自分のお仕事の把握?!自分のメリットを知る為にも作業内容の整理をしましょう?!
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はじめに
お仕事をする時、できれば「自分にメリットがある事」を多くやりたい物です。
「メリット」とは、言い換えると「自分の得になる事」となります。
「自分に得がない事」は、どれだけやっても、「得られる物がない」と考える為です。
しかし、これはあくまでも「自分の価値観」で決められている物です。
「自分に得がない」と思っている作業でも、人から見たら「価値がある事」「身につけるべき事柄」である可能性があります。
とはいえ、それも「価値を感じている人の個人的な価値観」となっている可能性があります。
正直、「何が得なのか?」「何を身につけるべきなのか?」、分からなくなります。
分からなくなってしまった時、そのまま放置してしまうと、ずっと分からないままとなります。
このような時は、現在のお仕事の作業内容の整理をして、メリットについて考えて頂きたいと思います。
作業を知る
「現在の作業内容の整理」をする時、作業の全てを知る必要があります。
例えば、「今は指示を受けて作業をする立場」だとします。
この場合、「作業」としてイメージするのは、「指示を受けた作業」と考える人がほとんどです。
確かに、「指示を受けた作業」を「作業」とするのは間違ってはいません。
しかし、この「作業」の中にも、「指示の受け方」「実作業」「完了報告方法」などがあります。
このように、「指示を受けた作業」だけを「作業」としてイメージするのではなく、「作業の始めから終わりまでの行動の全て」をイメージする必要があります。
「作業をする為に行動する全ての事」を知る事で、「共通している作業」や「共通にできる作業」を見つける事ができるかも知れません。
これはこれで、「共通にする事を考えるべき」となります。
これが、一般的に言われている、「現在の作業内容の整理」となりますが、これだけでは不足しています。
作業は、「今後行う予定の作業」についても、「現在の作業内容」として、考える必要があります。
これは、「自分の立場が変化する可能性がある為」となります。
「現在は指示を受けて作業をする立場」ですが、「ずっとそのままの状態が続くと考えない事」が重要となります。
例えば、「指示を出して作業をさせる立場」となる事をイメージしてください。
「具体的に何をするのか?」については、現在、指示を出している人を参考とする事ができます。
その人が「どのような作業をおこなっているのか?」についても、目を向ける必要があります。
これは、「自分が行動している事以外の情報も必要」という事となります。
つまり、「自分の作業」とは、「自分の目が届く範囲、自分が想像できる範囲、これらの全てが作業」となります。
実際に「手を動かす」事はしなくても、「どのような行動をしているのか?」「何を考えているのか?」をイメージする事となります。
これらの全てが含まれている事が「現在の作業内容の整理」です。
「現在」とついていますが、自分以外も含めて、「未来に向けて考えるべき事」「未来に向けて行動をするべき事」を含める事が、「現在の作業内容の整理」となります。
そして、これを「現在の作業内容の整理」とする事で、「自分に必要な事」「自分がするべき事」が分かれば、それが「自分が得をする事」となります。
つまり、作業を整理し、作業を知る事は、「自分に対するメリットを見つける事」でもあります。
自分にメリットがある事
「自分にメリットがある事」を考える時、「何がメリットなのか?」が分からなくなる時があります。
これは、お仕事を指示される時、なんでもかんでも「将来のため」や「未来のため」などと言われているからとなります。
「価値観」は人それぞれ違うので、みんなが同じように考えているとは限りません。
そして「価値観」を共有できず、「メリットが分からない状態」のままだと、「将来や未来に影響を与える事」はありません。
自分が理解もせずにおこなっている事は、ただ「やらされているだけ」です。
「やらされているだけ」だと、「どのような得があるのか?」も「どのような得につながるのか?」も考える事はありません。
したがって、「メリットはない」事となります。
この「メリットはない」という結果を防ぐ為にも、「将来のため」や「未来のため」と言われた時、「現在の作業内容の整理」をした内容を思い出してください。
「整理した内容」には、「未来に向けて考えるべき事」「未来に向けて行動をするべき事」があります。
「将来のため」や「未来のため」と言われ、指示されたお仕事が、「整理した内容」にあるのかを確認して頂きたいと思います。
仮に、「未来に向けて考えるべき事」「未来に向けて行動をするべき事」になくても、「さらに未来につながる事」である可能性もあります。
もし、「さらに未来につながる可能性」があるなら、「メリットとして考えても良いお仕事」となります。
もし、可能であるなら、作業を指示する人と、この「未来に向けて考えるべき事」「未来に向けて行動をするべき事」を共有して頂きたいと思います。
この「未来に向けて考えるべき事」「未来に向けて行動をするべき事」は、言い換えると「目標」となります。
この「目標」がある事で、そこに向けたお仕事を中心に、指示をして頂ける可能性があります。
その結果、「メリットを受けられる可能性」を上げる事ができます。
simacatより一言
「無駄な事」でも、自分の得となる事はあります。
言い換えると、「無駄な事でも、メリットはある」となります。
しかし、この「無駄な事」で、自分の得になる事は「無駄な事が分かった事」となります。
これを「メリット」と呼んで良いのかは悩むところです。
個人的な考えですが、「無駄な事にメリットを感じられるのか?」は、「費用対効果」だと思います。
お金や時間や精神力をさほど使っていなければ、「メリット」でも良いと思います。
しかし、お金や時間や精神力をそれなりに費やしているのであれば、これを「メリット」と考える事はできません。
これも、人それぞれで考え方が違うので、「無駄な事」と思った時は、「メリット」についても、お考え頂ければと思います。
話は変わりますが、「若いうちの苦労は買ってでもせよ」ということわざがあります。
「苦労」は「無駄な事」と考える人もいると思います。
たしかに「苦労」をしたいとは思いません。
しかし、この場合の「苦労」は「経験を積む事」とtunaお考えください。
この「経験」により、将来、得る物があるならば、これは「苦労する事もメリット」と考える事ができます。
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