お仕事で考えがまとまらない?!おこなうべき事の目的・効果・やり方を考えてまとめよう!!
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はじめに
お仕事は、「何かをする事」で、成果を出ます。
「何かをする」為には、その「何か」が分からないと、おこなう事ができません。
したがって、この「何か」は、「おこなうべき事」となります。
しかし、この「おこなうべき事」が、分からない時があります。
これは、「考えが、まとまっていない状態」となっています。
「おこなうべき事」の「考えをまとめる」には、「目的」「効果」「やり方」に分解をして、「整理」をする必要があります。
自分の考えを書き出す
「おこなうべき事」について、「自分の考え」を書き出してください。
この時、「目的」「効果」「やり方」を、意識してください。
この場合の「目的」は、「行うべき事に必要な事」となります。
なお、「目的」は、「行うべき事」が分かっていれば、必ず「1つ」は思い浮かびます。
もし、一つも考えられない場合は、「行うべき事の理解」ができていない状態です。
この場合は、「行うべき事」を再確認してください。
「行うべき事」が非常に単純だと、「目的」は一つとなる場合がありますが、ほとんどは、それほど単純ではありません。
したがって、「目的」の為に、「目的」が発生します。
まずは、この「発生した目的」を全て書き出す事となります。
そして、「目的」には、必ず「効果」が必要となります。
「目的」を書き出したら、「効果」も考え、一緒に書き出してください。
なお、「効果」のないものは、「おこなっても意味のない事」となるのですが、その場合でも、「目的」を消す必要はありません。
これは、後の「考えを整理する」時に、「必要な目的」「不要な目的」を選別する情報となる為です。
「行うべき事」について、どのような事でも良いので、「自分の考え」を書き出していきます。
なお、この書き出しをおこなう時、「難しい文章」とする必要はありません。
「自分が理解可能」な、「簡単な文章」としてください。
「箇条書き」にすると、無駄な労力を使わなくて済むので、オススメです。
なお、考えを書き出す時に、「やり方」が浮かばない時があります。
その場合は、「やり方を考える」のは、後回しにしてください。
まずは、「自分の考え」を書き出す事に、集中をしてください。
自分の考えの整理
「自分の考えの書き出し」が終わったら、次は「自分の考えの整理」となります。
「おこなうべき事」について、複数の「目的」とそれに対する「効果」や「やり方」が書き出されました。
はじめに、「おこなうべき事」に必要な、「目的の選別」をおこないます。
「目的」に対して、「効果がない」場合は、その「目的」は「不要」となります。
しかし、注意をしなくてはいけないのが、「他の目的に関係している場合」がある事です。
「他の目的との関連性」を確認しながら、「目的」の選別をおこないます。
また、「目的の選別」をしていると、新しい「目的」が増える事があります。
この場合は、「目的の追加」をして、「他の目的との関連性」を再確認してください。
このようにして、「目的の選別」をおこなっていきます。
「目的の選別」をおこなっているうちに、「関連性でまとめる事」ができるようになります。
例えば、「機械的な事」「人に依存する事」「他部署に関する事」「お客様側に関する事」などです。
はじめは、「大雑把な関連性」で、「目的をまとめる事」をおこなってください。
これを「カテゴリ」に分けると言います。
「カテゴリ」を分ける事により、「担当者」「やり方の分類」など、「実現へ向けた行動」の整理に役立つ情報となります。
他人の考えを取り入れる
「自分の考えの整理」で、ある程度、考えはまとまったと思います
それでは、「この後、どうするのか?」となります。
この為に、「自分の考えを書き出す」時、「やり方」を意識していました。
「やるべき事」をおこなう為に、「必要な目的」があり、その「目的」をおこなう為には「やり方」が必要となります。
「やり方」が分かっている場合は、「自分の考えを書き出す」時に、一緒に書き出していました。
しかし、「不明な場合は後回し」としていました。
この「やり方が不明」となっている場合は、「自分で調べる」か「人に相談する」など、「他人の考えを取り入れる事」となります。
「自分の考えの整理がおこなわれていない状態」では、「何を調べたら良いのか?」が分かりません。
また、「他人に相談する」としても、「説明する」事ができません。
そして、「他人の考え」を取り入れても、「余計に混乱をする」事となります。
したがって、「他人の考え」を取り入れる前に、「自分の考えを整理」する必要があります。
もし、それでも「やり方」が分からない場合は、「代わりのやり方」も考えてください。
それでも「やり方」が見つからない場合は、「目的」をおこなう事ができない為、「自分の考え」から外す事となります。
時間の制約
ここまで、「自分の考えをまとめる事」でしたが、「時間の制約」がある事を忘れないでください。
「時間の制約」は、「おこなうべき事の重要度」にて変化します。
「重要度」が高く、それが「自分にしかできない事」であれば、時間がかかっても仕方のない事となります。
しかし、「重要度が高くない事」、もしくは「誰にでもできる事」ならば、「時間」をかける事はできません。
「時間」はそのまま「費用」となります。
その「費用に見合う事柄」でなければ、それは「考えるだけ、時間の無駄」となります。
「時間」が足りない場合は、それに見合うように、「時間を減らす」必要があります。
「時間を減らす」為には、「自分の考えを書き出す」時に、「目的の数を減らす」事となります。
また、「やり方」が不明の場合では、「自分で調べる事」「人に聞く事」などに使用する時間を減らす事となります。
言い換えると、「そこまで深く考えない事」となります。
「時間の制約」がある時は、まずは軽く考えて、いくつか「目的を挙げる程度」にして、「さらに掘り下げて考える必要があるのか?」を確認しながら、「自分の考え」をまとめてください。
「時間の制約」が守れない時、「おこなうべき事」は「自分には難しい事」となります。
「悔しい思い」をするかも知れませんが、「時間の制約」は、それほど重要な物と認識をしてください。
なお、「時間の制約」により、自分が「考える事ができなかった」場合でも、「他人が考えた事」は、参考にするべきです。
そこから、「自分の考えに取り込む」、「自分なりの考えを持つ」事は、「自分の知識の向上」につながり、次回の「自分の考えの整理」に役立つ事となります。
simacatより一言
「自分の考えの整理」が終了したら、「実行へ向けた行動」となります。
「実行へ向けた行動」の第一歩は、「おこなうべき事」に対して、「自分の考えを伝える情報の作成」となります。
この「自分の考えを伝える情報」とは、「おこなうべき事」に対して、「何を理解しているのか?」「具体的に、何をおこなうのか?」となります。
「自分の考えが、まとまっていない状態」では、この情報を作る事ができません。
「人に理解をされる」為にも、「自分の行動にブレをなくす」為にも、しっかりと「自分の考えを整理」してください。
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