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熱い議論?!苦手です?!伝える工夫?!前提の確認?!議論に勝敗はありません?!

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11939 社会人へのアドバイス
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熱い議論?!苦手です?!伝える工夫?!前提の確認?!議論に勝敗はありません?!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

お仕事では、より良い結果とする為に、人とお話しをして、「相手の考えを自分の考えに取り込む」「自分の考えを相手の考えに取り込む」、このような「考えの交換」をおこなっています。

これを、一般的に「議論」と呼びます。

そして時には、この「議論」に「熱が入った状態」となる事があります。

これが「熱い議論」と呼ばれている物となります。

ただし、1人の人が一方的に「熱の入った状態」では、「自分の考えの押し付け」となる為、「議論」ではなく、「主張」となります。

その「熱」に負けて、「主張」に「同調」する事があるかも知れませんが、この「主張」を自分が理解できてないと、「自分の考えに取り込む事」ができません。

したがって、常に「主張」を聞かされる事となります。

そして、これを避ける為には、「議論」をするしかありません。

「議論」をして、「自分の考えを伝え、相手の考えを理解する必要」があります。

とはいえ、「熱い議論」が苦手な人は、多く存在します。

普通に考えても、そのような場面は敬遠したいと考えます。

今回は「議論とは」についてと、「なぜ議論に熱が入るのか?」について触れたいと思います。

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議論とは

「議論」とは、ある議題について、「意見を述べ合う事」「論じ合う事」という意味となります。

これは、ある議題に対する「問題点の指摘」や「改善点の提案」などについて、参加者それぞれが「考えを述べ合う事」となります。

これにより、「参加者全員が問題点や改善点を共有する事」ができます

とはいえ、参加者全員が「同じ能力」というわけではありません。

「特定の分野の議論」では、「その分野に詳しい人」もいれば、「その分野に詳しくない人」もいます。

「熱い議論」は、この「能力差」で起こる事があります。

「その分野に詳しい人同士」で「熱い議論」がおこなわれているならば、その人同士で「考えの交換がおこなわれている」ので問題はありません。

しかし、「その分野に詳しい人」と「その分野に詳しくない人」とで、「熱い議論」がおこなわれている場合、これは「考えの交換がおこなわれていない可能性」があります。

したがって、「能力差」にて「熱い議論」となった時は、「考えの交換がおこなわれているのか?」を確認する必要があります。

もし、「考えの交換がおこなわれていない」のであれば、「その分野に詳しい人」が「その分野に詳しくない人」に対して、「理解できる形で発言する工夫」が必要となります。

この「理解できる形で発言する工夫」がないと、「参加者全員が問題点や改善点を共有する事」ができない為となります。

ちなみに、「議論」と言いつつも、一人だけの考えで、お話しが進められる場合があります。

例えば、「その分野に詳しい人」が「その分野に詳しくない人」に対して、お話しをする場合となります。

この時は、質問や提案があれば、その都度、「その分野に詳しい人」が検討し、回答をするという「議論の形」となります。

これも「参加者全員が問題点や改善点を共有する事」ができているので、「最低限の議論」となります。

「能力差」以外でも「熱い議論」となる可能性がある事柄として、「前提の認識の不一致」があります。

「前提」とは、「議論」の「前置き」や「条件」となります。

例えば、「買うつもりなのか、借りるつもりなのか」「今のお話しなのか、未来のお話しなのか」などとなります。

これらは、「議論」の前に、ハッキリさせておくべき事柄となります。

理由は、この「前提」により、「考えが変わる可能性がある為」です。

「前提の認識」が一致していないと、最悪、「議論」をする意味がなくなるので、当然、「熱い議論」についても、「気力」「体力」「時間」の、すべてが無駄となります。

したがって、「議論」をする前は、必ず「前提」を確認するようにしてください。

「熱い議論」に備えて、「お仕事での議論」について、簡単に触れておきたいと思います。

「議論」は、お仕事以外であれば、「参加者の考え方を伝え合う」事だけでも、十分に目的は達成されます。

しかし、「お仕事での議論」の場合は、ある議題について、「意見を述べ合う事」「論じ合う事」で「結論」を出す事が求められます。

例えば、「今期の施策」が議題ならば、その「施策の作成と決定」が「結論」となります。

「問題の解決」が議題ならば、その「解決の方法と対応」が「結論」となります。

しかし、難しいのが、「毎回の議論で、結論が出せない物がある」点となります。

「結論」には、「多くの細かい事が決まった上で成り立つ物」があります。

この場合、「多くの細かい事」について、それぞれに対して「議論」をおこなう必要があります。

したがって、「結論」に向けた「段階を作る」事となります。

これは「結論に向けた議論」を続ける事で、この「段階をクリアしていくイメージ」となります。

そして、さらに「結論への道」を難しくさせているのが、「議論」を進めていく中で、段階の追加や変更があり、「段階の見直し」が必要となった時です。

この時、時間がないからと言って、「段階の見直しを省いてしまう」事があります。

「段階の見直しを省いてしまう」と、「結論」に向かっているつもりでも、「同じ議論を繰り返す」「関係のない議論をしてしまう」など、「無駄が発生する危険性」があります。

したがって、「段階の見直し」が必要となった時は、必ず、見直しの時間を作り、それについて「議論」をする必要があります。

また、「段階」を作る時、「今日中」など「時間的な制約」をするケースがあります。

これは、「議論」をおこなうにあたり、一番良くないケースとなります。

理由は「言った人が責任を取るという空気」となる為、だれも「意見を述べ合う事」「論じ合う事」をしなくなる為です。

もし「時間的な制約」をするならば、「一番上の責任者」による、「最低限の議論」とすれば、「段階」を守る事が可能となります。

これは、「時間的な制約」を「段階」とした場合、「一番上の責任者が厳しい立場となる」という事となります。

もちろん、「議論」としては良い形ではありません。

「議論」は、参加者が焦らずに、考えを交換できる場所でもあります。

あまり時間をかけても仕方がないとは思いますが、できる限り参加者全員の意見で、「結論」に近づくような「議論の形」として頂ければと思います。

なぜ議論に熱がはいるのか?

議論が熱くなる理由は、「対立」が生まれるからとなります。

「対立」とは、「二つの物が張り合う」という意味となります。

「対立」が起きる原因は、相手の意見に「納得ができない」「理解ができない」などとなります。

確かに、納得をさせるのも、理解をさせるのも、「議論」の目的です。

しかし、「対立」は「勝敗」に近い考え方から生まれます。

そもそも「議論」に「勝敗」はありません。

「納得をさせられない」ならば、「理解をさせられない」ならば、お互いに「相手はその様な考え方」と思い、「対立」は終了させるべきです。

「対立」が発生した時点で、「議論ではなくなっている」と思う事が重要です。

とはいえ、お仕事の「議論」で「対立」が発生するのは、「責任問題」が発生する場合がある為です。

この「責任問題」について誤解があるのですが、責任は「言った人」や「決められた人」だけが負う物ではありません。

責任は「議論に参加したすべての人が負う物」となります。

したがって「対立」を防ぐ為にも、参加者全員が「議論の結果」を理解し、「議論の結果」を尊重する為に行動をする必要があります。

simacatより一言

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「責任問題」は「議論に参加したすべての人が負う物」としましたが、実際に責任を取るのは、「議論」に参加した、「一番上の責任者」となるケースが多くあります。

したがって一番、反論するのも「一番上の責任者」となります。

これは、「一番上の責任者」が納得できないと、「責任の取りようがない為」となります。

とはいえ、何でもかんでも反論する「一番上の責任者」も、珍しくありません。

「それでは、どうするのですか?」と聞いても、答えは返ってこないと思います。

この場合は、「最低限の議論」をする方針とした方が良いでしょう。

「一番上の責任者」の意見が出るまで、「議論」は止めた方が賢明となります。

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