お仕事への思い入れ?!ある?!ない?!メリットとデメリットについて考えてみる?!
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はじめに
「お仕事への思い入れ」の強い人がいます。
ずっと、そのお仕事をおこなっている為、誰よりも詳しくて頼もしい存在です。
しかし、「こだわり」や「思い込み」が強い為、ちょっと「面倒な人」でもあります。
今回は「お仕事への思い入れがある場合とない場合」について触れたいと思います。
「お仕事への思い入れ」は悪い事ではありません。
しかし「強すぎる思い」は、それが原因で職場内での協調性が乱れる事があるので、十分にお気をつけ頂きたいと思います。
お仕事への思い入れとは
「思い入れ」とは「思いを寄せる」「思いを注ぐ」という意味になります。
「思いを寄せる」「思いを注ぐ」と言われてもピンとこない場合は、「こだわる」とか「深く思い込む」などの状態を想像してください。
そして、「お仕事への思い入れ」とは自分がおこなっているお仕事に対して、「こだわる」「深く思い込む事」となります。
それでは、「何を思い入れるのか?」となりますが、それは「自分の思い」です。
よって、「お仕事に対する思い入れ」とは、自分の思いである「私情」が挟まる事となります。
自分のお仕事を「より良い状態」にする為に、「自分の思いを入れる」事となります。
それでは、反対に「お仕事への思い入れがない」場合となります。
これは、自分がおこなっているお仕事に対して、「こだわりがない」「深く思いこまない」事となります。
この状態は、人によって「適当にお仕事をしている」とか「いい加減なお仕事をしている」と誤解を招く場合があります。
実は、「思い入れがあっても」「思い入れがなくても」、しっかりと「お仕事の成果を上げている」なら問題はありません。
「お仕事の成果」を上げているにも関わらず、「適当にお仕事をしている」とか「いい加減なお仕事をしている」というのは偏見です。
とはいえ、どうしても「お仕事への思い込みがない」場合、こうした偏見の対象となってしまう場面が多くあります。
メリットとデメリット
「お仕事への思いれがある場合とない場合のメリットとデメリット」になります。
「お仕事への思い入れがある場合のメリットとデメリット」です。
お仕事への思い入れがある場合のメリット
- 一生懸命、お仕事をしているように見られる
- 集中できる
- みずから努力する事ができる
- 高い満足感を得られる
- 良い評価を受ける可能性が高い
お仕事への思い入れがある場合のデメリット
- 睡眠時間やプライベートの時間を犠牲にする
- 他の人の意見や状態が見えなくなる
- 間違いに気づくのが遅くなる
- 否定をされると大きく傷つく
- 他のお仕事に疎くなる
「お仕事への思い入れがない場合のメリットとデメリット」です。
「お仕事への思い入れがない場合のメリット」
- お仕事に縛られない
- こだわりがない為、判断のスピードが早い
- 客観的な視点を持てる
- 必要な物をすぐに取り入れる事ができる
- 不要な物をすぐに取り去る事ができる
「お仕事への思い入れがない場合のデメリット」
- 「適当」「いい加減」に見られる
- 協調生に欠ける、他人からの評価が低い
- 一つの事に対して集中する事が難しい
- モチベーションの維持が難しい
- 不満が多くなる
以上、「お仕事への思いれがある場合とない場合のメリットとデメリット」でした。
「お仕事への思い入れ」があってもなくても、それぞれに「メリットとデメリット」は存在します。
よって、「どちらが良い」「どちらが悪い」という事ではありません。
また「デメリット」としていますが、お仕事の内容やその時の状況により、それが「良い結果」となる場合があります。
それでは「お仕事への思い入れがある場合とない場合のメリットとデメリットを知ってどうするのか?」となります。
答えは、それを「自分のお仕事のペース」や「自分のお仕事のやり方」を考える時に役立てる事となります。
「自分のお仕事のペース」「自分のお仕事のやり方」を研究する要素として、「お仕事の思い入れ」や「メリットとデメリット」を利用して頂きたいと思います。
前述の通り、お仕事の内容やその時の状況によって、「デメリット」でも「良い結果」となる場合があります。
逆に「メリット」だったとしても「悪い結果」となる場合もあります。
よって、「メリットとデメリット」よりも、「自分の今の状態を知る要素」「自分の今後の状態を考える為の要素」として利用するようにしてください。
simacatより一言
「思い入れのあるお仕事をした人アルアル」となりますが、そのお仕事がなくなった時に「強い喪失感」を感じる事があります。
そして、この「喪失感」が次のお仕事に影響してしまい、どうしても「やる気がでない」という事があります。
よって、「お仕事に対する思い入れ」は良いのですが、適度に他のお仕事にも触れるようにしてください。
これは、「技術的な部分の経験」もそうですが、「視野を集中させない工夫」でもあります。
他のお仕事にも触れ、その「良い部分」を「思い入れのあるお仕事に反映させる」という考えを持って頂きたいと思います。
ちなみに「お仕事に対する思い入れ」のメリットで「高い満足感を得られる」と挙げました。
この「高い満足感」が「達成感」となります。
「お仕事での達成感」とは、「お仕事を成し遂げた時に感じる感覚」です。
この「達成感」がある事により、次のお仕事でも「満足感を得たい」と考える事ができます。
言い換えると、「お仕事で満足感を得たいなら思い入れが必要」となります。
この「満足感」と「達成感」を感じる事ができないと「お仕事に対する思い入れ」を持つ事は難しくなります。
「自分にはお仕事への思い入れがない」「部下や後輩がお仕事への思い入れがない」、このように考える時は先に「満足感」や「達成感」を感じるように、お仕事をおこなってください。
いきなり、「お仕事全体」に対して「満足感」や「達成感」を感じる必要はありません。
「細かな作業の一つ一つ」でも構いませんし、「ちゃんと出勤してお仕事をしている」というような事でも構いません。
まずはそのような事に「満足感」や「達成感」を感じるようにしてください。
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