お仕事の適性とは?!意味とは?!自分に向いているか不安?!適性を増やす事や広げる事を考えてみませんか?!
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はじめに
お仕事で失敗が続くと、「このお仕事、自分に向いていないのかな?」と思う時があります。
この「自分に向いているのか?」「自分に向いていないのか?」の判断の基準に、「適性」という物があります。
「適性」があれば、「物事の全てが上手くいく」と思う人がいるかも知れません。
それは間違いです。
「適性」がある事で、「物事の全てを上手くする努力ができる」と考えて頂きたいと思います。
今回は、「適性とは」「適性を増やす事や広げる事」について触れたいと思います。
「適性」に対して、不安を感じた時の参考にして頂ければと思います。
適性とは
「適性」とは、ある事柄に対して、「性格や性質が適している」という意味になります。
例えば、就職をする時の選考の過程に、「適性検査」があります。
これは、「会社の業務内容の適性があるのか?」を検査するものとなります。
この「適性検査」は、「性格の確認」「一般常識の確認」「業務の遂行能力の確認」、そして「面接時の情報収集」などが、主な目的となっています。
この「適性検査」が不合格となった時、「その会社の業務内容の適性がなかった」と判断をされた事になります。
しかし、これはあくまでも「その会社の業務内容の適性がなかった」というだけです。
他の会社で同じ結果になるとは、限りません。
また、逆もあります。
「適性検査」では良い成績だったのに「その会社の業務内容についていけない」場合となります。
「適性検査」は、「人の能力を数値化しておこなう物」となります。
したがって、「数値化できない能力」については、「適性検査」では見えない部分となります。
「適性」にお話しを戻しますが、「適性がある」事により、「性格や性質が適している」「その事について考え、行動する事に向いている」と判断をする事ができます。
ここで、よくある誤解があるのですが、これは「好き」「嫌い」ではありません。
「好き」「嫌い」に関係なく、「性格や性質が適している」という事となります。
例えば、「マラソンが嫌い」でも、「気長にコツコツ続けられる」「外に出て体を動かす事が好き」などがあるなら、「適性がある」となるかも知れません。
もちろん、「好きな事」に「適性がある」のに越した事はありませんが、「適性とはそういう物」と考えて頂ければと思います。
ちなみに、「適性」と同じ読み方で、「適正」という言葉があります。
非常に紛らわしいのですが、「適正」は「適切である事」「正当である事」という意味で、出された答えが、「正しい物」「合格点の物」となります。
しかし、「適性」は「人の能力」となるので、出される答えに、「正しさ」は求められません。
先ほどの「マラソンが嫌い」のお話しですが、「マラソンに適性がある」場合でも、「マラソンが嫌い」な場合、自分にとって、「マラソンは適正ではない」という事となります。
「適性」と「適正」は読み方が同じなので、混乱しないように、「適正」については「適切」「最適」など、別の言葉の利用をおすすめします。
ちなみに、「適正検査」という物は存在しないので、ご注意ください。
適性を増やす事や広げる事
今のお仕事で「適性」について不安を感じた時は、「適性を増やす事や広げる事」を考えてみましょう。
お仕事でミスや失敗が続くと、「適性」について、不安を感じると思います。
しかし、そもそも今の会社に入る時、「適性検査」、もしくは、それに準じた検査を受けているはずです
したがって、今の会社でのお仕事は、「適性がある」事となります。
とはいえ、実際にお仕事をはじめて、色々な事を経験していくうちに、「考え方の変化」があります。
また、「年齢をかさねる事による、身体能力の低下」もあります。
これにより、「自分の性格が変わる」事があります。
そして、「自分の性格が変わる」事により、「適性も変化をする可能性がある」事となります。
したがって、「適性は変わる物」と考えるほうが、「普通の考え方」となります。
それでは、「適性が変わったら、どうなるのか?」となりますが、最悪、「適性がなくなる」事となります。
これは、「今の会社でお仕事をする適性がなくなる」という意味になります。
それならば、「今の会社を辞めるしかない」という考えになってしまいます。
これは、かなりの極論となるので、はやまらないでください。
そもそも「適性」は、1つではありません。
そして、「適性」には、「色々な考えや技術の幅」があります。
したがって、「適性は変わる物」と考えるなら、「適性を増やす事」「適正を広げる事」を考えて頂きたいと思います。
「適性を増やす事」とは、「性格や性質が適している事柄を増やす事」となります。
これは、今のお仕事とは別に、他の事を体験して、「新しく適性のある物を知る事」となります。
「適正を広げる事」とは、「性格や性質が適している事柄の範囲を広げる事」となります。
これは、今の適正のあるお仕事の視野を広げる事で、「対応可能な事柄を増やす事」となります。
「適性を増やす事」や「適正を広げる事」をおこなう為には、色々な事に興味を持ち、実際に体験をする必要があります。
色々な体験をして、その体験から得られる事を吸収して、「適性」に反映させて頂ければと思います。
simacatより一言
「適性は変わる物」と考えた時、「適性がない事柄」も「適性がある事柄」となる可能性があります。
「適正がない事柄」について、自分なりに考えて、良い結果となるように行動をする事で、徐々に「適性が身についていく」事となります。
これは、「自分の性格が変化する」事でもあります。
しかし、自分の性格を変化させる為、数日で何とかなる物ではありません。
また、「適性がない」場合は、この過程で苦労をする事となるかも知れません。
とはいえ、「適性がないから諦める」のは、「可能性も諦める」という事となります。
この点については、自分自身でしっかりと考える必要があります。
ちなみに、今現在「悩んでいる」「困っている」場合ですが、「適性を増やす事」を考えて頂きたいと思います。
これは、「他の畑も見てみる」という事となります。
今現在「悩んでいる」「困っている」場合、「自分に向いているのか?」ばかりを考えてしまい、「思考停止」となっている可能性があります。
「思考」を動かす為にも、「他の畑も見てみる」のも良い事です。
この「他の畑も見てみる」事で、刺激を受け、「思考」を動かして頂ければと思います。
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