このお仕事やりたくない?!嫌?!めんどくさい?!それでも引き受ける時に考えることとは?!
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はじめに
「嫌なお仕事を常に断る」ことができたら、ストレスフリーな世の中です。
しかし、そんな事をしていたら、いつかお仕事を頂けなくなってしまいます。
お仕事を頂けないということは、「解雇され、お仕事を失う」ということです。
よって、依頼されたお仕事に対しては、特別な事情や条件がない限り、基本的には「引き受ける」必要があります。
しかし、嫌なお仕事のほとんどは「面倒臭い」「難しい」「時間がかかる」など、「気持ち良く引き受ける」ことができません。
今回は、「嫌なお仕事を引き受ける時に考えること」について触れたいと思います。
「嫌なお仕事」でも引き受けるしか選択肢がない場合、なるべく気持ち良く引きうけたほうが、余計なストレスを感じずに済みます。
依頼してくる理由を考える
「なぜ、お仕事を依頼してくるのか?」、これは「お仕事を任せられる」からです。
当たり前ですが、「知識や技術のない人」に、お仕事は任せられません。
「お仕事についての知識や技術がある」から、お仕事を任せられます。
これは「知識や技術が信用されている」ということで、「信頼できる存在である」為になります。
「中途半端な状態で投げ出す人」や「いい加減なことをする人」、このような人たちに、お仕事は任せられません。
理由は「お仕事を終わらせられない」、もしくは「被害を発生させる危険性がある」為です。
よって、任されたお仕事について、「やりたくない」「めんどくさい」と思っても、「信用や信頼を獲得してきた結果」という考えかたを持つようにしてください。
そして、この「信用や信頼を維持する」為にも、「前向な姿勢で取り組む」必要があります。
ちなみに、「前向きな姿勢」の反対は「後ろ向きの姿勢」になります。
「お仕事に対して後ろ向きの姿勢の例」をご紹介します。
- 遅刻や早退が目立つ
- 作業の遅延が目立つ
- お仕事の品質が低い
- 責任転嫁をする
- 新しいお仕事への抵抗が激しい
- コミュニケーションを取らない
- 「できない」が口癖になっている
- 言い訳が多い
- 仕事に対する不満が多い
- 将来への不安を口にする
- やる気がない
- 責任感が弱い
- 異常に変化を恐れる
- 過度に完璧主義
- 承認欲求が強い
遅刻や早退が目立つ
常にギリギリの時間に出勤したり、定時前に退勤したりする。
作業の遅延が目立つ
与えられた仕事を期限内に完了できず、何度も催促が必要になる。
お仕事の品質が低い
仕事の品質が低い、もしくはミスが多い。
責任転嫁をする
自分のミスを他の人のせいにする。
また、「~のせいだから」「~が原因で」など、責任を他人に押し付けるように発言する。
新しいお仕事への抵抗が激しい
新しい仕事や変化を嫌がり、積極的に取り組もうとしない。
コミュニケーションを取らない
同僚や上司とのコミュニケーションを避け、孤立している。
「できない」が口癖になっている
何事も「できない」と決めつけ、努力しようとしない。
言い訳が多い
ミスをした時など、常に言い訳をする。
仕事に対する不満が多い
常に仕事に対して不満を言い、愚痴をこぼす。
将来への不安を口にする
仕事に対して将来性を感じておらず、不安な気持ちを周囲に話す。
やる気がない
仕事に対してやる気がなく、無気力な状態が目立つ。
責任感が弱い
与えられた仕事に対して責任感が薄く、軽い気持ちで取り組んでいる姿勢が目立つ。
異常に変化を恐れる
新しいことや変化を恐れ、現状維持を望む。
過度に完璧主義
完璧な結果を出さなければいけないと思い込み、行動に移せない。
承認欲求が強い
周りの人に認められたいという気持ちが強く、それが行動を妨げている。
以上、「お仕事に対して後ろ向きの姿勢の例」になります
「前向きな姿勢」を意識するよりも「後ろ向きの姿勢になっていないか?」を日頃から意識するようにしてください。
「なぜ、お仕事を依頼してくるのか?」については、「信用」があり、それが「信頼」になっている為です。
よって、「嫌なお仕事の内容」よりも、「信用や信頼を築くこと」を考えるほうが、「後ろ向きの姿勢を防ぐ」ことができます。
そして、依頼されたお仕事が嫌な時、「何が嫌なのか?」について考える必要があります。
この理由が分からないままでは、ずっと「嫌なまま」になる為です。
なお、「依頼する人が嫌い」と言うのはナシです。
例えば、あるお仕事について「作業が面倒臭い」「作業が難しい」「作業に時間がかかる」などが嫌な理由だとします。
これをそのままで終わらせない事が重要です。
「一つ一つ、掘り下げて理由を考えて対策する」ようにしてください。
- 作業がめんどくさい
- 作業が難しい
- 作業に時間がかかる
作業がめんどくさい
「作業が細かい」「色々な資料を調べなくてはいけない」「単純だけど沢山ある」
作業が難しい
「作業のひとつひとつを悩んでしまう」「色々な資料を調べなくてはいけない」「人に聞かなくてはいけない」
作業に時間がかかる
「終わりが見えない」
以上が、「あるお仕事が嫌な理由」になります
それでは、「嫌な理由に対する対策」を挙げていきます。
なお、あくまでも参考になります。
実際には「ご自身にあった対策」をお考えください。
- 作業が細かい
- 色々な資料を調べなくてはいけない
- 単純だけど沢山ある
- 作業のひとつひとつを悩んでしまう
- 人に聞かなくてはいけない
- 終わりが見えない
作業が細かい
慣れると感じなくなる可能性があります。
自分なりのスケール感でおこなえるように、手順を見直すのも効果的です。
色々な資料を調べなくてはいけない
お仕事の中で「自分なりにまとめた資料」を作成し、直感的に調べられるようにしておきます。
再び、同じお仕事をしなくてはいけなくなった時、色々な資料をみる必要がなくなる為、作業の軽減になります。
なお「自分なりにまとめた資料」は新しい情報になる度に更新する必要があります。
単純だけど沢山ある
慣れると感じなくなる可能性があります。
オフィスソフトなどで、自動化しておくと、再び、同じお仕事をしなくてはいけなくなった時、作業の軽減になります。
作業のひとつひとつを悩んでしまう
お仕事の中で「自分なりにまとめた資料」を作成し、直感的に調べられるようにしておきます。
一度、悩んだ事は今後悩まなくても済むように工夫します。
人に聞かなくてはいけない
お仕事の中で「自分なりにまとめた資料」を作成し、直感的に調べられるようにしておきます。
一度、聞いた事は二度聞かなくても済むように工夫します。
終わりが見えない
慣れると感じなくなる可能性があります。
一度目は経験が無い為、「終わりが見えない」と感じることがあります。
しかし、再び同じお仕事をしなくてはいけなくなった時は、終わりを知っている為、ペース配分が掴めます。
オフィスソフトなどで、自動化できる物をしておくことで、作業の軽減になります。
以上、「嫌な理由に対する対策」になります
基本的には「自分なりにまとめた資料の作成」と「自動化の対応」が対策になります。
お仕事に対して「次回を考える」ことで、「嫌なお仕事と感じる理由」を減らす事ができます。
その為にも「一度任されたお仕事は、いつかまた任される」と想定しておくようにしてください。
断る理由を考える
お仕事は「いつでも引き受けられる」わけではありません。
どうしても断らなくてはいけない時の為に「断る理由に対するお断りの文言」をご紹介します。
- 自分の能力の不足
- 他のお仕事があり時間に余裕がない
- 上司の指示で対応ができない
自分の能力の不足
大変、申し訳ありません。
ご依頼のお仕事をおこなった経験がない為、ご意向に添う事ができません。
どうしても対応の必要が御座いましたら、ご依頼の内容についてご教授頂きたいのですが、宜しいでしょうか?
他のお仕事があり時間に余裕がない
大変、申し訳ありません。
現在、他の作業が立て込んでおりまして、すぐにご依頼を引き受ける事ができません。
「〜月〜日頃から」でしたら対応は可能となりますが、如何でしょうか?
上司の指示で対応ができない
大変、申し訳ありません。
内部の調整が取れない為にご依頼をお引き受けできません。
つきましては「上司の名前」にご連絡を頂き、ご調整いただければと思います。
以上、「断る理由に対するお断りの文言」になります
どうしても断る必要がある時の参考にしてください。
ちなみに、「お仕事を断る時におこなってはいけないこと」を理由とあわせてご紹介します。
- 人に振る
- 怒って断る
- 常に分からないフリをする
人に振る
振られた人からの恨みをかう。
いつか、自分も振られる立場になる。
怒って断る
仕事を依頼する人の気分を害する。
人間性を疑われる。
常に分からないフリをする
能力を疑われる。
はじめの一回は通じるが、二度目は無い。
以上、「お仕事を断る時におこなってはいけないこと」になります
「嫌なお仕事」と感じる理由のひとつに「断る言葉が分からない」という場合があります。
だから余計に「嫌」と感じてしまうこともあります。
頼まれたお仕事が「本当に嫌」「どうしても嫌」という場合は、誠心誠意、謝罪をした上で、「お断りの文言」を参考にして、相手に伝えてください。
なお、「お仕事を断る時におこなってはいけないこと」については、十分にお気をつけ頂きたいと思います。
simacatから一言
「自分の知らないお仕事の依頼」は、知らないこと、わからないことを前提にするならば、引き受けることをおすすめします。
理由は「知らないお仕事」なので「失敗の可能性も認められる」為です。
また、「自分の知らないことを知ることができる」という利点もあります。
特にお仕事の現場で利用される「知識や技術」は、そのお仕事に就いていないと知ることができません。
「タダで専門的な知識や技術を得られる」のは、お仕事をおこなっているからです。
自分の担当外のお仕事であっても、「専門的な知識や技術」はどんどん吸収するべきです。
この「吸収した知識や技術」でも、「嫌なお仕事を減らせる」可能性があります。
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