目標があり計画が作られ予定ができる?!目標を実現させる為の工夫が計画と予定です?!
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はじめに
「目標を作ると生活にハリが出る」と言われています。
何かに向けて努力をする事が「人生にハリを持たせる」という事だとは思います。
しかし「目標」と言われてイメージができるなら問題はありませんが、すべての人がイメージできるとは限りません。
もし、「目標」がイメージできない場合は、「夢や希望」に置き換えて頂きたいと思います。
「目標」が「夢や希望」と違う点は「実現性があるか?ないか?」となります。
よって、「実現性のある夢や希望」ならば「目標」という言葉に置き換える事ができます。
それでは「目標をイメージする事ができたらどうするか?」となりますが、次は「どのように実現させるのか?」となります。
その為には「目標を実現させる為の行動をイメージする事」が必要となり、これが「計画」となります。
今回は「目標と計画」について触れたいと思います。
「目標と計画」はお仕事をおこなう上で欠かすことのできない存在となるので普段から意識をするようにしてください。
目標を考え計画を立てる
「目標を考え計画を立てる」事について整理をいたします。
目標を作る
「目標」と言ってもさまざまな事柄があります。
「結婚などの生活面」「昇進や昇格などの仕事面」「資格や技能などの技術面」など、どれも「目標」とする事に問題はありません。
ただ「目標」を作る時に気を付けたいのが、「すぐに実現出来るような事柄は避ける」事です。
「目標」は目標がある事に意味があります。
しかし、「目標に向けた過程」も「大切な経験」となります。
「何の努力もせずに実現できる目標」では「大切な経験」の役には立ちません。
「目標に向けた過程」で「努力」をした分だけ、「大切な経験が増える」と考えてください。
ちなみに、お仕事では「売上目標」や「達成目標」など、「自分で決めた目標ではない」場合があります。
この場合、「自分がイメージできる事柄に目標を置き換える」必要があります。
たとえば「売上目標」についてとなります。
「営業職の人」は「売る事がお仕事」となっている為、「売上」に対するイメージを常に持っています。
しかし「事務職の人」は「何かを売るお仕事ではない」ので、イメージをする事が難しいと思います。
この場合は「どのようにすれば営業職をサポートできるのか?」という視点が「売上目標に貢献する事柄」となります。
また、「売上の効果を削る経費をどれだけ削減できるか?」という視点も「売上目標に貢献する事柄」となります。
これらの「売上目標に貢献する事柄」をイメージして、「目標」を考えてください。
目標についてやるべき事
「目標」が決まったら、次は「目標に向けてどのような行動をするのか?」となります。
その為に「思いつく事柄」をすべて書き出してください。
「思いつく事柄を書き出す」事で、「目標に向けた行動」を一覧として確認する事ができます。
そして、「目標に向けた行動の一覧」に「重要度」や「緊急度」をふまえて「優先順位」をつけてください。
「優先順位」をつける事により、「目標に向けた行動の順番をつける」事ができます。
「何となくやりたい事があるがどうして良いか分からない」という人は「目標に向けた行動の一覧」を作る事により整理ができます。
なお、「目標に向けてどのような行動をするのか?」については、「書籍やネット」などを利用して調べても問題はありませんが、「自分に可能な事」を行動の大前提としてください。
計画と予定
「目標に向けた行動の一覧」が決まったら、次は「計画」を立てます。
そして「計画に日程を持たす」事により「予定」となります。
やるべき事が「1ヶ月以内で出来る事」「3ヶ月で出来る事」「6ヶ月で出来る事」のように「ある一定の期間」で区切って予定に当てはめてください。
「目標に向けて出来る事」とは「少し無理をする程度の事柄」が理想です。
余りにも簡単にできてしまう事柄は予定に取り込まないようにしてください。
そして、「1ヶ月のやるべき事」を「週単位に落とし込む」ようにしてください。
「日別まで落とし込む」と中々実現ができず、モチベーションも下がってしまいます。
「週単位」だと「休日を使って取り戻す」事も可能なので、それなりの達成感を味わう事ができます。
そして、「過去に立てた計画の見直し」が重要となります。
「体調不良」などで「目標の達成」が不可能だった場合、そのまま放置してしまうと「計画や予定」はあって無いような物となります。
ただし、余りにも「計画と予定の見直し」が頻繁に起こる場合は、「全体的な見直し」をおこなうようにしてください。
計画の遂行状態を把握する
「目標」について「計画」を立てました。
それでは「終了したやるべき事」と「残っているやるべき事」を「どのように把握するのか?」となります。
「立てた計画」を眺めて確認をしても良いのですが少し面倒です。
現在の状況の把握に「進捗率」という言葉があります。
「進捗率=終了したやるべき事の数➗やるべき事の全体の数」で求める事ができます。
この「進捗率」を常に求めるようにしておけば「計画を立てたやるべき事がどれだけ消化されているか?」が分かり易くなります。
以上、「目標を考え計画を立てる事についての整理」でした。
「計画通りに行動ができているのか?」をチェックする事を「進捗管理」と言いますが、「目標に向けた行動」では、この「進捗管理」が重要となります。
定量的な目標と納期遵守
「目標と計画」に関連して「定量的な目標と納期遵守」についても触れておきます。
定量的な目標
多くの企業では社員に目標を立てさせて、それに向けて「どのような努力をしたのか?」「どのような成果があったのか?」を報告させて人事考課の参考にしています。
一般的に「セルフアセスメント(自己評価)」と言われています。
この際に求められるのが「定量的な報告」となります。
「定量的」とは「数値で表す事」です。
前述の「進捗率」はこの「定量的な情報」となります。
「定量的」の逆で使われるのが「定性的」です。
「定性的」とは「性質を表す事で例えば人の心情など数値で捉える事のできない事柄」です。
例えば、「友達を作る」という「目標」を立てたとします。
これが「定性的」となり、「1人」でも「100人」でも、「友達ができれば良い」という事になります。
しかし、これでは「目標の難易度」が分からず「評価」にも困ってしまいます。
また、「目標に向けた行動の計画」も立てづらい状況となります。
そこで、たとえば「友達を100人作ります」など「友達の人数」を加える事で「定量的」に捉える事ができます。
これが「定量的な目標」となります。
このように「定量的な目標」とする事で「1日に何人の友達を作る」というような「計画」も立てられ、そして「進捗率」にて状況の把握も可能となります。
従って、できるだけ「定量的な管理が出来るような目標を立てる」事をお勧めします。
納期の遵守
「納期」とは「納入期限の略」で、「納める期日」となります。
お仕事について「いつまでにやっておく」という事で、お仕事での最低限の「目標」となります。
「納期」については、「社内の用事」であれば多少の融通はきくかも知れませんが、「お客様」に対してはそういうわけにはいきません。
「お客様と交わした契約」により「納期」が決められている為です。
よって、計画通りに作業をおこない「納期という目標」を達成しなくてはいけません。
これが、「納期遵守」となります。
しかし、この為に「残業の発生」となる場合があります。
そこで重要なのが、そもそも「納期はどのように決められたのか?」となります。
通常は「お客様との契約の段階での計画」で「やるべき事」が決まり「予定に落とし込んだ結果」で「納期」が決められます。
しかし「無理な予定」「お客様との契約の段階での計画になかった事柄の発生」「担当者の能力不足」などがあると「作業時間」が増加してしまいます。
これが「納期遵守」による「残業の発生の原因」となります。
この為に「納期」を決める際は「納期が伸びてしまうさまざまな要因」をあらかじめ「リスク」として捉えて、「計画」に組み込む事も重要な考え方となります。
以上、「定量的な目標と納期遵守」でした。
「定量的な目標と納期遵守」は「目標と計画」に関連している事柄なので合わせて意識をするようにしてください。
simacatから一言
「目標」はあくまでも未来のお話しで、それが実現できるか不確かとなります。
時間は残念ながら止まってくれず、ただ過ぎていき、気が付くと自分には何も残らなくなってしまいます。
少しでも自分に何かを残せるように「目標」を作り実現させるようにしてください。
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