老害のイメージとは?!どういう人なの?!人を害する行動は老人に限った話しではないけれど?!
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はじめに
「老害」と呼ばれている人たちがいます。
自分と直接関係のない人であれば、「自分には害のない存在」です。
問題なのは、「関係がある時」「関係ができた時」となります。
今は、自分の近くにいなくても、関係を持つ日が来るかも知れません。
そのような日に備え「老害」について知っておきましょう。
事前に「老害」について知り、考え方を理解する事で「対応する事が可能」となります。
「対応する事が可能」とは、「老害からの被害」にすら、気付かずに済むかも知れません。
無駄なストレスを感じる事がなければ、それに越した事はありません。
老害という言葉が浸透しました
「老害」という言葉は、ある小説の一句から生まれました。
この小説の中で、与党政党内での批判として利用された言葉です。
そして、一般企業内でも「老人」が「既得権益を守る為に席(役職など)を譲らない状態」が多く見受けられました。
これは、「老人」よりも下の世代が、「いつまで経っても、自分の立場が変わらない事」に対する不満を意味しています。
この不満を感じる人たちの思いも手伝い、「老害」という言葉が、さらに浸透していく事となりました。
ただし、「いつまで経っても、自分の立場が変わらない」とは、「それなりに歳を重ねている」と言う事です。
「それなりに歳を重ねている」とは、「そこそこの年齢」になっています。
「そこそこの年齢の人」が、「自分も既得権益が欲しい」と望む、「自己中心的な行動と言動」から、「老害」という言葉を浸透させてきました。
これは、十分に「老害の条件を満たしている」為、「老害」が「老害」を批判する為に、この言葉の浸透が進んだ事となります。
そして、一般の人への浸透となります。
普通の人は、「年配者の立場が上」という意識が、どうしても頭から離れないと思います。
「親」を含め、「年上の人から、多くの事を教えてもらった」「年上の人に、お世話になった」などの経験から、どうしても、そのように考えてしまいます。
したがって、「年上の人だから」と諦めて、「自分を抑えてしまう事」は仕方がないのかも知れません。
それに甘えて、「自己中心的な行動や言動」をする「老人」に対する言葉として、一般的の人に利用されるようになりました。
ちなみに、「若者を非難する言葉」では、「ガキ(餓鬼)」などがあります。
老害のイメージ
「老害のイメージ」とは、「自分の経験を第一に考え、それが常識と思い、周囲に悪影響を及ぼす人、及ぼした人」ではないでしょうか?
「老人」の「老」がついているので、「老人が何かをするイメージ」となります。
「老害」の「害」は「害する」という行為で、「傷つけるイメージ」「悪い状態にするイメージ」となります。
「老人」により、「傷つけられる」「悪い状態にさせられる」、これが「老害のイメージ」となります。
例えば、「自分が理解できない事」「自分に不利な事」に対して、すぐに「感情的」になり、「怒る」「怒鳴る」という行動をします。
また、何か不利な事があると、「自分が悪いわけがない」と考え、「意味不明な言い訳」や「責任転嫁」をします。
「自己中心的な考え方や行動」と「感情的な表現」にて、「周囲に迷惑をかけている事にも気が付かない人」が「老害のイメージ」の特徴となります。
そして、「周囲に迷惑をかけている事にも気が付かない」為、「謝る事」もしないのが、さらに「老害のイメージ」を悪い物にしています。
そこから、「老人」が「給料の額面にあった仕事をしない事」や「交通事故」など、老人へのすべての不満や批判として、「老害」が使用されています。
「老害」をイメージした時、このように想像する人は多いと思います。
しかし、これらの特徴は、「老人」に限った事ではありません。
そもそも、何歳からが「老人」なのかも、決まっていません。
20歳の人からすれば、40歳の人も十分に「老人」の仲間となります。
したがって、あまり「老人」は関係がなく、自分より年齢が上で、「自己中心的な行動や言動をして、まわりに被害を与える人」ならば、十分に「老害」となる可能性があるという事となります。
対処
「老害」に対する、「対処」となります。
その前に、「老害」とは、「年上を非難する言葉」となっていますが、「人を害する行動」をしているのは、「老人に限った事」ではありません。
「老人」に対する言葉は、「老害」となりますが、「老人」ではない場合、「自分が害されている事を伝える言葉が見つからない」時があります。
「自己中心的な行動や言動」にて、被害を受けた場合は、相手が「老人」でなくても、「害されている」事となります。
「老害」であろうと、なんであろうと、「迷惑行為」として認識をしてください。
したがって、「老害」も含め、この「自己中心的な行動や言動」をする「迷惑な人」への対処となります。
- 話しを真に受けない
- 可能な限り関わらない
- 自分のペースを守る
- 理解ができないときは「分からない」と言う
- 何が良く、何が悪いのか、考え方を知る(理解をする必要はない)
- 悪い点(害する点)は見ず、なるべく良い点を見る
極力、関わらないようにするべきですが、お仕事などで、難しい場合があります。
どうしても、距離がとれないなら、なるべく相手にしないようにしてください。
なお、「害された事」については、かならず記録に残してください。
「害された事」を「被害」と言います。
「被害を受けた」ならば、しっかりと、その証拠を残すようにしてください。
「被害を受けていない」のに、「老害」などと口にした場合は、逆に非難される立場となるので、注意が必要となります。
simacatより一言
実は、「分かる老害」は、それほど問題はありません。
問題となるのは、「分からない老害」です。
他人を操って、「間接的に被害を与える人」が、「本当の老害」です。
お店で怒鳴っているのも迷惑ではあるのですが、これは「恐喝」などの「迷惑行為」「犯罪行為」となります。
警察を呼んで、対処する事が可能です。
しかし、「分からない老害」は、誰も「裁く事」ができません。
「本来の老害」とは、こういう人たちであり、「本当に批判をされるべき人たち」でもあります。
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