おつかれさまでした!?ありがとうございました!?社会人なら締めくくりの挨拶を忘れてはいけない!!
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はじめに
お仕事で打ち合わせの終了時、「お疲れさまでした」とか「ありがとうございましいた」などの「締めくくりの挨拶」をします。
この、「締めくくりの挨拶」は、非常に重要な行いとなります。
「終わり良ければ、全てよし」ではありませんが、どの様に白熱した打ち合わせとなっても、「締めくくりの挨拶」を参加者の全員が、気持ち良く行う事ができれば、その会議は「有意義」であったと思いますし、次回の会議への意欲も湧きます。
「締めくくりの挨拶」をしているだけなのですが。
そして、お仕事の終わりにも「締め括りの挨拶」があります。
「お疲れ様でした」とか、「お先に失礼します」などです。
これも「終わり良ければ、全てよし」ではありませんが、日中に、どの様な事があっても、この「締めくくりの挨拶」を気持ち良く行えれば、その日は充実した感覚を覚え、「また明日、頑張ろう」と思います。
「締めくくりの挨拶」は、「仕事仲間との繋がりの強さ」に影響する事なので、必ず行うようにしてください。
おつかれさまでした
打ち合わせの終了時や作業の終了時に、「おつかれさまでした」が使用されます。
「おつかれさまでした」は、「相手を労う(ネギラウ)言葉」「労力に対して感謝をする言葉」となっています。
この言葉を先輩や上司など「目上の人に使うのは失礼」などと、耳にした事はないでしょうか?
実は、失礼ではないのですが、「失礼と言われる時代がある」というのが正解となります。
この「労いの言葉」にも流行があるという事です。
それでは、目上の人に対して「今は、なんと言ったら良いのか?」となります。
退社する時
「お先に失礼します」
体調に関して
「お体をご自愛ください」
何かを教えて頂いた時
「ご指導、感謝致します」
「ご指導、ありがとうございました」
「お時間を頂き、ありがとうございました」
何かをして頂いた時
「大変、お世話になりました」
ちなみに、「おつかれさまでした」の前は、「ご苦労様でした」という言葉が流行っていました。
こちらは、「目上の人が使う言葉」となっています。
「ご苦労様でした」は使う事ができないから、「おつかれさまでした」となったのですが、これも「失礼にあたる」といった流れとなっているようです。
とは言え、「人を労う」という気持ちを表現する言葉です。
どのような言葉を使っても、一番大切なのは「気持ち」となります。
ありがとうございました
「ありがとうございました」は、「お礼の言葉」「感謝の言葉」です。
お仕事は、人に委ねる事が多くあります。
何かをして頂いたから、お礼をする。
これは「暗黙の了解」となっています。
ほとんどの人は、「お仕事だから」「やらなくてはいけない事だから」と、割り切った考えを持っています。
確かに、「お礼を言われる為にやっている」わけではありません。
しかし、そのような気持ちであっても、「お礼」を言われ、「感謝」をされると、「喜び」を感じます。
じつは、この「喜び」が重要となります。
お仕事であっても「感謝」がない、「できて当たり前」と思うような人のお願いは、「義務でお仕事する気持ち」が強くなり、期待以上の成果を望む事はできません。
お仕事をお願いされる時、以前「喜びを感じた人」は、「前のお仕事では喜んでもらえた、また喜んで欲しい」との思いから、「お仕事を前向き」に行います。
「お仕事を前向き」に行う事によって、「期待以上の成果」が生まれる事があります。
もちろん、毎回、期待以上の成果が生まれるとは限りませんが、「ありがとうございました」と「感謝」を一言、伝えるだけで、「期待以上の成果」が生まれる可能性がある事は、お仕事をする上では重要な事となります。
「感謝」や「喜び」で、「お仕事の品質や精度」に違いが出てしまう事は、少々問題があるのですが、人がお仕事をしている以上、この点を理解する必要があります。
そして、それを大いに利用するべきです。
1日の終わり
1日のお仕事が終わり、職場を退社する時、どの様な挨拶をしますか?
「おつかれさまでした」や「お先に失礼します」などかと思います。
それでは、この挨拶をする時、どのような気持ちでしょうか?
「自分に対する労い」の人もいるでしょうし、「言葉が勝手に出る」という人もいるでしょう。
もちろん、挨拶ができる事は立派な事です。
しかし、できるならば「明日も、よろしくおねがいします」という気持ちも、こめて頂ければと思います。
職場の仲間に、「明日も会おうね」という気持ち、「明日もお仕事、手伝ってね」という気持ち、「明日こそ、自分でお仕事をしてね」という気持ち、色々な思いがありますが、それらは「明日に繋がる気持ち」となります。
今日のお仕事は終わりですが、明日からもお仕事は続きます。
1日の「締めくくり」として、「明日への気持ち」に切り替えてから、帰路について頂ければと思います。
simacatより一言
後輩や部下が帰宅する時、「お先に失礼します」と声をかけて退社していきます。
よく教育されています。
ずっと前に、年が離れた後輩や部下と、接点がなかったので、なにか話すキッカケを探していたのですが、それで思いついたのが「お先に失礼します」と言われた時、「嫌だ」と言い返す事でした。
なんとも悪趣味で、今では「パワハラ」や「モラハラ」となってしまうのでしょう。
部下や後輩は、「嫌だ」と言われた瞬間は「え?なんで?」といった様子でしたが、事情を話すと、笑って許してくれました。
良い子達でした。
「挨拶」は「コミュニケーションの基礎」となります。
この「コミュニケーションの基礎」をお話しのキッカケ作りに利用してみては、いかがでしょうか?
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