識や技術」と考えてください。
ちなみに、こちらも「情報漏洩」などにより、「競業避止義務」「秘密保持義務」などの違反となる可能性があるので、十分に注意をする必要があります。
simacatより一言
「副業で利用可能な知識や技術なのか?」を調べるのに一番簡単な方法があります。
それは「ネット検索」です。
ネット検索にて見つけられた情報ならば、「すでに公開されている知識や技術」となります。
「URLを情報源としてネットで見つけた知識や技術」とすれば、言い訳が可能となります。
ただし、時々ホームページが削除されてしまう場合もあります。
「検索結果の上位20位以内」「できるだけ登録日が古い情報」など、条件を加えると信頼性は上がります。
このあたりは注意をして、「副業」に活かして頂ければと思います。
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