一つ一つのお仕事で見返りを求める事は間違い?!評価は総合的な視点で行われる!!
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はじめに
昇給やボーナスなど、評価と言うものは仕事を続ける上でモチベーションの向上に繋がる物です。
しかし、評価の悪い方は昇給率やボーナス額が低くモチベーションは下がる一方です。
そのような人は「真面目にやっているのに評価に反映されていない」とか「評価をする人が自分を嫌っている」など盲目的な事を言われます。
評価をする視点でドコを見ているのかをご紹介致しますので、参考にして頂き、評価を上げる努力をしてみては如何でしょうか?
仕事はできて当たり前
「真面目にお仕事をしている」「遅刻や早退はしない」「突然のお休みはしない」などを挙げて、評価が納得できないと言われる方がいます。
もちろん、大事な事ですし、誇れる事だと思います。
しかし、「真面目にお仕事をしている」「遅刻や早退はしない」「突然のお休みはしない」などは当たり前の事なのです。
そして「言われた事をしっかりとやっているのに」と言われる方もいらっしゃいますが、逆に言うと「言われた事しかやっていない」と思われるのです。
お仕事については、「マイナス評価はあってもプラス評価は無い」と考えた方が良いでしょう。
失敗したらマイナス評価となりますが、成功してもプラス評価とはならないのです。
お仕事は、できて当たり前なのです。
自主性に問題はないのか?
「自主性」とは「自ら率先して行動をしているか?」と言う事です。
誰かに言われる前に行動に移す事ができているのかを評価されます。
例えば、打ち合わせの際に問題が複雑となってしまった時に、「問題をホワイトボードに書き出す」事により、解決に向けた動きを自ら行う事を求めらているのです。
従って、上司や先輩に言われるまで何もできない状態では、自主性があるとは言えません。
慣れていない場合、初めのうちはためらいを感じるかも知れません。
しかし、慣れる事により行動力に繋がるのです。
主体性に問題はないのか?
「主体性」とは言い換えると、「お仕事を責任を持って取り組んでいるのか」と言う事です。
単純に言われたお仕事を行うのではなく、自分が責任を持って行う事により「もっと効率的にできないのか?」「もっと効果を上げる事はできないのか?」と考えて、改善を加えていくのです。
自ら考え、そしてお仕事の質を上げていく行動が主体性なのです。
協調性に問題はないのか?
「協調性」とは一言で言うと、「お仕事に関わる全ての人と上手に付き合えているか?」と言う事です。
「お仕事に関わる全ての人」とは、同僚、先輩、後輩、上司、お客様などです。
そして「上手に付き合えているか?」ですが、よく誤解をされてしまうのですが、「上手にコミュニケーションが取れていれば良い」と言う物ではありません。
「お仕事を行う上で連携が取れているのか?」と言う事です。
例えば、後輩へのお仕事の指導や先輩へのお仕事のフォローなど、お仕事にまつわる協調です。
どの様にコミュニケーションに長けていても、後輩の指導もせず、先輩の手伝いもしないのであれば、「協調性」があるとは言えません。
「協調性」は、お仕事に関わる全ての人に目を光らせる事が重要です。
人間性に問題はないのか?
能力がどれほど高くても、「人間性」に問題があっては評価は上がりません。
「悪口を言う」「挨拶をしない」「態度が悪い」などなど、人間性を表現する物は沢山あります。
ただ、「人間性」は「個性」である事を忘れてはいけません。
社会的な常識の範囲であれば、「個性」は生かされるべきです。
ここで言う「人間性に問題はないのか?」とは、その「社会的な常識の範囲を超えた人」です。
そして、「社会的」とは残念ながら「会社によって様々」なのです。
従って、「人間性」にて評価が低い場合は、「社会的な常識の範囲を超えている」か「自分に会社が馴染まない」と言う事となるのです。
総合的に問題はないのか?
自主性、主体性、協調性、人間性の全てで問題が無くても評価が低くなる場合があります。
それは「会社独自の基準」です。
例えば、「国家資格」であったり「社内試験」などです。
全ての基準を満たし、自主性、主体性、協調性、人間性に問題がなければ評価は高くなります。
逆に、問題が一つでもあれば、高い評価を期待する事は難しいと思われます。
simacatから一言
どの様な高評価の方も、昇給率やボーナスが低い場合があります。
それは、会社の方針です。
売上が低かった場合や今後の施策でお金を保留しておきたい場合などです。
これは、昇格や昇進にも関わってきます。
従って、1年や2年では、評価が上がっている事を実感する事は難しかも知れません。
しかし、諦めてはいけません。
諦めてしまっては、評価の低かった頃に戻ってしまいます。
プラス思考で考え、高い基準を保つ様に努力を続けて下さい。
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