教育担当を任されました?!できない?!やりたくない?!教育を拒絶された時の対処法とは?!
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はじめに
同じお仕事をずっとおこなう事はほぼありません。
いずれは誰かにお仕事を引き渡す事になります。
そして自分は他のお仕事を覚え、経験を積んでいく事となります。
また、お仕事の規模が大きくなった時、他の人に加わっていただく事があります。
他の人に加わっていただく事で、自分にかかる負担を減らす事ができます。
「キッカケは色々」となりますが、ここでおこなわれるのが「教育」となり、「教える行為」となります。
「教える行為」にて、お仕事を覚えていただきます。
しかし、この「教える行為を拒絶された時、どうしたら良いのか?」となります。
「無理やり教える行為」は現在の社会環境において適した方法ではありません。
今回は、「お仕事を教える際に拒絶された時の対処法」について触れたいと思います。
「できない」「やりたくない」といわれる事はめったにはありません。
しかし、あまりにも覚えが悪い時は「拒絶されている」と考えるべきです。
腹を立てずに冷静に「覚えてもらう方向に導く」為の参考にして頂きたいと思います。
お仕事をやらなくてはいけないのは規則です。
「教育」に関わらず、「お仕事をやらなくてはいけないのは規則である」という認識を持つ必要があります。
これは「雇用契約」や「社則」で決められている事柄である為です。
よって、「教える側」も「教えられる側」もこの点については理解をしている必要があります。
そして、「教える側は教える事」が「教えられる側は覚える事」が、それぞれのお仕事となり、これが「規則に準ずる事」となります。
ここで、「できません」「やりたくありません」は「雇用契約の違反」「社則の違反」となる可能性があります。
とはいえ、なんでも「違反になるから」という理由では「強要」になる可能性があります。
ここが「お仕事の教育の難しい点」となります。
「お仕事の教育」では「違反にならない」「強要はしない」という事が必要になります。
そして、ほとんどの人は、この「教育の難しい点」を「教える側」だけが考えようとします。
その結果、「一方的な考えによる行動」となり、「強要」が発生してしまいます。
もし、これが「教える側」と「教えられる側」で共通の認識ができているならば、「一方的な考えによる行動」にはなりません。
よって、「教えられる側も教育について考える」事が必要となります。
「教える側」も「教えられる側」も「教育」について考える事で「同じ目的意識を持つ事」ができます。
お仕事を覚えてもらう為に
「お仕事を覚えてもらう」為には、「教えられる側の考え」を理解する必要があります。
とはいえ、これは「教えられる側」が1人から3人くらいまでの「少人数」の場合となります。
それ以上、多い場合は「教えられる側の全員の考え」を理解する事は「ほぼ不可能」となります。
もし、大人数を相手に「教育」をおこなう場合は、「聞きやすい環境」を整えるようにしてください。
「教えられる側」からのアクションにより、少なくても、「その人の考え」は理解ができるはずです。
それでは、お仕事を教える時に「拒絶」をされた場合となります。
これは「できません」「やりたくありません」と言われた場合や、「覚えが悪い時」などとなります。
まず、「お仕事をやらなくてはいけないのは規則である」事を「教えられる側に理解をしていただく」必要があります。
この「教えられる側に理解をしていただく」事をしない人が多くいます。
例えば、「いいからやれ!」「黙ってやれ!」などは「お仕事の強要」となります。
「それじゃ、やらなければいい!」「どうなっても知らない」などは、「教える側がお仕事を放棄した事」となります。
よって、まずは「やらなくてはいけない事」という共通認識を持つ必要があります。
そして、「できないのか?」「やりたくないのか?」を必ず確認してください。
「できない」と言われた場合
「できない」ならば、これは上司や管理者に対応をお任せした方が無難です。
「説得」をお任せしても良いですし、「お仕事の変更」などでも良いと思います。
とはいえ、「責任」や「能力」などを理由に「教育する事を無理強いされる」場合があります。
これを受けてしまうと、「教える側」が「強要」をおこなう事となり、違反行為をしなくてはいけない事となるので注意が必要となります。
「やりたくない」と言われた場合
「やりたくない」は明らかに、「規則の違反」となります。
よって、「やる必要がある」事を理解してもらう必要があります。
その為には「お仕事の必要性が分かる物」と「お仕事の作業内容の一覧」を作成してください。
「必要のあるお仕事」だから「教育」をします。
この「必要性」を理解させるようにしてください。
つぎが、「お仕事の作業内容の一覧」を見せて、「やれる事」を見つけさせてください。
「お仕事の全体」をみて、「やりたくない」という発想になっています。
「お仕事の一部」でしかも「やれる事」であるなら、多少は考えを改めてもらえる可能性があります。
そして、徐々に「やれる事」を増やしていけば「やりたくない事」は減っていきます。
とはいえ、教育中は常に「教えられる側の気持ちの状況」を確認してください。
そもそも「やりたくない事」をしているので、「ストレス」が蓄積されています。
「教える側」は、「ストレス解消」についてできる事をおこなうようにしてください。
以上、お仕事の教育にて「できない」「やりたくない」と言われた場合でした。
「お仕事を教える側」は「お仕事を覚えてもらう事がお仕事」となります。
とはいえ、これだけ気を使うと「教える側」にも「ストレス」が蓄積されます。
上司や管理者などへの報告のついでに、この「ストレス」の解消をするようにしてください。
simacatより一言
お仕事について「できない」「やりたくない」と言われてしまうと、腹を立てる人がいます。
腹を立てるのは良いのですが、それを「態度や行動」に出さないようにしてください。
冷静になり、「何を言っているのだろう?」と考えてください。
世の中には色々な人がいます。
その色々な人の考え方を知り対応を知る事は「教える能力の向上」となります。
腹を立てる前に冷静になり、その人の考え方に興味を持って頂きたいと思います。
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