職場で本当にあった嵌められた話し!?2つほどご紹介します!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「お仕事は協力をして、成果を出していくもの」と信じております。
そして、その「成果」は「会社の売上」に貢献し、それが自分たちのお給料などの待遇に還元されて、「自分も含め、そのお仕事に関係する全ての人が幸せになる事」ができると信じています。
自分が幸せになる為には、「お仕事に関係する人との協力」が必要となります。
このような考えは、「他人の事も自分の事のように考える」事ができ、「良好な協力関係をきずく事は、自分が幸せにつながる」と考える事ができる為、良い循環と言えます。
しかし、世の中にはいろいろな人がいます。
人によっては、「協力的な関係を築く事ができない人」がいます。
「協力的な関係を築く事ができない人」は、一人で成果を出していけば良いですし、それを誰も気にはしません。
しかし、その中には問題となる人がいます。
「人を利用する」、いわゆる「人を嵌(ハ)める事で、成果を出す人」となります。
「自分も含め、そのお仕事に関係する全ての人が幸せになる事」なんて、夢物語なのでしょうか。
今回は、「職場で本当にあった嵌められた話し」について、2つほど、ご紹介します。
作業者がリーダーに、嵌められた
これは「作業者」が「リーダー」に、「嵌められた」お話しとなります。
「管理者」より渡されたお仕事について、「リーダー」は、自分で作業の計画を立て、それを「作業者」に指示をし、作業が行われています。
そして、定期的に「作業者」の状況を知り、自分が立てた計画通りに作業が進んでいる事を「管理者に報告」しています。
「作業者」の視点からすると、「リーダーが作成した計画」に基づいて、作業をおこなっている事となります。
したがって、「リーダーが作成した計画」に「不備」がある場合、「作業の進み具合が遅くなる」などの影響が発生し、本来、終わっていなければいけない作業が未完了となってしまいます。
これが、「ノルマが達成できない状態」です。
「作業者」からすると、「リーダーの計画ミス」が原因となり、その事は、「作業者」と「リーダー」の間では共有されます。
しかし、これが「リーダー」と「管理者」との間で、共有されない場合があります。
「リーダー」が、「自分の計画ミス」を黙っていてしまうと、単なる「作業者」の遅れであり、「作業者のノルマの未達成」となります。
「管理者」は「各作業者」を管理していないので、「リーダー」の言葉が、そのまま「作業者の能力の判断規準」となります。
その結果、「リーダーの失敗や能力不足」も「作業者の失敗や能力不足」として、認識されてしまいます。
自分に心当たりがないミスでも、「嵌められる」事により、「低い評価」を受ける事となりました。
リーダーが作業者に、嵌められた
これは、「リーダー」が「作業者」から「嵌められた」お話しとなります。
「管理者」より「リーダー」に、お仕事が渡され、「リーダー」が「作業者」に作業を割り振ります。
作業には、簡単な物もあれば、難しい物もあります。
「リーダー」は、難しい作業ならば、それなりに「時間的な猶予」や「知識や技術の提供」を行います。
しかし、「難しい作業はやりたくないと考える作業者」もいます。
「難しい作業はやりたくないと考える作業者」は、「リーダー」に、「難しい作業なので自分にはできない」と、伝えました。
正直に伝える事は、良い事なのですが、「では、どうすればできるのか?」という質問には、明確な答えはなく、ただ「自分には難しいから無理」を繰り返すだけでした。
「リーダー」の立場から見ると、これは「作業者のワガママ」となります。
「作業者」には、「どうすれば良いか?をゆっくりと考えて、できる事を進めていこう」と話しをし、一旦、その場は終わりました。
しかし、数分後、「管理者」が現れ、「管理者」から「リーダー」に、「作業者に無理をさせている」「難しい事は自分でやって欲しい」と言われました。
「管理者」と「作業者」は、かなり親密な関係だった様で、「作業者のワガママ」を「管理者」は受け入れてしまいました。
そして、その「リーダー」は、問題となった「作業者」だけでなく、他の「作業者」に対しても、「作業の割り当て」は行えなくなり、「管理者」より渡されるお仕事は、「リーダー自身」でおこなうようになりました。
その結果、「作業の割り振りの能力はない」「作業者を扱える力量が低い」など、「リーダー」としての能力が低いと認識されるようになりました。
「リーダー」としては当たり前の行動をしていても、「管理者と作業者の親密な関係」にて「嵌められる」事により、「低い評価」を受ける事となりました。
simacatより一言
2つの「嵌められたお話し」ですが、実際に体験している人も多いと思います。
「嵌める人の能力不足」が原因なので、「嵌められた人」は、「被害者」と言えます。
そしてこれは、アルバイトでも正社員でも、どのようなお仕事でも、ありえる事となっています。
「お仕事では協力関係が大切」だと考えているのですが、「嵌められた経験」をすると、「人と協力関係をきずく事」に、抵抗を感じたり、不安を感じてしまいます。
あまりにも、「嵌められた」と思う機会が多いと、職場の人を信用できなくなり、やがては「人間不信」になってしまいます。
「嵌めれた」と思った時でも、なるべく気にしないで、その後、「嵌めた人」と接する時は、「その人とは、壁を一枚、はさんでいるイメージ」で、お付き合いをして頂ければと思います。
コメント