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うつ病になると動けなくなる?!少しでも動き、気持ちの出力をしよう!!

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3589 うつ病
simacat.com

うつ病になると動けなくなる?!少しでも動き、気持ちの出力をしよう!!

はじめに

うつ病になると、どうしても自分自身のコントロールができなくなります。

また、人との関わるのも怖くなる為、独りで部屋にこもる事が多くなります。

うつ病になると、どうしても「独りで抱え込む」ようになるのには、こうした背景があります。

本来は「気持ちの出力」をし、発散をするべきなのですが、この様な環境から、「気持ちの出力」ができないのです。

もし、自分がうつ病である、もしくは家族や知り合いがうつ病であるならば、「気持ちの出力」をするお手伝いをしてあげて下さい。

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寝床から出る

うつ病になると、あまり睡眠も取れない事から、ベッドや布団などの寝床にこもりがちとなります。

知らない人から見ると、「よくも、そんなに寝れる物だ」と思うかも知れませんが、「心の病」はそういう物なのです。

立ち上がる事さえ、大きな壁となるのです。

そして、起き上がらない事から、食事もあまり摂らなくなります。

食事を摂らないと、頭の回転が鈍り、さらに寝床にこもる様になってしまいます。

この悪循環を断ち切るには、嫌々でも起き上がり、しっかりと立つ事が必要です。

立ち上がって、深呼吸をして、水を一口飲むだけでも、変化があります。

まずは、寝床から離れる必要があります。

ただし、これは「自分の意思」で行う必要があります。

自分以外の誰かが、無理やり寝床から出してしまうと、益々人を避けてしまうので、注意が必要です。

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部屋から出る

寝床を抜ける事ができたら、次は部屋を出る事です。

も、うつ病を患っている方には、非常にハードルが高い事です。

外の世界の第一歩は部屋の外です。

恐怖心から、踏み出せないかも知れません。

慌てないでください。

いきなり、ドアを全開にして、飛び出る必要はありません。

まずは、ドアノブに手をかける事から始めましょう。

そして、徐々に「体を部屋の外」へ出す様にしましょう。

ここまでで、寝床から出て、部屋を歩き回る事はできる様になっています。

なるべく、部屋の中を歩き回って、「動く」事を意識してください。

そして、もし部屋から出られたら、家の中を散策しましょう。

なるべく、多く歩く事は体力の消費を促します。

体力の消費により、お腹も減る様になるでしょう。

始めのうちは、決まった時間に食事を摂る必要はありません。

お腹が減った時に、都度、何かを口にいれる様にしましょう。

徐々に、心も回復してきたら、決まった時間に起き、決まった時間に食事をする様に、タイムスケジュールを作って、それに従う様にしましょう。

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気持ちの出力

寝床から出て、部屋の中を歩き、家の中を歩き回るまでに、多くのストレスと戦いました。

残念ながら、ストレスに負けてしまう事もあるでしょう。

でも、ストレスに負けても良いのです。

うつ病は、そもそもストレスが原因なのですから、弱っている部分に負荷をかけているのです。

負けても仕方がありません。

しかし、負けた時に行って頂きたい事があります。

それは「気持ちの出力」です。

その時に何を考えていて、どうして、この様な結果となったのか、「自分の気持ちを出力」しましょう。

それは、ノートなどの紙の媒体でも良いですし、パソコンやスマホなどの電子媒体でも構いません。

なんでも良いので、感じた事を出力して下さい。

「気持ちの出力」はストレス発散の第一歩です。

「叫べば良いじゃないか」と思う人もいるでしょう。

「カラオケに行けば良いじゃないか」と思う人もいるでしょう。

それができないから、ストレスが溜まり、うつ病になったのです。

まずは「ストレスの発散方法の基本」を行う様にしましょう。

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散歩に出掛ける

家の中を歩ける様になったら、次は家の外です。

家の外と行っても、いきなり旅行などは控えて下さい。

うつ病を患っていると、旅行もストレスを感じる行動なのです。

旅行先で寝込み、家に戻って落ち込み、また寝床から出られなくなってしまいます。

基本は家の近所です。

ただ歩くだけなんて「つまらない」と思うかも知れません。

そんな事はありません。

見慣れた街もよく見ると、知らない事で溢れています。

その様な発見をしたり、写真を撮ったりするのも良いでしょう。

家の周りから始めて、1時間、外に出れる様になったら、大した物です。

家の外に出る事によって、体力はつきますし、太陽の光を浴びる事ができます。

徐々に気持ちも、晴れてくる筈です。

しかし、ここでもストレスが掛かってしまう事があります。

それは、天候や気温です。

毎日、「散歩を続ける」と決めたからと言って、天候が悪い時や気温が低い時に出掛けてしまうのは逆効果です。

天候が悪い時に外に出るのは、非常にストレスがかかる行為です。

その様な日は、「気持ちの出力」の日とするのが良いでしょう。

また、家の周りを写真に納めていたら、その写真を眺めるのも良いと思います。

そして、部屋から外を眺めるのも良い事です。

「今度は、あそこに行ってみよう」とか、「あそこって、どうだったっけ」など、思いを巡らせる事ができるかも知れません。

街に出掛ける

「街に出掛ける」事は、最後のハードルです。

人がたくさんいますし、街も騒々しいです。

寝床から出る事のできなかった状態から比べると、かなりのストレスが色々な所に存在します。

従って、無理はしない下さい。

ここで、無理をしてしまうと、寝床からやり直す事になってしまいます。

徐々に、時間をかけて、街に馴染む様にしましょう。

お仕事の復帰を考えている方などは、どうしても街の雰囲気に馴染む必要があります。

従って、今まで以上に時間をかけて、街に馴染む様にしましょう。

できれば、最寄りの駅から始め、徐々に大きな街へ行くようにした方が良いでしょう。

そして、バスや鉄道に乗るなどして、お仕事への復帰に向けた行動をイメージしましょう。

くれぐれも、「時間をかけて、徐々に慣れる事」を忘れないでください。

バスや電車も途中で下車しても構いません。

こんな状態では、お仕事への復帰は無理だと考えてしまうかも知れません。

もし、その様に感じたら、「お仕事への復帰」は忘れましょう。

とにかく、「普通の生活」が第一目標です。

「お仕事への復帰」はオマケでしかない事を理解して下さい。

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simacatから一言

注意して頂きたい事が、「必ず時間をかけて行う」事です。

うつ病は1ヶ月や3ヶ月で治る病気ではありません。

元々、お仕事をしていた方は、「焦る気持ち」があると思います。

この「焦る気持ち」から、復帰を早めてしまうのですが、結局は失敗となるケースがあります。

「生活があるから」、早く復帰をしないと行けないと思う気持ちは分かります。

しかし、「生活があるから」こそ、完全にうつ病の症状と向き合わないといけないのです。

焦らないで、少しずつ、元の生活を送れる様に治していきましょう。

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