スポンサーリンク

お仕事で思わずやってしまう偏見や思い込み?!認知バイアスには注意をしましょう?!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
13722 社会人へのアドバイス
13722

お仕事で思わずやってしまう偏見や思い込み?!認知バイアスには注意をしましょう?!

聞き流し用動画(YouTube)

スポンサーリンク

はじめに

「バイアスがかかる」「バイアスをかける」などという言葉があります。

例えば「偏向報道」という物がありますが、これは「バイアスがかけられた報道」となります。

「バイアスがかけられた」とは、「誰かに都合が良いように情報が操作されている事」となります。

しかし、この「誰か」の故意による物なのかは不明となります。

とはいえ、「バイアスがかけられた情報」を鵜呑みにしてしまうと、「誤った知識」を「正しい知識」として思い込む事となってしまいます。

今回は「お仕事での認知バイアス」と「認知バイアスの対策」について触れたいと思います。

「認知バイアス」は、ほとんどの人が無意識におこなっている事です。

よって、「対策をする事」は難しいのかも知れません。

しかし、難しい事ではあるのですが「お仕事で判断をする時」「お仕事で行動をする時」は、この「認知バイアスを意識する癖」をつけるようにしてください。

認知バイアスとは

「バイアス」とは、「人の心理現象」となります。

心理学や統計学などで用いられる言葉で、「偏向」「先入観」「偏り」という意味になります。

バイアスには色々な物があります。

ここでは、お仕事の現場での「認知バイアス」についてのお話しとなります。

「認知バイアスの種類と内容」をあげます。

  • 確証バイアス:自分が正しいと考える答えのみを肯定する心理現象
  • 正常性バイアス:異常な事柄に対して自分だけは大丈夫と根拠もなく思う心理現象
  • 自己奉仕バイアス:成功は自分のおかげ、失敗は他人や環境が原因と考える心理現象
  • 後知恵(あとぢえ)バイアス:物事の結果が出たあとにそう思っていたと錯覚する心理現象
  • バンドワゴン効果:多数の意見に同調してしまう心理現象
  • コンコルド効果:今までかけた時間、お金、気持ちが勿体無いと思うあまり損をする事が分かっていても続けてしまう心理現象
  • アンカリング効果:最初に提示された金額や数値を基準にしてしまい、その後に提示される金額や数値を検討してしまう心理現象
  • ハロー効果:はじめに見せられた肩書きや権威の印象がその後の評価に影響してしまう心理現象

お仕事をしていると、これらの「認知バイアス」に心当たりがあるのではないでしょうか。

これらの「認知バイアス」は「マーケティング」でも利用されています。

特に「アンカリング効果」は、ある商品に対して「1万円」と提示しておいて、あとから値引きをする事により、お買い得感を持たせる事ができます。

このお買い得感を持たせる事により、購買意識を高める事ができます。

「バイアス」は、主に「思い込み」となります。

例えば、お仕事の現場で「学歴が高いから優秀」「経験者だから早く完璧にできる」と思った事はないでしょうか。

これらは「実際におこなわせてみないと分からない事」であるにも関わらず、「きっとそうだろうという思い込み」をして、誤った判断をしてしまう事になります。

そして、この「思い込み」をしてしまう原因は「自分の経験」や「誰かの言葉」など、様々な物があります。

とはいえ、お仕事をおこなうにあたり、一つ一つの事柄について「本当に正しいのか?」の確認をしていくと、非常に多くの時間と労力が必要となります。

よって、ある程度の「自分の経験」や「誰かの言葉」を利用する事は、お仕事を「早く」「正確」におこなう為の工夫となります。

しかし、この「バイアス」がある事により、「思い込み」が起こり、そして、この「思い込み」により誤った判断をしてしまう可能性があります。

「バイアス」は決して悪い事ではないのですが、お仕事で「判断をする場面」や「行動をする場面」では、「思い込みの有無」を確認するようにしてください。

それが、「認知バイアスの対策」となり、「思い込み」を防ぐ事となります。

スポンサーリンク

認知バイアスの対策

「認知バイアスの対策」とは、「自分の考えに疑いを持つ事」となります。

「自分の考えにはバイアスがかけられている」と思う事により、「偏りのない考えができているのか」を意識する事ができるようになります。

「偏りのない考えができているのか」を確認する為には、「まわりの人に自分の考えを伝える」必要があります。

そして、問題があった場合、「バイアスの対策ができた」事となります。

また、「自分の考えの裏付け」をする事も重要となります。

例えば、データや情報にて、「自分の考えに偏りがない事を証明する事」が裏付けとなります。

とはいえ、「確証バイアス」という心理現象があります。

これは、「自分に都合の良いデータや情報だけを集めてしまう事」です。

これを防ぐ為には、「自分の考えに都合の良いデータや情報」だけでなく、「自分の考えに都合の悪いデータや情報」も集める事が必要となります。

仮に「自分に都合の悪いデータや情報」により、「自分の考えに誤りがあった」事が分かった時、これも「バイアスの対策ができた」事となります。

このように、「自分の考えに疑いを持つ事」が「認知バイアスの対策」となります。

「バイアス」は心理現象なので、「思い込み」をするのは仕方がありません。

仕方がない事ではあるのですが、「工夫」をする事により「回避」をする事が可能となります。

simacatより一言

スポンサーリンク

「認知バイアスの対策」は、「自分の考えに疑いを持つ事」としましたが、「自分を信じない」という事ではありません。

「自分を信じる」からこそ、「考えに偏りがないのか?」を証明する為に「自分の考えに疑いを持つ事」となります。

よって、「自信の喪失」とならないように注意をする必要があります。

「自分の考えに疑いを持つ事」は、あくまでも「認知バイアスの対策」です。

「バイアス」は「心理現象」なので、考えてしまうのは、前述のとおり「仕方のない事」です。

この「仕方のない事」を抑える対策なので、「自分の能力とは別」と考えるようにしてください。

そして「偏向報道」などのように、「他人の考え」についても「バイアス」がかけられている可能性があります。

よって、「他人の考え」についても、「疑うべき」となります。

常に「他人の考えを疑う」というのも、あまり好ましくはないのですが、「すべてを疑いもなく信じる」という考えも危険です。

特に「信用できる根拠がない他人の考え」については十分に気を付けるべきです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました