お仕事はお金の為にやっている?!そう思う人ほど目的はお金ではない!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「お仕事はお金の為にやっている」と言う人を見かけます。
「お金の為」とは、かなりざっくりとしています。
偏見となりますが、その様な人は、「お金使いが荒い人」と「ケチな人」に多い様な気がします。
確かに、お仕事をするにあたり、お金はモチベーションをあげる存在ですので、「お金の為」にお仕事をする事は間違っていないと思います。
しかし、「お金の為」とは具体的になんでしょう?
愛でていたいだけなのか?
増やしたいのか?
どちらにしても、言うほど何かをしている訳ではありません。
「お仕事はお金の為にやっている」と思っているなら、本来は逆の発想が必要です。
「お金の為」の一つの手段として、お仕事が存在します。
そして、「お金の為」と考えるなら、他の手段を試みるべきなのです。
貯金額を眺めたい
現在、ほとんどの会社は、お給料は銀行の口座に振り込まれます。
「ケチな人」は、なるべく銀行からお金を下ろさない様にします。
そして、銀行の口座に、お金が貯まっていく事に優越感を覚えます。
「お仕事は銀行口座の預金額を増やす為にやっている」のであれば、これは正解なのですが、「お金の為」であるならば、これは間違いです。
「お金の為」ならば、増やして育てる事が重要です。
銀行口座に預けておく事は、動物の剥製の置物と同じです。
育つ事はありませんし、むしろ壊れるリスクがあります。
従って、貯金ではお金を育てる事はできないのです。
「お金の為」と思うのであれば、お仕事以外でも、お金を増やす方法を勉強するべきです。
贅沢な暮らしをしたい
「お金の為」にお仕事をしているのですが、食べたり、飲んだり、買ったりと、お金使いの荒い人がいます。
お仕事を頑張ったご褒美ならば、多少は良いかも知れません。
しかし、少しもお金が残らない様な使い方は、「お金の為」とはなりません。
お金は、使ったらなくなります。
「また、お金の為にお仕事をすれば良い」と思われるかも知れませんが、それは「お金の為」ではなく、「贅沢な暮らしがしたいから、お仕事をやっている」となります。
この考えを否定するつもりはありませんし、誰もが思う事でもあります。
「贅沢な暮らし」が目的であるならば、少しの間、我慢をする事が必要です。
「目先の贅沢」に囚われないでください。
お金が育てば、収入にプラスしたお金が手に入る可能性があります。
収入にプラスしたお金を手に入れるには、勉強と時間が必要となります。
無駄使いをせず、少しの間、贅沢を我慢し勉強をすれば、いずれは贅沢ができる様になります。
無駄残業の温床
かなり露骨なやり方が、「無駄残業」です。
「お仕事はお金の為にやっている」を具現化した行為です。
お仕事をしていると、予期できない事で、時間がかかったり、手間が増えたりなど、予定通りに行かない時があります。
その様な時は「残業」にて、なんとか予定通りとなる様に、挽回をします。
しかし、「無駄残業」をする人は、残業時間が実質的な作業時間だと、勘違いをしています。
そして、様々な理由で「無駄残業」を行うのです。
更に「無駄残業」を促進させているのが、「評価」です。
日本は「残業」をしている人ほど、頑張っている人と「良い評価」となる傾向があります。
本来は逆ですよね。
「残業」は、お給料として予定されている金額よりも、多く支払う必要がある為、会社側にもダメージがあります。
それにも関わらず、「良い評価」となる「残業」。
そして、それを利用している「無駄残業」。
「お金の為に働いている」と言う言葉の為にあるシステムでもあります。
お金の為のお仕事とは
「お仕事はお金の為にやっている」と考えている人は、今のお仕事の知識や技術を使って、もっとお金を稼ぐ事を考えるべきです。
現在、「お金の為」に行っているお仕事は、現在の職場でしか通用しない物でしょうか?
現在の職場でしか通用しない物であるならば、更に技術を磨く必要があります。
しかし、多くの人は「他の場所でも応用する事ができる」知識や技術を習得しています。
「初めて、お会いする人に対する挨拶」や「電話対応」などをはじめ、お仕事で培われる事は些細な事であっても、知識や技術を構成する要素となります。
お仕事で営業をしている人は口が上手く、誰とでも打ち解ける事ができるでしょう。
お仕事で料理をしている人は、ご家庭でも美味しい料理を振舞う事ができるでしょう。
その様な知識や技術を応用して、更にお金に換える事を考えてみましょう。
それが、本当の意味での「お金の為のお仕事」なのです。
simacatより一言
まず、「自分に何ができるんだろう?」と考えます。
その時、自分のお仕事について、振り返ってみましょう。
お仕事をしている以上、すでに自分の知識や技術で、お金を手に入れているのです。
その知識や技術を応用できる事柄を探してください。
あと、「お金の為」と言う考えは非常に理解できるのですが、「お金に変わる何か」を得たいと思う事もあります。
お金はあるに越した事はありませんが、それだけだと、満たされないと感じる時です。
その時は、「お金に変わる何か」を探してみるのも悪くはないと思います。
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