お仕事は勝ち負けではないって言うけど?勝ち負けってなんだろう?!勝ち組とか負け組の事なの??
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「お仕事は勝ち負けではない」と言われます。
この「勝ち負け」という言葉は、「他人と競う事」を意味しています。
「他人と競う事」で、「どちらが良くできたのか?」を決める事となります。
しかし、ほとんどのお仕事では「チームワークを重要視」しています。
これは、「個人間で競うよりも、お仕事全体の成果を上げる事が第一」という考え方です。
「一人が勝っても、お仕事の成果が低ければ意味がない」という事です。
しかし、「他人と競う事」をしなくても、「勝ち負け」は意識をするべきです。
これは、「できるだけ良い結果となるように努力をする事」となるからです。
そして、「勝ち負け」の話題では、「勝ち組と負け組」という言葉を耳にします。
今回は、この「勝ち組と負け組」、「お仕事の勝ちと負け」について触れます。
「勝ち組と負け組」については、少々疑問があるのですが、参考程度にお付き合いを頂ければと思います。
勝ち組と負け組
「勝ちと負け」を考えた時、「勝ち組と負け組」という言葉が浮かびます。
「勝ちの人のグループ」が「勝ち組」、「負けの人のグループ」が「負け組」となります。
ただし、「勝ちと負けの判断」には、色々な疑問があります。
まずは、「判断をするタイミング」となります。
一般的に、「勝ち組と負け組」とは、「人生の勝ち組と負け組」に置き換えられます。
「人生の」と付くので、実はかなり長い目で見て、「勝ちと負けの判断をする物」となります。
しかし、例えば「収入の高いお仕事に就いている」「プライベートが充実している」「常に前向きでいられる」などが、「判断の基準」となっています。
これは、「結果」が出ていない「現在の状態」のタイミングで、「勝ちと負けの判断がおこなわれている」となります。
そして、次に「判断の基準」があります。
「判断の基準」は、人により様々となっています。
これは、「人により重要と考える事が違う為」となります。
例えば、「お金や物が重要」と考える人は、「収入が高いのか?」で判断をします。
「自分らしさが重要」と考える人は、「プライベートは充実しているのか?」で判断をします。
「生き方が重要」と考える人は、「常に前向きでいられるのか?」で判断をします。
そして、もちろん、それらを総合して判断をする人もいます。
したがって、「勝ちと負けの判断」については、「タイミングや基準」が、かなり「曖昧な物」となっています。
ただし、「誰にでも理解できる判断の基準」があります。
それは「収入」です。
基本的に、「勝ち組」と呼ばれる場合、この「収入が高い人」となります。
とはいえ、前述の通り、「判断の基準」や「判断のタイミング」など、少々疑わしい部分があります。
「多くの収入があっても、プライベートが充実していない」
「プライベートが充実していても、常に前向きでいる事ができない」
これらは、自分で判断をした時、「負け組」となる可能性があります。
しかし、他人が判断をした場合は、「勝ち組」となる可能性があります。
そして、現在の状況は、「自他共に認める負け組」かも知れませんが、努力により「勝ち組」になる可能性があります。
したがって、あまり「勝ち組と負け組」に、こだわる必要はありません。
それよりも、普段のお仕事の中で、「どれだけ自分が勝てているのか?」を考えて、意識をするべきです。
お仕事の勝ちと負けの基準
お仕事をする時、「勝ちと負けの基準」を考えて、意識をしてください。
意識をしないと、「勝ち」を感じる事ができません。
お仕事では、「勝ちと負けの判断をする要素」は、色々とあります。
例えば、「スピード」「品質」「報酬」があります。
これらの要素から、「勝つ為の目標」を作り、それが「達成できたのか?」が、「勝ち負けの基準」となります。
それでは、「目標とはなにか?」となります。
もちろん、「スピードを上げる」「品質を上げる」「報酬を上げる」などは、「目標」となります。
しかし、お仕事では、これらの「目標」は大きなカテゴリとなります。
「スピードを上げる為にやる事」「品質を上げる為にやる事」「報酬を上げる為にやる事」が、さらに「細かい目標」となります。
一つ一つのお仕事で、それらの「目標」について、「達成できたのか?」が、「勝ち負けの基準」となります。
なお、もし、「負け」と感じた「目標」があった場合は、次のお仕事でも、「その目標を達成する事」を目指してください。
そして、毎回の「目標」に必ず加える事があります。
それは、「自分の成長」となります。
「自分の成長」と言われても、少々曖昧に感じてしまうかも知れません。
「具体的な事」が見つからない場合は、「感情的な事」「精神的な事」でも構いません。
例えば、「怒るのを我慢する」でも良いですし、「投げ出さずに最後までおこなう」でも良いです。
何か一つでも、「自分の成長となる事」を見つけてください。
そして、毎回のお仕事の中で、「他の目標」の達成が難しくても、「この目標」だけは、「勝ち」を狙うようにしてください。
「お仕事の勝ち負け」を考えた時、「目標の重要度」にもよりますが、何か一つでも「達成」できていれば、「勝ち」としてください。
それが、次のお仕事につながっていきます。
なお、「目標」に対して、「負けてばかり」になってしまうと、お仕事に向き合う事ができなくなり、「負け組」となってしまう可能性が高くなります。
「自分は負け組と考えてしまっている」場合は、「目標の見直し」をおこなってください。
そして、「勝つ」必要はありません。
「負けなければ良い」と考えて、「目標の達成」を目指して頂ければと思います。
simacatより一言
「勝ち組と負け組」は気にしなくても良いと思いますが、「勝ち負け」には、気を向けて頂きたいと思います。
とはいえ、誤解をして欲しくないのが、これは「人との優劣を決める」という事ではありません。
逆に、人それぞれ、「判断の基準」が違うので、人と競っても、あまり意味がないと思うべきです。
ただし、「勝った」と思った時は、「心の中でニヤニヤ」しても良いかと思います。
それが、「自分の成長」につながる事となります。
そして、「自分の成長を常に意識できている」ならば、自分を「負け組」と感じる事はありません。
コメント