仕事で迷惑をかけられていると感じる?!割り切らないと恨みの気持ちで自分が辛くなる!!
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はじめに
お仕事の仲間に、「お仕事の要領が悪く、作業が遅い」「体調不良や家庭の事情が理由で、頻繁に、お休みをされる」など、作業が滞ってしまう人がいます。
その時、滞ってしまった作業が自分に回され、いつも以上に、頑張らなくてはいけなくなる時があります。
いつも行ってる自分の作業もありますし、作業のフォローも行う必要がある為、残業となるかも知れません。
そして、このような事が頻繁に発生すると、疲れが溜まっていきます。
作業を片付け、心身ともに疲れてしまうと、「なぜ他人の為に、ここまで疲れなくてはいけないのだろう?」と考えてしまいます。
一瞬だけ、考えるなら良いのですが、それが続くと、徐々に、その考えが「恨みの気持ち」に変化をしていきます。
この「恨みの気持ち」を持ち続けると、余計な事ばかりを考えてしまい、集中力がなくなり、1つの作業を終えるのに時間がかかり、さらに疲れを溜める原因となります。
そして、ますます「恨みの気持ち」が、増幅されていきます。
最終的には、「自分の心」に負担をかけ続ける事となり、「うつ病」のような症状があらわれます。
人のお仕事のフォローをした結果、自分の心が病んでしまっては、あまりにも報われません。
従って、「他人のお仕事のフォロー」で作業が増えたとしても、自分の作業と割り切る事で、「恨み」を抑え、「自分の心の負担」を軽くするようにしてください。
恨みとは
「恨み」とは、「自分に対する仕打ちに対して、不満に思い、憤り憎む気持ち」となります。
少々、穏やかな状態ではありません。
お仕事の場面では、「横取り」「罪のなすりつけ」など、「加害者と被害者がはっきりとしている仕打ち」が存在しますし、「考え方の違い」「相手への理解不足」など、「加害者に自覚がない仕打ち」も存在します。
「仕打ち」には色々とあるのですが、同じお仕事をするメンバーの状況や能力により、お仕事を押し付けられる「迷惑な状態」を「仕打ち」とするのは、少々「大袈裟」な表現と思われます。
しかし、「大袈裟な表現と思われる仕打ち」でも、そのような機会が頻繁におこると、「なぜ自分ばかりが?」という疑問が湧き上がります。
そして、この疑問が、積りに積もると、「仕打ち」と感じる事になります。
「仕打ち」と感じてしまった後、その考えが変わらない限りは、「恨みの気持ち」を抱く事となります。
ちなみに、「被害妄想の激しい人」は、「なぜ、自分ばかりが?」という気持ちを強く感じる人となります。
このような人は、「人を羨み、自分を下に感じ、強い劣等感から、その差を仕打ちと感じ、人を恨む」事となります。
お仕事で迷惑を掛けられた場合とは異なりますが、「恨みの気持ち」を持つ事により、お仕事の効率は、同じように下がります。
恨みの気持ちは無駄
「恨みの気持ち」は、考えるだけ無駄です。
「恨みの気持ち」は、時とし自分を動かす原動力となります。
非常に力の強い気持ちなのですが、それで「恨み」が解消された時、驚くほどの疲れを感じます。
理由は、「自分の全ての能力を使用するから」です。
そして、能力の全てを利用する為、その事以外を考える事が難しくなる為、その後の「目標や生きがい」を見失ってしまいます。
お仕事で人に迷惑を掛けられ、それが積み重なり、「恨みの気持ち」を持った時、その「恨み」を解消する事を考え行動をしても、「自分のお仕事」「フォローのお仕事」「恨みの行動」と、やる事が単純に増えるだけとなります。
そして、「恨み」の力で、しばらくの間は前向きに行動ができたとしても、徐々に疲れが溜まっていき、そして疲れから、やる気が失われます。
この時、「恨みの気持ち」も多少は薄れるかも知れませんが、「目標や生きがい」も同時に見失う事となります。
「目標や生きがい」を見失ってしまうと、「お仕事を行う理由」が分からなくなってしまいます。
そして、やる気がなくなり、お仕事がつまらなくなります。
「恨みの気持ち」は、このようなリスクがある為、考えるだけ無駄となります。
割り切る
「恨みの気持ち」は捨て、「仕打ちも、お仕事」と割り切る事が重要です。
「恨みの気持ち」を持つ事で、自分の状態が、悪い方向へ向かう事が分かっているなら、その気持ちは捨てるべきです。
「恨みの気持ちを解消する」事は考えないでください。
「許す」とか、「消化する」などを考えると、「どうするべきか?」と考えてしまいます。
これは「恨みの気持ちを解消する」事を意味しています。
「解消」するのではなく、「捨ててしまう」事が重要となります。
お仕事での「仕打ち」は、「それも自分のお仕事の一部」と考えてください。
他人のフォローであっても、多くのお仕事を対応する事は、「自分の成長に繋がる事」「自分の信用向上に繋がる事」と前向きに受け入れるようにしてください。
simacatより一言
「あいつは仕事をしない」という愚痴を耳にする事があります。
それなら、その人の「お仕事」を根こそぎとってしまい、何もさせないようにしましょう。
「同じ給料なのに、あいつの方が仕事が少ない」という言葉も耳にします。
「同じ給料で、多くの経験をさせてもらってる」と考えてください。
「恨む気持ち」を抱かず、その気持ちを抱いてしまったとしても、「捨てる」ようにしてください。
なお、この発想はモチベーション向上とパフォーマンス向上には必要ですが、「ブラック企業」の被害にあう可能性もありますので、残業時間や休日出勤については十分にご注意ください。
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