うつ病で辛い思いをしている方、考え方を変える事はできませんか?
はじめに
うつ病を患うと視野が狭くなってしまいます。
そして人にどう見られているのかを気にしてしまい、そしてどの様に思われているのかを勝手に想像してしまいがちです。
今回はうつ病を患っている方に考え方を変えて頂く提案です。
「こうしなければ行けない」と言う事ではありません。
あくまでも提案です。
「分かってるよ」と言う言葉が聞こえてきそうですが、お読み頂ければ幸いです。
ちなみに現在、病院に通院されている場合は医師からの指示が最優先となります。
今回の投稿の内容が心に残る様でしたら、医師に相談をして頂いても宜しいかと思います。
辛い思いをしてまで、そこに居なくてはいけないのか?
お仕事
うつ病を患うと一番厳しいのがお仕事だと思います。
お仕事が病院の原因となっている場合は特にその場にいる事も辛いと思います。
会社によっては部署の移動などを行なって頂けるケースもあるようですが、結局は会社に対しての思いですので状況が変わっても、その会社に出社する事やその建物で仕事をする事で苦痛を感じると思います。
それでも、お仕事に行けて、お仕事ができており、ご自身も気持ちが持ち直しているのであれば問題はないのですが、無理に無理を重ね遅刻や欠勤をしつつも何とかお仕事に行けている状態であるならば、それは一番危険な状態です。
お仕事を辞めてしまうと収入が断たれてしまうと言う理由だけで無理をしているのあれば、考え方を変えるべきです。
仕事をしており、健康保険が共済や組合けんぽの場合は傷病手当が1年6ヶ月に渡り受給を受ける事ができます。
一度、3日連続(土日を挟んでも良い)の休みをとり、その期間に心療内科へ行き、病院の先生と相談をしましょう。
普通の先生であれば傷病手当ての手続きに向けた診断書を書いてくれる筈です。
一度、お仕事を休職してゆっくりと自分のやりたい事について考えてみましょう。
そこで、今のお仕事から離れたいと思うようであれば次に向けて行動をとるべきです。
幸い、傷病手当ては18ヶ月、そして失業保険は年齢や加入期間にもよりますが半年ほどは受け取れレます。
最悪、障害年金や生活保護を受ければ生きていけます。
大切な事は貴方が生きて、自分のやりたいと思う事をやれる事なのです。
家庭
ご家族の問題でうつ病を患ってしまうケースも少なからずあります。
家族が原因の場合の対処方法は非常に難しいと思います。
親や兄弟は切っても切れる仲ではありませんが、距離をとるべきです。
ご家族であれば病気の事を理解し、回復に向けた動きをしてくれると思いがちですが、殆どのご家庭では逆に悪化に繋がる行動をとりがちです。
今までの貴方を前提に貴方の行動に対して何か指摘される事があると思いますが、病気になると今までの貴方ではなくなっています。
その事を理解できず、できなくなった事についてご家族から責められたりします。
本来、一番理解をして欲しいご家族に理解をして貰えない事は貴方にとっては悲しい事です。
そして、事ある毎にご家族から責められ、その度に悲しい思いをしてしまい、これを繰り返すのです。
それは地獄です。病気が悪化するのも当たり前の環境なのです。
もちろん、一度しっかりとご家族とお話しをして理解して頂き、ご家族が考えを変えて頂けるのでしたら、それが一番です。
しかし、少し時間が経つと貴方が病気である事を忘れてしまい、元の状態に戻ってしまうのです。
よって、その環境からは離れるべきなのです。
理解をしてくれる親戚がいるならば、そちらへ。
病院へ入院する事も手段の一つです。
病気が回復し、ある程度の免疫ができるまではご家族に近づかない事を考える様にしましょう。
それが自分の個性なのだ!
うつ病となると、どうしても自分を責めがちとなります。
「自分は役立たず」「自分は生きている意味がない」「自分が生きていると迷惑になる」
しかし、こんなに周りの事を考えている人はいるでしょうか?
「誰か」や「何か」によって感じる気持ちなのです。自分だけの世界ならば、この様な考えには至りません。
「思いやり」が強い方なのです。
それは恥じる事なのでしょうか?
「思いやり」が強い事は恥じる事ではありません。
むしろ人のお手本になるべき人なのです。
自分は「お手本になる個性を持っている人間」と考えを変える事は可能でしょうか?
もし、可能であれば自分を大切にして頂きたいと思います。
simacatから一言
『うつ病で辛い思いをしている方、考え方を変える事はできませんか?』
この問いについては「無理」ですよね。
分かります。
それができていたら辛い思いはしていないと思います。
しかし、死ぬ事よりも逃げる方が簡単です。
その為には自分の考え方を変えるしかありません。
「たまたま」なのです。
「たまたま、現状が自分には合わない」だけなのです。
ならば、別の道を探しても良いのではないでしょうか?
自分を守る事は正当防衛なのですから。
そして、実は今回の投稿はうつ病の方に向けた内容ではありません。
周りにうつ病を患っている方への投稿です。
今回の投稿をお読み頂き、周りのうつ病を患っている方をご理解頂ければ幸いです。
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