お仕事で言われたことができない?!手順と結果を整理して考えてみましょう?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
あるお仕事について、「何度も聞いているのに、なぜかできない」という経験をした事はないでしょうか?
決して、そのお仕事をいい加減に考えているわけではありません。
むしろ、その都度、聞く事のほうが面倒なので、一刻も早く、「自分だけでおこなえるようになりたい」とさえ、考えています。
それでも、覚える事ができず、「言われたことができない状態」となっています。
今回は、「お仕事で言われたことができない時に、どうしたら良いのか?」について触れたいと思います。
お仕事が覚えられず、言われたことができずに悩まれている人の参考になればと思います。
また、このような部下や後輩、そして同僚がいる時に、アドバイスをおこなう時の参考として頂ければと思います。
言われたことができない
「お仕事で言われたことができない」とは、「手順と結果の理解ができていない状態」となります。
主に「お仕事で言われること」とは、「作業の指示」となります。
「作業の指示」とは、「お仕事の成果を求められている事」となります。
「お仕事の成果を出す為に必要な考え」が、「手順と結果」となります。
「手順」とは、「物事をおこなう時の順序や段取り」という意味になります。
お仕事を教わる時、はじめはこの「手順」を教わります。
そして、その「手順」でおこなった事の「最終的な形」が、「結果」となり、これが「お仕事の成果」になります。
この「手順」と「結果」の関係ですが、見方を変えると「結果を出す為の方法が手順となる」という事となります。
したがって、「手順をおこなう事で結果となる」「結果に至るには手順が必要となる」、という関係となります。
「言われたことができない時」、はじめに、この「手順と結果の関係が理解できているのか?」を確認する必要があります。
「手順と結果の関係が理解できている」場合、次は「手順の中身」について考える必要があります。
一言で「手順」と言っても、その「順序や段取り」には「色々な事柄」があります。
この「色々な事柄」が、「手順の中身」となります。
そして、この「手順の中身」を覚えていないと、「手順」が成り立たない為、「結果」にたどり着く事ができません。
したがって、「言われたことができない時」は、「手順の中身」のどこかに、「不明な部分がある」という事になります。
その、「不明な部分」を明確に理解しない限り、「言われたことができない状態」が続く事となります。
言われた事をおこなう為に
「言われた事をおこなう」為には、「手順の中身を明確に理解をする」必要があります。
特に、「手順の中身を明確に理解をする」為には、「不明な部分を見つける」という行動をおこなう必要があります。
「言われたことができない」という事柄のほとんどは、この「不明な部分を見つける事ができていない為」となります。
覚えている範囲で作業を進めても、「不明な部分」でつまづき、作業が止まり、誰かに聞く事となります。
これが、「言われたことができない状態」となります。
しかし、「不明な部分」がなければ、つまづく事もなく、作業が止まる事もないので、誰かに聞く事もなくなります。
したがって、「不明な部分を見つける事」をおこない、それを明確に理解をする事が、「言われた事をおこなう」為には必要な行動となります。
しかし、「言われたことができない」という人の中には、この「不明な部分を見つける事ができない人」がいます。
大きく分けると、「見つけられない人」と「見つけようとしない人」となります
見つけられない人
「見つけられない人」については、誰かに聞くしか、方法がありません。
誰かに聞く時、はじめに自分が理解している「手順の内容」を確認してください。
大抵は、ここで「新しい手順の内容」や「正しい手順の内容」を知る事ができます。
そして、「新しい手順の内容」や「正しい手順の内容」を「結果」に向けて、確認をしていく事となります。
聞く人によっては、「前も聞かれたんだけど」とか、「何度も言わせないで欲しい」と言われるかも知れません。
この対策として、メモや手順書などを作り、「同じ手順の内容」を何度も聞かなくても済む工夫をするようにしてください。
ちなみに、「新しい手順の内容」や「正しい手順の内容」を聞いているうちに、新しく「新しい手順の内容」や「不明な手順の内容」が出てきてしまう事があります。
これが続々と出てきてしまうと、落ち込んだ気分になるかも知れません。
しかし、これは「知識を得た事が原因」となります。
落ち込むよりも、むしろ「喜ぶべき事」です。
よって、前向きに確認を続けるようにしてください。
見つけようとしない人
「見つけようとしない人」は、お仕事に対して、「前向きな気持ちになれていない」可能性があります。
したがって、「言われた事をおこなう」前に、「今のお仕事との向き合い方」を考えるべきです。
「お仕事との向き合い方」については「色々な形」があります。
そして、その「形」によっては、「見つけようとする人」になれるかも知れません。
「見つけようとする人」になる事により、むしろ「手順」や「結果」の理解が早くなり、「言われたことができない」といった状態を改善できるかも知れません。
急に「前向きな気持ちになる事」は難しいと思います。
少しづつでも良いので、お仕事の中で楽しい事や嬉しい事を見つけて、「前向きな気持ち」になって頂ければと思います。
なお、「前向きな気持ち」ではない場合、自分を傷つけたり、人を傷つけたりする可能性があります。
その点には十分に気を配るように、心掛けてください。
まとめ
「見つけられない人」にしても、「見つけようとしない人」にしても、どちらにしても「手順の中身を明確に理解をする」為には、努力が必要となります。
この努力を怠ったままでは、「お仕事で言われたことができない状態」が、ずっと続く事となります。
simacatより一言
「お仕事で言われたことができない」時、「作業」や「結果」の理解が、根本的な原因ではない時があります。
ほかの原因として考えられる事は、「相手との相性」となります。
「嫌いな人」のお話しは、まったく頭に入りません。
また、「嫌いな人」でなくても、「緊張してしまう人」なども同様となります。
「言われた事をおこなう」時、同時に「相手との相性」についても考えて頂ければと思います。
もし「相手との相性」をつらく感じる時は、「違う人から、指示を頂くようにする」など、対策をして頂きたいと思います。
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