挨拶は先輩や上司から行うこと!!率先して挨拶をしないと職場の雰囲気が悪くなる!!
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はじめに
職場では「後輩や部下」が気を使って「先輩や上司」に挨拶をする場面を多く見かけます。
多分、「先輩や上司」から「挨拶はきちんとするように!!」と言われているからでしょう。
しかし、当の本人達は「後輩や部下」から挨拶があるまでは挨拶をしません。
これでは、いつか挨拶をしない環境が出来上がってしまいます。
挨拶は社会人としての最低限のコミュニケーションです。
これを怠る事は「先輩や上司」でも社会人としては底辺にいると思った方が良いでしょう。
なぜ、先輩や上司から挨拶をしないのでしょう?
「なぜ、先輩や上司から挨拶をしないのか?」
一番初めに疑問に感じる事です。
これは風習と言っても良いのでは無いでしょうか?
先輩や上司にも「先輩や上司」がいる時代がありました。
この頃に「挨拶はきちんとするように!!」と教えられた結果なのです。
そして、教えられた事と同じ事をしているだけなのです。
どれくらい前からの風習か?
数十年前の日本の社会は上下関係の厳しい物でした。
「先輩や上司」が「やれ!」と言うなら「やる」事が正しい事とされてきました。
そして「後輩や部下」は「先輩や上司」を立てる物と考えられていたのです。
従って、どの様に正しい意見を述べても「先輩や上司」が理解できない事は間違いとされ、「先輩や上司」の考えに沿った意見が正しい意見とされていたのです。
誤った考え方が脈々と受け継がれてきたと言っても良いのかも知れません。
会社の風習は社会の常識
風習を定着させるには長い年月が必要となります。
そして、それは日本の終身雇用の制度があったから成り立っていたのです。
学生から社会人となり、その後は同じ会社にずっと所属し、それが何代にも渡り風習が受け継がれてきたのです。
約40年、同じ考え方を植え付けられる訳ですから風習が常識となっても、おかしくはありません。
しかし、ここ最近は働き方が変わろうとしています。
自分自身の本質が常識となる
パワーハラスメントを行うのは大抵が50代の方でしょう。
今までの風習に沿った考え方や行動は「ハラスメント行為」に繋がる物が多くありました。
しかし、今まで基本とされていた終身雇用が崩壊しつつあります。
多くの企業は45歳以上をターゲットに雇用調整を行い、能力のある人間は若い内から転職を行います。
その様な動きにより、一つの会社に長く在籍する常識は覆され、会社の風習に囚われる事なく、対人関係に於いては「自分自身の本質が常識」と考える事ができる様になったのです。
社会人として最低限のコミュニケーション
「自分自身の本質が常識」となった時、社会人としての最低限のコミュニケーションを行う必要があります。
そして、終身雇用が崩壊する今、先輩や上司の関係は薄い物になりつつあります。
どの様な方法でも成果を出す事が目的である「成果主義」の社会に上下の関係はあまり必要が無いからです。
従って、「後輩や部下」は「先輩や上司」に対して「偉い」と言う評価よりも「できる」と言う評価が重要となるのです。
そして最低限、必要な事が「挨拶」なのです。
挨拶をしない先輩や上司
挨拶をする事により「相手の状態を把握する」事ができます。
後輩や部下が「相手の状態を把握する」必要はありません。
把握する必要があるのは「先輩や上司」だからです。
「先輩や上司」は「後輩や部下」の調子を見て、成果を出す事に影響しない事を確認する必要があるのです。
時には体調が悪そうだから帰宅を指示するのも「先輩や上司」のお仕事なのです。
従って、挨拶ができない「先輩や上司」は「後輩や部下」の事を把握できていない事となり、その部分だけを見ると成果は出せていないと言う事となるのです。
挨拶が交わされる職場は雰囲気が良い
挨拶が交わされる職場は雰囲気が良く感じられます。
これは少ない言葉でもコミュニケーションを行なっている事が感じられるからです。
コミュニケーションにて人と人が繋がっている様に見え、活気がある様に感じるのです。
また、お仕事をしている方々に於いても活気のある職場の方が気持ちが良い筈です。
お仕事が終わり、また明日、同じ場所に来るのであれば、気持ちの良い職場の方が誰でも良いに決まっています。
「先輩や上司」はこの様な「職場の雰囲気」を作る事を目的としなくてはいけません。
何故ならば、人が気持ち良く、お仕事ができる環境は「高い成果をあげる事」に繋がるからです。
その為に、「先輩や上司」は率先して挨拶を行い、コミュニケーションを盛り上げていく必要があるのです。
simacatから一言
「挨拶」には「朝の挨拶」や「お礼の挨拶」など様々あります。
この「挨拶の種類」をたくさん知っている方は「できる」方だと思われます。
あまり聞く事はありませんが、「印象の悪い挨拶」と言うのもあります。
感じる事は人それぞれだと思いますが、「暗い挨拶により、気分が落ちる」や「挨拶の言葉で不愉快な気持ちになる」など、これは「印象の悪い挨拶」です。
せっかく「挨拶」をするので、気持ちの良い物にするべきです。
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