うつ病が人付き合いを億劫にさせた？人付き合いが無くなったからうつ病になった？
はじめに
うつ病となった時の事を振り返って見ました。
考えると人との付き合いが薄くなって来てから調子が悪くなったと感じています。
人と付き合う事でストレスを発散したり、ストレスに耐性をつける事が出来ます。
この辺りの関係性は良く分かりませんが、私が経験した事を時系列にまとめて見ました。
ご参考になればと思います。
うつ病となるキッカケの心当たり
「うつ病となるキッカケに心当たりがあるのか？」と医者に聞かれた事があります。
仕事で責めら続けた事で頭痛や吐き気などがあり、心療内科を受診する事になったのですが、その前から予兆的な物は感じていました。
話せる人がいなくなった
仕事の関係で仲の良かった同僚と離れる事となりました。
それまでは不平不満をこぼしあったり、冗談を言い合ったりしていました。
そこでストレスを発散していたのだと思います。
そして、仕事の環境が変わるのと同時に話しをできる人がいなくなり、色々な思いを自分の中に溜め込む様になりました。
話しをしなくなった
感情は色々とありました。
腹が立つ事もありましたし、嬉しいと感じる事もありました。
しかし、それらを外に表現をする場面がなくなったのです。
人に何かを訴える事を止め、自分の中に思いを溜め込む事に慣れると、人と話しをする必要性を感じなくなりました。
感情の喪失
腹が立つ事も嬉しい事も感情を外に出す事がなくなり暫く経つと、腹が立つ事も嬉しい事もなくなってきました。
怒りを感じる事も無ければ喜びを感じる事もなくなりました。
そして、楽しいと感じる事もなく、何かをする気力もなくなって行きました。
体調の変化
感情がなくなり暫く経つと肩こりや頭痛が酷くなってきました。
そして、吐き気を伴う胃痛も出てきました。
体温も平熱から低くなったり、高くなったり、安定しなくなりました。
仕事が進まない
気力もなく、体調も良くない事から仕事に集中が出来なくなりました。
そうすると、さらに責められる場面が増えていき、自分自身でも自分を責める様になりました。
自分は不要な存在と考える
気力が湧かず、体調も悪く、自分は何も出来ないと思う事で「自分は不要な存在なのでは？」と考える様になりました。
それでも、仕事があったので無理をしてでも職場には行く様にしていました。
しかし、職場でも通勤時でも家でも、ずっと憂鬱な気持ちを抱え続け、自分は存在しない方が良いのではないかと考え続けていました。
この場に居たくない
仕事でいつもの様に責められている時でした。
その時は既に頭に何も入ってこない状態でしたので責められていても何も感じる事はなかったのですが、ただ一つだけ「この場には居たくない」と言う気持ちだけが湧きました。
その為には理由が必要だと思った為、「心療内科に行く」と言う理由で職場を後にしました。
ゴールではなくスタート
診療内科に行く事により「やっと開放される」「やっと治る」と思いました。
違いました。
薬は頂きましたが、それは敏感となっている感覚をブロックする為の物なのです。
診療内科の病は風邪とは違い、「１週間、薬を飲んで寝ていれば治る」と言う類の物ではありません。
頂いた薬を飲みつつ仕事には行きましたが、何かが変わった訳ではありません。
相変わらずの日々が続きました。
起き上がれなくなる
取り敢えず、仕事は続けていた物の「ある朝、突然起きれなくなる」状態となりました。
元々、寝起きは良い方だったのですが突然、起き上がる事が出来なくなったのです。
意識はありますが、目を開けてしまうと今日が始まってしまいます。
起き上がると支度をして仕事に行かなくてはいけません。
その様な事を考えると「ただ起き上がる」と言う事が怖くて出来なくなってしまいました。
そして、会社を休む事が多くなりました。
会社を休んで何をしていたのかと言うと「ただ横になっているだけ」でした。
そして、ますます自分を責める様になったのです。
そして会社を辞めました
職場を変えて頂いたり、休職をしたりと色々と手を尽くして見ましたが、症状は回復に向かうどころか悪くなっていきました。
欠勤も普通の出来事となってしまいましたし、相変わらず自分を責め続ける毎日でした。
そして、欠勤が重なり会社の社則により会社を辞める事となりました。
simacatから一言
現在も根本的には何も変わらず薬を飲んで誤魔化している生活をしています。
そもそも完治ができる病気なのかも不明な病気です。
どうしたものか考えてしまいます。
しかし、仕事を一旦辞めて、生活を変える事により気持ちは持ち直していると感じています。
同じ様な悩みを抱えている方は沢山いらっしゃると思います。
「無理」をしないでください。
どの様な事が「無理」なのかは今回の投稿をお読み頂ければお分かりかと思いますが、「体に不調が出てきた時点」です。
この段階で対策を取らないと悪化する一方となるので医者やカウンセラーにアドバイスを受ける様にしてください。
同じ病気で苦しんでいる方のお役に少しでも立てればと思います。
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