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三人寄れば文殊の知恵とは?!本当に良い知恵は浮かぶのか?!相談をする事に意味がある?!

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三人寄れば文殊の知恵とは?!本当に良い知恵は浮かぶのか?!相談をする事に意味がある?!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

「三人寄れば文殊の知恵」ということわざをご存知でしょうか?

結構、有名なことわざなので、しらない人は少ないと思います。

ことわざの意味については、のちほど解説をいたします。

今回は、「三人寄れば文殊の知恵」について触れたいと思います。

「三人寄れば文殊の知恵」の通りに、3人が集まれば「文殊の知恵」を得る事ができると思われがちですが、そういう事ではありません。

「相談をする事に意味がある」という考え方で、ご理解頂ければと思います。

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三人寄れば文殊の知恵とは

「三人寄れば文殊の知恵」とは、「普通の人でも3人が集まって相談をすれば、良い知恵が浮かぶ」という意味となります。

「文殊」とは、「知恵をつかさどる菩薩(文殊菩薩)」となります。

「三人寄れば文殊の知恵」とは、「3人が集まり、相談をすれば、文殊菩薩に匹敵する知恵が出せる」という意味となります。

とはいえ、普通の人が3人集まった所で、「知恵をつかさどる菩薩」に匹敵するような知恵は浮かびません。

例えると、「数学の天才」が一人います。

そして、超難解な数学の問題を解くとします。

この「数学の天才」に対して、普通の人が何十人いても、「数学の天才」以上の解答を期待する事はできません。

したがって、「三人寄れば文殊の知恵」は成り立たない事となります。

ただし、これはズルイ解釈なので忘れて頂いて構いません。

まずは「相談をする事に意味がある」と解釈をして頂きたいと思います。

例えば、ある人がある事で悩んでいたとします。

しかし、「一人で悩んでいても答えが出せない」状態となっています。

この場合、誰かに相談をする事により、「答えを出す為の知恵」を得られるかも知れません。

だから、「一人で悩んでいるなら、誰かに相談をした方が良い」という事となります。

したがって、「三人寄れば文殊の知恵」は、三人にこだわらず、「一人で解決できない問題がある時は、他人を頼ってみる」という意味の方が馴染む考え方となります。

お仕事での場面を例にします。

「製造部」で商品を作り、その商品を「営業部」が量販店などに卸して、販売をしている会社があります。

「新商品の開発」をする時、「商品開発部」により、「新しい商品の企画」が作成されます。

「新しい商品の企画」が作成されても、すぐに「商品化」をして販売する事はできません。

この「新商品」について、「売れる商品なのか?」「利益は出るのか?」が検討されます。

「市場のニーズ」は、「商品開発部」により調べられ、問題がない事は分かっています。

しかし、量販店に興味を持ってもらわないと、「売る事」ができない為、「量販店が興味を持ってくれるのか?」は分かりません。

また、「新商品の原価」が分からないと、「利益はあるのか?」が分かりません。

このように、「新しい商品の企画」ができても、「商品開発部」だけでは、「商品化」をする事ができない事となります。

この為に、「量販店が興味を持ってくれるのか?」については、「営業部」と相談をします。

「利益はあるのか?」については、「製造部」と相談をします。

このような形で、相談をする事が「三人寄れば文殊の知恵」として、例えられています。

「同程度の能力を持つ人が集まり相談をすれば、自分達の能力以上の知恵を得られる可能性がある」という意味で捉えられる場合もあります。

「ある問題を解決する為に、さまざまな分野の人たちが集まり相談をすれば、今までにない知恵を得られる可能性がある」という意味で捉えられる場合もあります。

したがって、「三人寄れば文殊の知恵」は「相談をする事に意味がある」と理解していただければと思います。

相談の工夫

「相談」は、する側もされる側も考えを巡らす事柄となります。

したがって、「相談」をする時は、できるだけ「分かりやすい状態」でおこなうべきです。

「分かりやすい状態として準備しておく事」を挙げます。

  • 相談の内容(具体的な問題点)
  • 相談に至る経緯(原因や理由)
  • 相談の結果で得たい事(その結果、どうしたいか)

これは、「資料」として作成をするようにしてください。

「資料」を作成する事で、自分の考えを整理する事ができます。

そして「資料」は、事前に相談をする相手に、目を通してもらうようにしてください。

中には、「自分が何を知りたいのか分からない」という相談があるかも知れません。

その場合、「なぜ、知る必要があるのか?」から、考えを整理する必要があります。

「なぜ、知る必要があるのか?」が分からない場合、こちらも相談となります。

そして、「相談をする時に気をつけたい事」を挙げます。

  • 聞く姿勢
  • 知り得た事の復唱
  • お礼

これは、「相談」をしてくれた事への感謝となります。

特に、「聞く姿勢やお礼」については、意識をしてください。

なかには、「相談」といいながら、「聞いているだけの人」がいます。

分からない事があ、その確認のために「相談」をしているのですが、「聞いているだけ」では相手に失礼となります。

「相槌を打つ」なり、「自分の考えを伝える」など、しっかりと反応をするようにしてください。

「気持ちのよい相談」を心掛ける事により、「相談しやすい環境」となります。

「相談しやすい環境」は、不安を感じる事が少なくなる為、お仕事がやりやすくなります。

simacatよりひとこと

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「相談がしづらい環境」があります。

この「相談がしづらい環境」では、「報告」「連絡」「相談」の「報連相」も難しい環境となります。

この「報連相」が難しい環境となっている場合、その時こそ、「三人寄れば文殊の知恵」を利用し、「相談をしやすい環境」にするようにしてください。

「相談」ができると、自然に「報告」や「連絡」も、やりやすい環境となります。

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