愚痴との付き合い方とは?!グチりたいなら相手に最善の気を使う事!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
愚痴が始まると止まらない人がいます。
愚痴は聞いていて、面白い場合と、気分が滅入ってしまう場合があります。
面白い場合は、自分が興味を持てる話題で、同調する事もできまるので、お話しに乗る事ができますし、聞いている側の気分も晴れてきます。
一方、気分が滅入ってしまう様な愚痴は、全く興味のない話題が延々と続くだけでなく、聞いている側の考えが間違っているのか?と考えさせられてしまい、憂鬱な気分となります。
人間関係を保つために仕方がない場面はありますが、なるべく気分が滅入る様な愚痴は耳に入れるべきではありません。
愚痴とは
愚痴とは、「言っても仕方のない事」「言って嘆く事」となっています。
何の要求もなく、何の成長もなく、ただ言うだけなのです。
愚痴を言う側は、ストレスの発散にもなるので良いでしょう。
しかし、愚痴を聞く側は「言っても仕方のない事」をただ聞かされるわけですので、時間の無駄と言えます。
愚痴とは一般的に、一方的なストレス解消を行う「言う側」と、それに付き合いストレスが溜まる「聞く側」で、成り立っています。
とにかく愚痴が止まらない人
何かある度に、愚痴をこぼす人がいます。
「あの人は気に入らない」「あれは面白くない」「何でこう何だろう」
愚痴のレパートリーの多さに、感心させられてしまいます。
そんなに不満だらけの世の中では、さぞ暮らし難いだろうと同情はします。
しかし、愚痴をこぼす方は、我が儘な方が多いのです。
嫌な事に対するアンテナが非常に敏感なので、少々の事でもキャッチしてしまうのです。
生活のヒントが潜んでいるかも知れない
そんな愚痴の中にも、「聞く側の得となる情報」があるかも知れません。
「あの人は、ああいう性格だから」と言われれば、その性格に気を付ける事ができます。
「あの場所は、居心地が悪い」と言われれば、その場所には近付かない様にする事ができます。
聞く側が得をする情報であれば、大いに利用するべきですが、愚痴をこぼす人は嫌な事に敏感な方が多いので、聞く側はその様に感じない場合が多いです。
必ず裏をとる様にしましょう。
また、「この様な人にはなりたくない」と思う、理想像となるかも知れません。
いわゆる反面教師です。
反面教師と思える存在ならば、お付き合いを続けても良いかも知れません。
しかし、リスクはそれなりにあるので、気を付けましょう。
メリットの無い愚痴は心を汚してしまう
「愚痴を聞く側」には、リスクがあります。
それは長い時間、ネガティブなお話しを聞き続ける事により、「心が沈む」事です。
人間は綺麗な景色や良いお話しなどポジティブな事は「心が晴れ」、汚い景色や悪い話しなどネガティブな事は「心が沈む」のです。
「心が沈む」状態は、精神衛生上、非常に悪い物です。
どの様な関係であっても、程々のお付き合いにしておかないと、「心が沈む」状態が続き、正しい考え方ができなくなってしまいます。
正しい考え方ができなくなった人の典型的な状態が、「愚痴を言う」事です。
本来、ネガティブな事を口にしない方も、愚痴を聞き続ける事によって、「愚痴を言う側」となります。
そして、「相手を選んで、愚痴をこぼせる人に言う」状態となります。
「愚痴を聞く」とストレスが溜まり、そして他の人に「愚痴を言う」事によりストレスを発散させるのです。
そして、それが巡り巡る負の連鎖となります。
しかし、終わりはあります。
終わる場所は「心の弱い人」です。
ストレス耐性の無い方や、愚痴を言える人がいない方です。
そして、その方はサンドバックの様に打ち拉がれて、心を壊して行く危険性があります。
愚痴から逃げるには
愚痴を聞く側
愚痴は、聞かないのが一番です。
愚痴はそもそも、「言っても仕方のない事」なので、聞く側が、心の真芯で受け止めても、意味の無い事なのです。
「長い」と感じたら、お話しを変えましょう。
それでも愚痴を止めないのであれば、トイレなど一旦席を外しましょう。
それでも止めないのであれば、その場は解散をして、その後も距離をとった方が良いでしょう。
愚痴を話す側
愚痴を言わずにはいられない方もいらっしゃいます。
愚痴は、「心の沈み」を広げる行為だと認識してください。
「愚痴なら聞きたくない」と言われた時、「それでは、何も話す事がない」と思われた方は、愚痴と相談を勘違いしています。
相談は、「自分の考えが至らない部分を誰かに補ってもらう」行為です。
それを望んでいるのであれば、その様に聞く側に伝えて見ては如何でしょうか?
気をつけて頂きたいのは、「すでに答えの出ている相談」です。
これは自分の正しさを訴えているだけで、「言っても仕方のない事」です。
聞く側の意見を無視するつもりであるならば、愚痴と変わりはないのです。
simacatから一言
愚痴については、聞く側の気持ちを考える事が重要です。
どうしても愚痴を言いたい場面はあると思います。
その場合は、愚痴である事を聞く側に伝えてください。
そして、あまり熱を込めない様に注意をしましょう。
愚痴を言っているだけなのに、何故か怒り始めてしまう方がいます。
これは最悪です。
自分を傷付けるか、人を傷付けるか、その選択となります。
冷静に愚痴を言えないのであれば、止めるべきです。
ちなみに、心地の良い愚痴も存在します。
聞き流しの様な物です。
それは、愚痴を言う方の存在や声が好きなのでしょう。
もし、そう言う相手であれば相性が良いと言う事です。
自分が追い詰められない程度に、愚痴を聞くのも悪くはありません。
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