なにそれ?!ずるい?!お仕事をしていて感じました?!そんな時はどのような対策をすれば良いのか?!
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はじめに
お仕事をしていて「なにそれずるい!」と思った事はないでしょうか。
自分だけ、お土産をもらえずに「ずるい」とかではありません。
お仕事の量や評価の不平等で、「ずるい」と感じる事となります。
世の中には色々な人がいます。
そして、「ずるい人」もいます。
「ずるい人」と関わると、本当にストレスが溜まります。
今回は「ずるいとは?」と「お仕事でのずるい人の対策」について触れたいと思います。
「ずるい人の対策」をする事により、すこしでも自分のストレスを和らげ、お仕事に集中をして頂きたいと思います。
ずるいとは
「ずるい」とは、「自分の得の為に要領よく行動するさま、またはそのような考え」となります。
「ずるい人と感じる一般的なイメージ」を挙げます。
- 嘘、悪口、噂話で人を陥れる
- 人によって態度を変える
- 自分の得の事しか考えない
この「特徴」は、「自分の得の為に要領よく行動をする事」で、これが「ずるい事」となります。
そして、この「ずるい事をする人」が「ずるい人」となります。
確かに、かなり「迷惑」で「自分勝手」な印象があります。
「ずるい人」は「自分だけが良い評価を得る」「自分だけその場から逃げる」など、「自分だけが良い状態を維持する事」だけを考え、行動をします。
ただし、これだけなら「ずるい人」にはなりません。
問題なのは「ずるいと感じる人がいる事」で、いわゆる「犠牲者が存在する事」です。
この「ずるいと感じる人」がいなければ、「ずるい人は存在しない」事となります。
「ずるい」とは、「何かをされた結果」の感情です。
「ずるい」と感じた人は、「騙された」「利用された」など「損を与えられ、それを感じた人」となります。
そして、この「ずるいと感じさせる事柄」を「意識せずにおこなう人」「当たり前のようにおこなう人」が「ずるい人」となります。
お仕事では、この「ずるい人」は、「チームワークを乱す存在」でもあります。
例えば、「損ばかりを押し付けられている人」がいたとします。
その人は、「何の為のお仕事なのか」「誰の為のお仕事なのか」など、現在のお仕事に疑問を感じます。
疑問を感じたままでお仕事をすると、どうしても集中力が長続きせず、時間がかかってしまう事もあれば、ミスが多くなる事もあります。
これは「個人のパフォーマンスが落ちている状態」です。
そして、「個人のパフォーマンスが落ちている状態」は、チームにも影響を及ぼします。
その結果、「チーム全体のパフォーマンスが下がる事」となります。
よって「ずるい人を正すべき」ではあるのですが、「ずるい人」には、何が悪いのか分かりません。
仮に、「そこが悪い」と指摘をしても、「ずるい事」をして逃げてしまいます。
したがって、何をしても無駄となります。
「ずるい人」の「ずるい部分」は「自分で気づいて自分でなおすしか方法がない」事となります。
お仕事でのずるい人への対策
「ずるい人」に対しては、なす術がありません。
したがって、お仕事では「関わらない事」が一番の対策となります。
これは、「無視」とか「仲間外れ」という事ではなく、しっかりと「役割を分担する事」となります。
この「役割の分担」で不平等が発生するかも知れませんが、それでも構いません。
そして、「役割」は、徹底して守るようにしてください。
もし、「ずるい人」が何かを依頼してきても断ってください。
「自分の担当のお仕事」と「ずるい人が担当するお仕事」について、しっかりと線を引くようにしてください。
それでも、「ずるい人」は何をしてくるのか分かりません。
したがって、「ずるい人の発言や行動」については記録を残すようにしてください。
できれば、職場内で「議事録」という形で共有をするようにしてください。
もし、「嘘をつかれた」「騙された」などがあっても、その記録により避けられる可能性が高くなります。
「ずるい人」への対策をおこなう事により、「犠牲者」となる可能性を抑える事ができます。
そして、「ずるい」と感じる気持ちは、「羨ましい」と感じる気持ちでもあります。
「ずるい人にずるい事をされた」時、「自分もずるい事ができたら」と思うのではないでしょうか?
「ずるい事」をすると嫌われます。
これは「犠牲者を生む為」です。
したがって、できるだけ「ずるい事」は「自分の為に控えるべき」です。
しかし、もし「ずるい人」があまりにも「ずるい」と感じた時は、「同じ事をすれば良いだけ」となります。
「ずるい人」は色々な「ずるい事」を学べる「反面教師」でもあります。
「ずるい事が必要になった」時は、この「ずるい人の行動」を参考にしてください。
simacatより一言
気になるのが「ずるい人が上司の場合」です。
「同僚」などから「ずるい事」をされても、「依頼を断る事」ができる為、「ずるい事」を回避する事ができます。
しかし、「上司」の場合は、「依頼を断る事」ができません。
したがって、「ずるい事から逃げる事ができない状態」となります。
この時は「記録をする事」に重点を置いてください。
そして、この「記録」を「上司」と共有するようにします。
この時、直接「上司」との共有が難しい場合は、「他の上司と同列の上司」、もしくは「上司の上司」などでも構いません。
あまりにも「記録した事」と「上司の言動や行動」がかけ離れている場合は、「ハラスメント行為」の可能性を考えるべきです。
「記録」を共有した人に対して、「ハラスメント行為の可能性を訴える」事で、少しは変化があるかも知れません。
もし、変化がない場合は、「ハラスメント行為」として、会社や労働基準監督署の相談窓口などを利用するようにしてください。
このようにすれば、「上司のずるい事」から逃げられる可能性があります。
ちなみに、「ずるいと感じる人」がいなければ、「ずるい人は存在しない」と前述を致しました。
ここで問題なのが、「被害妄想の激しい人」となります。
この「被害妄想の激しい人」は、誰に対しても、何に対しても、「ずるい」と感じてしまいます。
感じてしまうのは仕方のない事なのかも知れません。
しかし、「本当にずるいのか?」「まわりと比べて自分はどれくらいの損を与えられているのか?」を考えて頂きたいと思います。
「自分だけが損を与えられている」場合は、「いじめ」などの可能性もあります。
「いじめ」などであれば、「ハラスメント行為」として対応する事もできます。
しかし、「まわりも同じくらいの損を与えられている」場合、「ずるい人の対策」では解決する事ができません。
実は「対した事ではない」可能性がある為です。
とはいえ、「感じる気持ち」は人それぞれ違います。
まわりの人には「問題がない事」でも、自分にとっては「大問題な事」なのかも知れません。
仮に「大問題な事」の場合は、その環境に身をおく事を見直した方が良い場合があります。
理由は「ずるい」という思いは、「怒り」につながる為です。
それを常に感じてしまうと、「精神的な負担」が大きくなります。
最近、「誰に対しても常にずるいと感じてしまう」「笑えなくなる」「眠れなくなる」「他の事を考えられなくなる」などの心当たりがある場合、「限界の状態」となっています。
心療内科の診察やカウンセラーへの相談をご検討頂きたいと思います。
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