分からない事がある時どうしよう??人に聞くか?!自分で調べるか?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
お仕事をしていて、分からない事がある時、どうしますか?
ほとんどは、「人に聞く」か「自分で調べる」となります。
先輩や上司に、「分からないから教えてください」というと、「それくらい自分で調べろ」と言われる事があります。
その逆に、「時間の無駄だから、すぐに聞いて」と言われる事もあります。
どっちが良いのか、分からなくなりますね。
「分からない事がある時」、「人に聞く」か「自分で調べる」か、「答えは、どちらの行動も必要」となります。
状況に応じて、どちらの行動もできるようにしておきましょう。
人に聞く
「人に聞く事」の特徴を挙げたいと思います。
まずはメリットとデメリットのメリットとなります。
- 自分で考えなくてよい
- 答えをすぐに得る事ができる
- 聞かれた相手も説明する能力が身に付く
次はデメリットです。
- 記憶に残りにくい
- 相手が必要
- 聞かれた相手の時間を奪う
- 聞かれた相手の能力以上の事は分からない
- 評価が低くなる傾向がある
「人に聞く事」により、「自分の労力」を使わずに、短時間で、「知りたい知識を得る」事となります。
一方、「聞かれた相手」については、時間が奪われる事となるのですが、「教える能力」を身につける事ができます。
一見、メリットしかないように感じますが、「記憶に残りづらい」という点が問題となります。
「労力」を使わないで得た知識は、「記憶に残りづらい」ので、自分の知識とするまでに、「何回も同じ事を聞く」必要があります。
そして、「何回も同じ事を聞く」行為は、「聞かれた相手」の「気分を害する事」があります。
この「気分を害する事」ですが、普通は「教えても無駄」と感じて、「聞かれた相手」が教える事を断ります。
これは、「聞いた人」が傷づくかも知れませんが、あくまでも「聞いた自分の問題」です。
しかし、中には、「自分の教える能力を疑って、自信をなくしてしまう人」がいます。
純粋に分からない事を聞いたつもりでも、「人を傷つけてしまう可能性がある」という事を理解しておきましょう。
「分からない事」があり、それを聞く時は、しっかりと自分の労力を使って、「記憶に残す努力」を行う必要があります。
この「記憶に残す努力」が、「聞いた相手に対する誠意」と考えてください。
自分で調べる
「自分で調べる事」の特徴を挙げたいと思います。
まずはメリットとデメリットのメリットとなります。
- 記憶に残りやすい
- 調べる能力が身につく
- 行動力が身に付く
- 評価が高くなる傾向がある
次はデメリットです。
- 時間がかかる
- 自分の労力が必要
「自分で調べる事」は、「自分の労力」を使って、「知りたい知識を得る事」となります。
「自分の労力」を使う事により、「記憶」に残りやすく、同じような疑問についても、応用できるようになります。
また、「調べる癖」がつくと、自分が主体となる為、行動力を身につける事ができます。
反面、「調べる事」は、集中しすぎてしまう傾向があります。
お仕事には「時間的な制約」が、必ずあります。
「自分で調べる事」は、「結果がでるまで、調べ続ける事」となります。
その結果、「時間的な制約」を超えてしまう危険があります。
「自分で調べる事」は大切な事なのですが、必ず「時間的な制約」を意識する必要があります。
その結果、答えが分からず、人に聞く事となるかも知れません。
それでも、そこまでの労力は、必ず「他の何かも記憶に残す」事となります。
あと、「自分で調べる事」が癖となっている人は、「何でも調べようとする傾向」があります。
一言、二言で済むような疑問なら、聞いてしまった方が効率的なのですが、その融通が効かないのです。
「効率を優先する事」も、意識する必要があります。
自分の性格と聞く相手との相性で使い分けが必要
「人に聞く」でも、「自分で調べる」でも、「使い分けができる事が理想」となります。
「調べる事が苦手」という人もいます。
この場合は、「人に聞く事」が多くなるでしょう。
「人と接する事が苦手」という人もいます。
この場合は、「自分で調べる事」が多くなるでしょう。
そして、「聞く相手」にも、「自分との相性」があります。
いろいろな状況があるので、「人に聞く事」も「自分で調べる事」も、できるようになるべきです。
「人に聞く事が苦手な人」は、自分が知っている事をあえて聞いてください。
そもそも自分は知っている事について聞いているので、「聞く相手に集中する」事ができます。
そこから、コミュニケーションのヒントを得るようにしてください。
もちろん、聞いた事については、「知らないフリ」をするのが、礼儀となります。
「自分で調べる事が苦手な人」は、ネット検索などをして練習をしてください。
そして、検索の時は「分からない事のキーワード作り」を意識するようにしてください。
電子化されている資料であれば、その資料の中のキーワードまで検索をする事ができます。
「キーワード作り」ができるようになると、「自分で調べる」事も難しいことではなくなります。
simacatより一言
「人に聞く」と、恐ろしい量の資料の山から、「自分で調べて」と言われる事があります。
正直、嫌がらせですね。
このような場合は、せめて「調べる資料の絞り込み」をお願いしましょう。
それもダメなら、自分で調べるしかありません。
時間が掛かる事を前提として、調べてください。
なお、この時に、資料を整理するようにしてください。
「同じような思いを他の人にさせないようにする工夫」をして頂ければと思います。
その結果は、自分が再び調べる事となった時にも、役立つ事となります。
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