自分のアピールポイントとは？！そんな物は自分にない？！その場所で何ができるのかを考えよう？！
聞き流し用動画（YouTube）
はじめに
「アピールポイント」という言葉をご存知でしょうか？
お仕事をしていると、何かあるたびに「自分のアピールポイント」について、考える事があると思います。
しかし、全然「アピールポイント」が見つからず、悩んでしまう人も少なくはないと思います。
「自分のアピールポイント」を考える時、「その場所で自分に何ができるのか？」を考えて頂きたいと思います。
今回は「アピールポイント」について触れたいと思います。
アピールポイントとは
「アピールポイント」とは、「自分を売り込むためのポイント」となります。
この「自分を売り込むためのポイント」を「自分が得意な事や自分に自信がある事」などと考える人がいます。
こちらは、間違いとなります。
もちろん、「自分の得意な事や自分に自信がある事」が基本となるのですが、あくまでも「自分を売り込むためのポイント」である必要があります。
したがって、自分の能力の中でも、「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事でないと意味がない」という事となります。
「アピールポイント」とは、「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」でかつ、「自分が得意な事や自分に自信がある事」となります。
注意をしたい点が、「アピールポイントが見つからない」場合です。
この「アピールポイントが見つからない」と言って、「アピールする部分は何もない」と回答をするのは、避けてください。
これは、「自分を売り込む点はない」と言っている状態となり、「自分はその場所に存在する価値はない」と言っているのと、同じ意味となります。
「この人はどうして、ここへ来たのだろう？」「この人は何故、ここにいるのだろう？」と思わせる為、非常に印象が悪くなる回答となります。
それでは、どうしても「アピールポイントが見つからない」場合は、どうすれば良いのかとなります。
アピールポイントが見つからない
「アピールポイントが見つからない」場合の整理となります。
相手の欲しがっている物が分かる
「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」が分かる場合、実はそれほど悩む必要はありません。
悩んでいるのは、「自分の能力に対する疑い」となります。
「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」について、「１００％を与える事ができる自信がない」と言い換える事ができます。
しかし、「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」が分かっている事が、すでに「アピールポイント」となります。
「能力が足りない」「能力がない」などで悩んでしまった場合は、現状の能力を素直に伝え、「今後、能力の向上に努めようとする前向きな姿勢」を「アピールポイント」とする事ができます。
相手の欲しがっている物が分からない
「アピールポイント」を見つけられず、悩んでしまうのは、ほぼ、このケースとなります。
「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」を考える時、「相手やその場所の状況」を考える必要があります
「状況」とは、「何らかの効果を与える条件や環境」です。
この「状況」を知る事で、「何が必要なのか？」「何に困っているのか？」を考える事ができます。
そして、「必要な事」「困っている事」を解消してくれる存在が、「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」となります。
自分の事が分からない
この場合は、まずは「自分にできる事」を書き出してください。
これは、「お仕事に関係のない事」も含めてください。
例えば「ゲーム」など、「趣味に関連する事柄」でも構いません。
なんでも良いので、まずは「自分にできる事を自分が把握する」必要があります。
そのあと、「自分にできるけど自信がない事」を考えてください。
この「自分にできるけど自信がない事」も、「自分にできる事」と考える必要があります。
「自信がない部分」は、「能力が不足している部分」となりますが、これは「今後、能力の向上ができる部分」となります。
「自分にできる事」の中に「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」があれば、それが「アピールポイント」となります。
もし「相手が欲しがる物やその場所で役に立つ事」がない場合、「近い事柄」がないか、確認をしてください。
もし、「近い事柄」があれば、それを「アピールポイント」とする事ができます。
相手が欲しがっている物が分からず、アピールポイントも見つからない
「なぜ、その場所にいるのか？」を考えてください。
「その場所にいる理由」には、「目的」がある筈です。
その「目的に向けた活動」を「アピールポイント」としてください。
前述のとおり、「アピールする部分は何もない」と回答をするのは、避けるべきです。
少なくても、「その場所にいる理由」が明確となるよう事を「アピールポイント」としてください。
simacatより一言
例えば「就職活動」で、「相手が欲しがっている物」が分かりづらい場合があります。
この場合、「アピールポイント」は、「仕事内容」や「必要スキル」などから、想定をする事ができます。
職場の自己紹介などでは、「自分ができる事」「自分がしたい事」でも、「アピールポイント」となります。
「アピールポイント」を考える時、「格好の良い言葉や言い回し」についても、悩む場面があります。
もちろん、「格好の良い言葉や言い回し」が簡単に思いつくなら、是非、使用するべきです。
しかし、それで悩んでしまい、余計な時間を費やしてしまうなら、「自分の正直な言葉」で伝える事も考えてみてください。
「自分の正直な言葉」の方が、相手に伝わる印象が強くなる場合があります。
コメント