本人確認?!自分が自分である事の証明?!身分証明になるものを常に携帯しましょう?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「自分が自分である事を証明する事」は、普段から普通におこなっている事だと思います。
「役所への届出や書類発行の申請」「郵便物の郵便局での受け取り」「携帯電話などの契約」「銀行口座の開設やクレジットカードの作成」など、「本人証明」として「身分証明書」が必要となります。
意外と、当たり前に「身分証明書の提示」をおこなっているので、意識が薄い人もいると思います。
しかし、「何が身分を証明できる物なのか?」、疑問を持った事はないでしょうか?
今回は「自分で自分を証明できる物」について触れたいと思います。
なぜ本人確認が必要なのか
「なぜ本人確認が必要なのか?」についてとなります。
これは、「本人確認をおこなう場所」によって異なります。
例えば、役所であれば、「プライバシー保護」の観点で、「他人へ情報を漏らさない為の確認」が目的となります。
そして、これは「法律」により、ルール化されています。
不在時の郵便物を郵便局で受け取る時も、「本人確認」がされます。
これは、「なりすまし」など、「他人に郵便物を奪われる事の防止」が目的となります。
携帯電話などの契約の時も、「本人確認」をされます。
これは、「契約をして、お金を払う人」となるので、これが違う場合はお金を得る事ができません。
したがって、「契約をする人が契約者本人である事の確認」が目的となり、契約者から確実に料金の支払いがおこなわれるようにします。
ただし、携帯電話については、「携帯電話不正利用防止法」という法律があります。
この「携帯電話不正利用防止法」では、「契約締結時及び譲渡時に、契約者の本人確認を義務付けること」となっています。
この「本人確認」により、利用者が特定され、「不正利用」「不正アクセス」の防止となっています。
そして、銀行口座やクレジットカードを作る時も、「本人確認」が必要となります。
「銀行口座」や「クレジットカード」は、「自分の財産」となります。
「自分の財産を他人に利用されない為」にも、「自分が自分である事を特定してもらう必要」があります。
また、銀行口座の開設時には「犯罪収益移転防止法」という法律があります。
これは、「犯罪組織やテロ組織への資金流入を防ぐことを目的」としています。
「なぜ本人確認が必要なのか」について、いまさらと思われるかも知れませんが、「自分の財産やプライバシーを守る為」「企業の利益を守る為」「法律によって定められている為」などの理由があります。
本人確認と身分証明書
「本人確認」とは、「本人である事を証明する物」により、本人である事の確認をおこないます。
それでは、「本人である事を証明する物とは?」となります。
これが「身分証明書」となります。
一般的に「身分証明書」といわれている物を挙げます。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 旅券(パスポート)
- 国又は地方公共団体の機関が発行した身分証明書
- 身体障害者手帳
- 在留カードや特別永住者証明書
なお、「本人確認をおこなう場所」によって、「身分証明書」以外でも、「本人である事を証明できる物」があります。
ただし、「複数の物」を組み合わせて、「本人確認」とするケースが多く、「身分証明書」よりも、手間がかかる事となります。
具体的な物を挙げます。
- 各種健康保険証、各種年金手帳
- 顔写真が貼付されていない各種福祉手帳(母子健康手帳など)
- 取引に実印を使用する場合の当該実印の印鑑登録証明書
- 住民票の写し、住民票の記載事項証明書
- 戸籍謄本、抄本(戸籍の附票の写しが添付されているもの)
- 官公庁から発行、発給された書類
なお、これらが「本人確認」となるのかについては、別途、ご確認ください。
「身分証明書」がないと、「自分が自分であるにも関わらず、本人である事を証明する事」に手間がかかります。
現在、「身分証明書」を持っていない場合は、「マイナンバーカード」を作る事をおすすめします。
「マイナンバーカード」については、お住まいの行政機関(区役所や市役所)にお問合せください。
参考情報として、「マイナンバーカード総合サイト」のURLをご紹介いたしますので、必要な物や手順などの確認にご利用ください。
simacatより一言
私は「身分証明」ができる物として、「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」を持っています。
そのうち、「運転免許証」と「マイナンバーカード」は、お財布に入っている為、普段から携帯している状態です。
しかし、よくよく考えると、「運転免許証」があるので、「マイナンバーカード」を、持ち歩く必要はない事に気がつきました。
と言うより、お財布を無くした時にリスクが大きく、再発行の手間が増える為、携帯する「身分証明書」は一つあれば十分だと思いました。
結果、「マイナンバーカード」はお財布から取り出しています。
今後、「運転免許証」や「保険証」が「マイナンバーカード」に統一されるというお話しがあります。
紛失した時の手間について、どのようになるのかが気になる所です。
コメント