お仕事で困っている人がいる?!フォローをする?!メリットがあるなら人助けも悪くない?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
お仕事で困っている人を見かける事があります。
その時、どうしますか?
助けますか?
それとも見て見ぬフリをしますか?
答えは、「状況により」と答える人がほとんどだと思います。
もちろん「必ず助けないといけない」というわけではありませんし、「常に見て見ぬフリをしないといけない」というわけでもありません。
とはいえ、「得があるなら人を助けてもいい」と思う事ができるのではないでしょうか。
今回は「お仕事で人を助ける事のメリット」について触れたいと思います。
日頃、「人を助ける事について悩んでしまう人」はこのメリットを意識していただければと思います。
お仕事で助ける事のメリット
お仕事で人をフォローしたり、助けたりする事にはメリットがあります。
例えとなりますが、メリットとなる事柄をいくつか挙げます。
- 信用や信頼の根拠となる
- 自分が困った時に助けてもらえる
- 協調性が評価される
- 経験が得られる
もちろん、他にも色々とあります。
とはいえ、「お仕事で人を助ける」時は、逆に「これらのメリットとなる事柄」を意識するべきです。
これらの「メリットとなる事柄」を知らないまま、「助ける事」をおこなっても、「自分に得られる物がある事」に気ずく事ができません。
メリットとなる事柄
お仕事で「助ける事のメリットとなる事柄」について掘り下げます。
信用や信頼の根拠となる
信じる事ができて「信用」が生まれ、その「信用」があるから「信頼する事」ができるようになります。
「助ける事で信用や信頼が生まれる理由」ですが、「助けるという行為」により、それが「実績」となり、「信用や信頼ができる根拠」となる為です。
お仕事で助けが必要となる主な理由は「対応が不明な事柄の発生」「手がたりない」などとなります。
これを助ける為には「お仕事を知っている」必要があります。
もちろん、まったくお仕事を知らなくても、とりあえず「手を貸す」事は可能ですし、これも「助け」となります、
しかし、「お仕事を知っている」場合、「助けられる人の視点」では「自分がもう一人いる」という事となります。
そして「完全に助けてもらった」場合は、「完全にお仕事を知っている人と認める」事となります。
「完全にお仕事を知っている人」ならば、今後も安心してお仕事を任せる事ができます。
これが「信用や信頼の根拠」となります。
とはいえ、お仕事が分からず、「手を貸しただけ」でも「助ける事」に変わりはありません。
この場合は、「助けられた部分のみ」となりますが、安心してお仕事を任せる事ができます。
ちなみに、「助ける事」により「感謝を期待する人」がいます。
「助けられた事による感謝は必要」ですが、「助けた人は感謝を期待しない方が賢明」です。
「感謝」も「信用や信頼の根拠」となるのですが、「感謝をうまく表現ができない人」がいる為です。
これについては「直すべき事柄」ではあるのですが、その為に「助けた人が助ける事に疑問を感じる」事となります。
「助けるべきか」「見て見ぬフリをするべきか」、「迷った時の判断基準」とはなる部分ですが、あくまでも「お仕事」です。
できれば、「自分の気持ち」よりも「お仕事の成果」に目を向けるようにするべきです。
自分が困った時に助けてもらえる
大抵の人は「助けてもらった事」を「借り」と感じます。
「借り」となるので、「いつかは返さなければいけない物」と考えています。
そして、この「借り」を返すことができれば「気分が晴れる」事となります。
「助ける事」で「貸しを作った自分」と、「助けられ借りを作った相手」が存在するとします。
自分が困った時に助けを求める事により、「貸しを返してもらう事で自分は助けられる事」となります。
そして相手は「助ける事で借りを返す」事となります。
この「借りを返す事」で「相手は気分が晴れる」事となります。
一応、自分も相手もWin-Winな状態となります。
しかし、助けても「借りと感じない人」が存在します。
これも「感謝を期待する人」と同じように、「助ける事に疑問を感じる」事になってしまう可能性がありますが、こちらは「相手がお仕事の成果を考えていない状態」です。
この「助ける事の貸し借りができない人」については、「助ける事」に慎重になるべきです。
下手をすると、「自分だけが苦労する」事となってしまいます。
協調性が評価される
「協調性」とは「お互いに助けあい譲りあいながら目標に向かう事」となります。
お仕事には「成果」という目標があります。
この目標に向けて、「職場の全員」がお仕事をおこなっています。
「自分が誰かを助ける事」はこの目標に向けた活動となります。
これは「お仕事全体を円滑におこなう為に努力をしている姿」と見る事ができます。
だから、「評価の対象」となります。
「助ける事」により「自分の時間」が奪われてしまいます。
その結果、「残業や休日出勤」となる場合もあります。
しかし、「奪われてしまった時間でお仕事全体に貢献をしている」と考えるようにしてください。
とはいえ、「残業や休日出勤」には「法令上の限度」や「自分の状態の限度」があります。
くれぐれも、その点には注意をするようにしてください。
経験が得られる
お仕事をおこなう事により「さまざまな経験を得る」事ができます。
普通は「自分のお仕事をおこなう事」で、この「さまざまな経験」を得ています。
これは「より良い成果」になるように、考えたり工夫をしたりしてお仕事をしているからとなります。
しかし、これはあくまでも「自分の視点」となります。
それでは、「どうすれば自分以外の視点を持てるようになるのか?」となります。
これが「人を助ける事」となります。
「人を助ける事」で「他人の仕事の考え方ややり方」を知る事ができます。
また、「助けかた」も知る事ができます。
これらは「自分のお仕事だけでは得られない経験」となります。
「助ける事」で「嫌な思い」をするかも知れません。
しかし、それは「経験」となります。
「助ける事をしないと得られない経験が存在する」という事を忘れないようにしてください。
以上、「助ける事のメリットとなる事柄」でした。
お仕事で「人を助ける」時、ただ助けるだけでなく、これらの事柄についても意識するようにしてください。
simacatより一言
人を助ける事で「幸福感」を感じます。
人に何かをしてあげる事で喜びを感じます。
この「助ける事」については全然、問題はないのですが、それが「自分を犠牲にしているだけ」とならないようにしてください。
この為、まずは「自分が第一」と考えてください。
これは忙しいなど「時間的な余裕がない時」もそうですし、体調不良など「肉体的精神的な余裕がない時」もそうです。
「助ける事を判断する」時は、必ず「自分自身の状態」を確認してください。
「人を助ける事」は悪い事ではありません。
しかし、「自分だけが無理をしなくてはいけない状況」にならないように、注意をする必要があります。
コメント