このお仕事やりたくない?!嫌?!めんどくさい?!それでも引き受ける時に考えることとは?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「嫌なお仕事を常に断る」ことができたら、ストレスフリーな世の中です。
しかし、そんな事をしていたら、いつかお仕事を頂けなくなってしまいます。
お仕事を頂けないということは、「解雇され、お仕事を失う」ということです。
よって、依頼されたお仕事に対しては、特別な事情や条件がない限り、基本的には「引き受ける」必要があります。
しかし、嫌なお仕事のほとんどは「面倒臭い」「難しい」「時間がかかる」など、「気持ち良く引き受ける」ことができません。
今回は、「嫌なお仕事を引き受ける時に考えること」について触れたいと思います。
「嫌なお仕事」でも引き受けるしか選択肢がない場合、なるべく気持ち良く引きうけたほうが、余計なストレスを感じずに済みます。
依頼してくる理由を考える
「なぜ、お仕事を依頼してくるのか?」、これは「お仕事を任せられる」からです。
当たり前ですが、「知識や技術のない人」に、お仕事は任せられません。
「お仕事についての知識や技術がある」から、お仕事を任せられます。
これは「知識や技術が信用されている」ということで、「信頼できる存在である」為になります。
「中途半端な状態で投げ出す人」や「いい加減なことをする人」、このような人たちに、お仕事は任せられません。
理由は「お仕事を終わらせられない」、もしくは「被害を発生させる危険性がある」為です。
よって、任されたお仕事について、「やりたくない」「めんどくさい」と思っても、「信用や信頼を獲得してきた結果」という考えかたを持つようにしてください。
そして、この「信用や信頼を維持する」為にも、「前向な姿勢で取り組む」必要があります。
ちなみに、「前向きな姿勢」の反対は「後ろ向きの姿勢」になります。
「お仕事に対して後ろ向きの姿勢の例」をご紹介します。
遅刻や早退が目立つ
常にギリギリの時間に出勤したり、定時前に退勤したりする。
作業の遅延が目立つ
与えられた仕事を期限内に完了できず、何度も催促が必要になる。
お仕事の品質が低い
仕事の品質が低い、もしくはミスが多い。
責任転嫁をする
自分のミスを他の人のせいにする。
また、「~のせいだから」「~が原因で」など、責任を他人に押し付けるように発言する。
新しいお仕事への抵抗が激しい
新しい仕事や変化を嫌がり、積極的に取り組もうとしない。
コミュニケーションを取らない
同僚や上司とのコミュニケーションを避け、孤立している。
「できない」が口癖になっている
何事も「できない」と決めつけ、努力しようとしない。
言い訳が多い
ミスをした時など、常に言い訳をする。
仕事に対する不満が多い
常に仕事に対して不満を言い、愚痴をこぼす。
将来への不安を口にする
仕事に対して将来性を感じておらず、不安な気持ちを周囲に話す。
やる気がない
仕事に対してやる気がなく、無気力な状態が目立つ。
責任感が弱い
与えられた仕事に対して責任感が薄く、軽い気持ちで取り組んでいる姿勢が目立つ。
異常に変化を恐れる
新しいことや変化を恐れ、現状維持を望む。
過度に完璧主義
完璧な結果を出さなければいけないと思い込み、行動に移せない。
承認欲求が強い
周りの人に認められたいという気持ちが強く、それが行動を妨げている。
以上、「お仕事に対して後ろ向きの姿勢の例」になります
「前向きな姿勢」を意識するよりも「後ろ向きの姿勢になっていないか?」を日頃から意識するようにしてください。
「なぜ、お仕事を依頼してくるのか?」については、「信用」があり、それが「信頼」になっている為です。
よって、「嫌なお仕事の内容」よりも、「信用や信頼を築くこと」を考えるほうが、「後ろ向きの姿勢を防ぐ」ことができます。
そして、依頼されたお仕事が嫌な時、「何が嫌なのか?」について考える必要があります。
この理由が分からないままでは、ずっと「嫌なまま」になる為です。
なお、「依頼する人が嫌い」と言うのはナシです。
例えば、あるお仕事について「作業が面倒臭い」「作業が難しい」「作業に時間がかかる」などが嫌な理由だとします。
これをそのままで終わらせない事が重要です。
「一つ一つ、掘り下げて理由を考えて対策する」ようにしてください。
作業がめんどくさい
「作業が細かい」「色々な資料を調べなくてはいけない」「単純だけど沢山ある」
作業が難しい
「作業のひとつひとつを悩んでしまう」「色々な資料を調べなくてはいけない」「人に聞かなくてはいけない」
作業に時間がかかる
「終わりが見えない」
以上が、「あるお仕事が嫌な理由」になります
それでは、「嫌な理由に対する対策」を挙げていきます。
なお、あくまでも参考になります。
実際には「ご自身にあった対策」をお考えください。
作業が細かい
慣れると感じなくなる可能性があります。
自分なりのスケール感でおこなえるように、手順を見直すのも効果的です。
色々な資料を調べなくてはいけない
お仕事の中で「自分なりにまとめた資料」を作成し、直感的に調べられるようにしておきます。
再び、同じお仕事をしなくてはいけなくなった時、色々な資料をみる必要がなくなる為、作業の軽減になります。
なお「自分なりにまとめた資料」は新しい情報になる度に更新する必要があります。
単純だけど沢山ある
慣れると感じなくなる可能性があります。
オフィスソフトなどで、自動化しておくと、再び、同じお仕事をしなくてはいけなくなった時、作業の軽減になります。
作業のひとつひとつを悩んでしまう
お仕事の中で「自分なりにまとめた資料」を作成し、直感的に調べられるようにしておきます。
一度、悩んだ事は今後悩まなくても済むように工夫します。
人に聞かなくてはいけない
お仕事の中で「自分なりにまとめた資料」を作成し、直感的に調べられるようにしておきます。
一度、聞いた事は二度聞かなくても済むように工夫します。
終わりが見えない
慣れると感じなくなる可能性があります。
一度目は経験が無い為、「終わりが見えない」と感じることがあります。
しかし、再び同じお仕事をしなくてはいけなくなった時は、終わりを知っている為、ペース配分が掴めます。
オフィスソフトなどで、自動化できる物をしておくことで、作業の軽減になります。
以上、「嫌な理由に対する対策」になります
基本的には「自分なりにまとめた資料の作成」と「自動化の対応」が対策になります。
お仕事に対して「次回を考える」ことで、「嫌なお仕事と感じる理由」を減らす事ができます。
その為にも「一度任されたお仕事は、いつかまた任される」と想定しておくようにしてください。
断る理由を考える
お仕事は「いつでも引き受けられる」わけではありません。
どうしても断らなくてはいけない時の為に「断る理由に対するお断りの文言」をご紹介します。
自分の能力の不足
大変、申し訳ありません。
ご依頼のお仕事をおこなった経験がない為、ご意向に添う事ができません。
どうしても対応の必要が御座いましたら、ご依頼の内容についてご教授頂きたいのですが、宜しいでしょうか?
他のお仕事があり時間に余裕がない
大変、申し訳ありません。
現在、他の作業が立て込んでおりまして、すぐにご依頼を引き受ける事ができません。
「〜月〜日頃から」でしたら対応は可能となりますが、如何でしょうか?
上司の指示で対応ができない
大変、申し訳ありません。
内部の調整が取れない為にご依頼をお引き受けできません。
つきましては「上司の名前」にご連絡を頂き、ご調整いただければと思います。
以上、「断る理由に対するお断りの文言」になります
どうしても断る必要がある時の参考にしてください。
ちなみに、「お仕事を断る時におこなってはいけないこと」を理由とあわせてご紹介します。
人に振る
振られた人からの恨みをかう。
いつか、自分も振られる立場になる。
怒って断る
仕事を依頼する人の気分を害する。
人間性を疑われる。
常に分からないフリをする
能力を疑われる。
はじめの一回は通じるが、二度目は無い。
以上、「お仕事を断る時におこなってはいけないこと」になります
「嫌なお仕事」と感じる理由のひとつに「断る言葉が分からない」という場合があります。
だから余計に「嫌」と感じてしまうこともあります。
頼まれたお仕事が「本当に嫌」「どうしても嫌」という場合は、誠心誠意、謝罪をした上で、「お断りの文言」を参考にして、相手に伝えてください。
なお、「お仕事を断る時におこなってはいけないこと」については、十分にお気をつけ頂きたいと思います。
simacatから一言
「自分の知らないお仕事の依頼」は、知らないこと、わからないことを前提にするならば、引き受けることをおすすめします。
理由は「知らないお仕事」なので「失敗の可能性も認められる」為です。
また、「自分の知らないことを知ることができる」という利点もあります。
特にお仕事の現場で利用される「知識や技術」は、そのお仕事に就いていないと知ることができません。
「タダで専門的な知識や技術を得られる」のは、お仕事をおこなっているからです。
自分の担当外のお仕事であっても、「専門的な知識や技術」はどんどん吸収するべきです。
この「吸収した知識や技術」でも、「嫌なお仕事を減らせる」可能性があります。
コメント