付け入る隙とは?!人に話しかけられる為の工夫?!付け入る隙の作り方をご紹介?!
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はじめに
お仕事では「人の繋がり」は貴重です。
これは「困った時に頼る事ができる為」となります。
忙しい時は手伝ってもらい、悩んだ時は相談にのってもらう事ができます。
すごく嫌な言い方をすると「人を利用する事」となり、「人を利用して、お仕事の能率を上げる」という考え方となります。
もちろん、「人を利用する」からには、「自分も利用される事」となりますが、人との繋がりがあると、「利用される事」に違和感を感じる事はありません。
むしろ、喜びを感じる事があります。
「人の繋がり」を作るには、「人間関係の構築」が必要となります。
この時、「自分から声をかける」のはもちろんですが、「声をかけてもらう」事も必要となります。
そして、「声をかけてもらう」為に必要な事が、「付け入る隙を与える事」となります。
今回は「付け入る隙」について触れたいと思います。
「付け入る隙」を自分で作り、「人間関係の構築」に役立てて頂きたいと思います。
付け入る隙とは
「付け入る隙」とは、「付け入る」と「隙(スキ)」が組み合わされた言葉となります。
「付け入る」とは、「人の弱みを巧みに利用する事」となります。
言い方を変えると「人の弱みにつけこむ」と言う意味になります。
「隙」とは、「隙間」「油断」「気のゆるみ」と言う意味となります。
「付け入る隙」とは、「人の弱みを利用できる余裕がある」「弱みにつけこむ事ができる状態」となります。
したがって、本来は「自分が利用する為の言葉」となります。
本来の「付け入る隙」とは、他人の「隙」を見つけて、そこを攻める事により、「自分の思いや願いを叶える」為に利用します。
そして、逆に、そのような「隙」がない状態を「付け入る隙がない」と言います。
この場合は、「隙」がない為、「自分の思いや考えを叶える」為に利用する事ができません。
そして、これは「人間関係の構築」でも同じです。
「人間関係の構築」で利用する場合、「付け入る隙」とは、「話しやすさ」となります。
「付け入る隙がない状態」とは、「話しにくい状態」となります。
例えば、「油断や余裕がない状態の人」の場合、「声をかけても迷惑になるだけ」と考えます。
逆に、「油断や余裕がある状態の人」の場合は、「声をかけても迷惑にならない」と考えます。
これが、「付け入る隙がある状態」となります。
これは、他人も同じように考えます。
「付け入る隙がある」なら、「話しかけやすい状態」に見られます。
「付け入る隙がない」なら、「話しかけづらい状態」に見られます。
この「話しかけやすい状態」を自分で作れるようになると、「人間関係の構築」の際、有利に働きます。
理由は、放っておいても、向こうから「人間関係を構築しに来てくれるから」となります。
「付け入る隙を作る方法」を身につけ、「話しかけやすい状態」を作り、「人間関係の構築」をして頂きたいと思います。
付け入る隙の作り方
「付け入る隙」とは「話しかけられやすい状態」となります。
そして、「話しかけられやすい状態」となる為には、「話しやすい人の特徴」と「話しかけやすい人の特徴」の二つを組み合わせる必要があります。
「話しやすい人の特徴」を挙げます。
- 話しに興味を持ってくれる
- 話しを肯定してくれる
- 話しに理解を示してくれる
- 優しい表情でネガティブな事は言わない
- 常に聞いている姿勢を維持してくれる
これらの「話しやすい人の特徴」がある事により、話しかける人に「期待」を持たせる事ができます。
この「期待」とは、「お話しができて良かったと感じる気持ち」です。
この「期待」がないと、「話しかける意味」がありません。
そして、「付け入る隙」とは、「見た状態」となります。
「話しかけやすい人の特徴」を挙げます。
- 笑顔である
- 清潔感がある
- 健康的である
- 明るい
- 反応がある
これらは「見た状態」となるので、普段から意識をする必要があります。
「話しやすい人の特徴」と「話しかけやすい人の特徴」の二つが組み合わされる事により、「話しかけやすい状態」となり、これが「付け入る隙」となります。
しかし、二つの特徴を同時に身につけるのは、かなりの難易度となります。
まずは、「話しかけやすい人の特徴」を一つずつ、身につけて頂きたいと思います。
とはいえ、他人に話しかけられたく場合もあります。
それならば、「付け入る隙をコントロールできる事」が理想となります。
「付け入る隙をコントロール」する場合は、「話しかけやすい人の特徴」の「反応がある」のみを調整してください。
これは、「反応しない」という事ではありません。
必ず、「自分に原因がある」という姿勢で、優しい言葉で「手が離せない」「少し待ってほしい」などを伝えるようにしてください。
ちなみに、ほかの事柄で「付け入る隙をコントロール」してしまうと、「話しかけづらい人」となる可能性があります。
そして、一度「話しかけづらい人の印象」を与えてしまうと、回復する為に、かなりの時間を費やす事となります。
したがって、「付け入る隙をコントロール」する場合は、「話しかけやすい人の特徴」の「反応がある」のみを調整し、「話しかけづらい人の印象」を与えないようにする必要があります。
simacatより一言
職場でも、ごく稀に「人との繋がり」を嫌がり、「人間関係の構築を拒む人」がいます。
これは性格に依存する事なので、悪い事ではありません。
そして、基本的に「人を利用する事」はないので、「人に利用される事」もありません。
しかし、困った時や悩んだ時であっても、誰にも頼る事ができなくなります。
「それでも構わない」と思うかも知れません。
「それでも構わない」と思う時、「今の自分が想定できない事に対して、どのように対応するのか?」を考えて頂きたいと思います
お仕事なので、「対応をしない」という選択肢はありません。
その時になって「人を頼る事」を考えたとしても、「人との繋がり」がない為、それもできません。
結局、「自分が窮地に追い込まれるだけ」となってしまいます。
職場の全員とまでは言いません。
できる限りで良いので、「人との繋がり」を作る努力をして頂き、事前に「自分の窮地」に対する対策をして頂きたいと思います。
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