お仕事あるある?!何が分からないのか分からない?!どおしようって焦る気持ちはわかります!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「何が分からないのか分からない」
お仕事で、説明や指示で、お話しを聞いている時、思った事はないでしょうか?
「何の話しだっけ?」
「なんで、こんな話しをしているんだっけ?」
そのように思いはじめると、ますます混乱をしてしまい、最終的に「何が分からないのか分からない」状態となります。
そうなった時、最後まで聞いた時に「取り戻せる場合」と、「そうでない場合」があります。
大抵は「そうでない場合」が多く、「何が分からないのか分からない」部分については、そのままとなってしまうでしょう。
今後、自分のお仕事に影響がなければ、それでも良いのですが、影響がある場合は、厳しい立場となる場合があります。
その為、「何が分からないのか分からない」部分は、そう感じた時点で、早々に整理をする必要があります。
何が分からないのか分からない
「何が分からないのか分からない」と感じた時、それは自分の理解が追いついていない時です。
これは、ほとんどの場合、「教え方」のミスマッチにより、起こります。
まず、「教え方」には、大きく分けて2つの方法があります。
1つ目は「トップダウン」の教え方です。
- 概要
- 経緯
- 詳細
全体像から、徐々に詳細のお話しをしていくパターンとなるので、「それが何故、必要なのか?」から知り、徐々に詳細を関連付けながら知る事ができます。
2つ目は「ボトムアップ」です。
- 詳細
- 概要
- 経緯
先に詳細からお話しをして、それぞれを関連付けて、全体像が見えてくるパターンとなります。
「それが何故、必要なのか?」は後回しにして、とりあえず詳細を話し、あとで詳細を関連付けて、全体像を知る事ができます。
「トップダウン」も「ボトムアップ」も、基本的な教え方となります。
「教える人」にも、教えやすい方法があり、「教わる人」にも、理解しやすい方法があります。
そして、「教える人」と「教わる人」の「教え方」が違うと、「教え方のミスマッチ」が発生し、「何が分からないのかが分からない」状態となります。
これは、「教える人」が「教わる人」を理解せず、「教える事がパターン化」している時に発生します。
教え方が上手い人は、「教わる人」が「トップダウン」なのか、「ボトムアップ」なのかを先に理解し、最適は方を選択します。
したがって、まずは「教え方」のミスマッチを解消する必要があります。
お話しのペースは教わる人に合わせる
お話しをする際、「お話しのペースは教わる人に合わせる」必要があります。
「何が分からないのかが分からない」状態は、「教わる人が、それまでのお話しの内容を理解できていない」という事です。
まずは、一旦、「整理をする時間」が必要となります。
「教わる人」はこの時間で、「どこまでが理解できているのか?」の振り返りを行います。
「理解できた部分」と「理解できなくなった部分」を明確にし、その事を「教える人」に伝えます。
この「整理をする時間」により、「教える人」は、「どこまで戻ってお話しをすれば良いのか?」が明確になります。
また、理解ができていない部分も「教える人」と「教わる人」で共有できるので、双方にとって、有益な時間となります。
しかし、「教える人」の中には、自分のペースを守りたい為、「整理をする時間」を嫌う人がいます。
「あとで整理をする時間を与えるから」と言われるのですが、その時には「何が分からないのか分からない」状態となっているので、整理をする事は難しいでしょう。
したがって、「教える人」に委ねず、「教わる人」にペースを合わせて頂きましょう。
教わる人のペースにあわせて貰えない
「教わる人のペースにあわせて貰えない」場合があります。
講習会や複数人でお話しを聞く場面では、「教わる人」の個々の理解度に合わせていては、お話しが進みません。
この場合、恥ずかしいかも知れませんが、質問をするしかありません。
- 今、話されている事が分からない
- 今のお話しから自分が理解できていた部分まで、お話しを遡って質問する
- 今のお話しまでの回答を頂き、関連性を確認する
当然、全てに対して回答を頂く事はできないでしょう。
時間がないからと、後回にされる事もあります。
運が良ければ、後からお話しをして頂けるかも知れません。
その為にも、「教える人」のお話しのポイントだけメモをして、聞く事に集中しましょう。
simacatから一言
「教える人」の当たり外れは大きいです。
「教わる人」の事を考える人であれば、教える内容や教え方を柔軟に変えて、「教わる人」にあわせたプランを考えます。
しかし、「教わる人」の事を考えない人は、あくまでも教える事しかしません。
両者の違いは、「目的」となります。
「理解をして貰う」か「教える」かとなります。
「教わる人」は、今後のお仕事に必要な事なので、理解をしなくてはいけません。
その為には、自分が理解できるまで、質問責めにするくらい、「面倒な人」になる必要があります。
「何が分からないのか分からない」状態は、「教える人」に対して「教え方」を見直して頂くキッカケと考える様にしましょう。
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