お仕事で自分を見失う時はどんな時??自分を見失った時はどうすれば良い??
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はじめに
「自分を見失う」という言葉があります。
お仕事の場で、どのような時、「自分を見失った」と感じるでしょうか?
ほとんどの場合、何かに対して一生懸命になった時でしょう。
お仕事がいつも以上に順調な時、窮地に追いやられ、その対応に無我夢中な時、いずれにしても集中している時となるでしょう。
集中をする事はイケナイ事ではありませんし、むしろ、良い事といえます。
しかし、「自分を見失う」状態は「良くない状態」であると認識をするべきです。
「自分を見失うとは、どのような事なのか?」「自分を見失った時は、どうすれば良いのか」、自分の状態を知り、対策を立てておく事で、事態が悪くなる事を防げるかも知れません。
自分を見失うとは
「自分を見失う」とは、「本来の自分ではない状態」となる事です。
「本来の自分ではない状態」を知るには、「本来の自分」を知る必要があります。
「本来の自分」とは、「考え方」「やり方」「表現」の視点で、自分自身がどのように考えているのかを理解します。
これは「自分らしいさを知る」と言い換える事もできます。
お仕事の場面で、「考え方」として問われる点を挙げます。
- 大切な事はなにか
- どのような物が必要なのか
- どのような物が不要なのか
- どのような価値観をもっているのか
- どのようは問題意識をもっているのか
ここで回答した事柄が、「考え方」となります。
お仕事の場面で、「やり方」として問われる点を挙げます。
- 嫌な事から行うか、好きな事から行うか
- 全体のバランスを重要視するか、細かい1点を重要視するか
- 難問にぶつかった時、諦めるか、諦めないか
- 自分だけで解決するか、他人をあてにするか
ここで回答した事柄が、「やり方」となります。
お仕事の場面で、「表現」として問われる点を挙げます。
- 仕事に集中をしている時でも人に話しかけられたら、答えるか、答えないか
- 話す口調が、硬いか、柔らかいか
- 話す相手に、話す速度を合わせるか、合わせないか
- 正しい姿勢か、そうではないか
- 人の目を見る事ができるか、できないか
ここで回答した事柄が、「表現」となります。
「考え方」「やり方」「表現」ですが、回答した事柄について、「正しさ」は求めないで下さい。
自分に正直になってください。
そして、「問われる点」についても、自分なりの思いが他にあれば、それも加えてください。
それが、「本来の自分」となります。
「本来の自分」は、普段の自分なので、意識をしないと気付く事が難しく、そして、何かのキッカケで変わる可能性もあります。
定期的に「本来の自分」を考え、現在の自分の「考え方」「やり方」「表現」を客観的に、意識する必要があります。
そして、「自分を見失う」とは、この「本来の自分」の「考え方」「やり方」「表現」が異なる状態となった時です。
これは、「緊張」や「高揚」や「自信の喪失」など、心の状態が変わった時に起こります。
「本来の自分」の行動は、ある程度の自覚がありますし、予測もできます。
しかし、「自分を見失う」と、自覚のある行動ができず、自分の行動の予測も難しくなります。
これは、「自分の行動に、責任が持てなくなる」という事です。
「なんで、あんな事をしたんだろう?」「どうして、あんな事を言ってしまったんだろう?」と後悔をする事となります。
「自分を見失う」と、行った行動が良くても悪くても、「自分が何をしたのか、分からなくなってしまう」事となります。
自分を見失わない為の行動
「自分を見失った」時、どのようにしたら良いでしょう。
そもそも、「自分を見失っている」事に気付く事ができるのでしょうか?
残念ながら、「自分を見失っている」瞬間に、「自分がそのような状態なのか?」を気付く事はできません。
したがって、「自分を見失わない為の行動をとる」事が重要となります。
「自分を見失う」時、他人や周りの状況に変化があった時です。
お仕事の場面では、「繁忙期」や「トラブル」などが挙げられます。
この時、その場の流れに身を任せてしまうと、「本来の自分」も一緒に流されてしまいます。
そして、「自分を見失い」、「責任の取れない行動」をして、「後悔」する事となります。
一緒に流されない為に、「目に入る物」、「行わなくてはいけない事柄」について、「本来の自分」なら、どう処理するのかを落ち着いて、考えてください。
「本来の自分」の「考え方」「やり方」「表現」を思い出し、「目に入る物」、「行わなくてはいけない事柄」に対して、「本来の自分」の方法で処理ができるように、整理をしてから、対応してください。
「自分を見失う」事がある度に、「自分を見失わない為の行動」をとります。
それを繰り返す事により、「本来の自分」を維持する事に慣れていきます。
「自分を見失わない為の行動」は、慣るまで時間がかかります。
まわりの人からは、「固まっている」などと言われるかも知れません。
その時は、「自分なりに整理をしている」と伝えてください。
simacatより一言
「自分を見失わない為の行動」は、「マイペース」と思われる事があります。
その通りです。
「マイペース」であれば、「自分を見失う」事はありません。
ただし、状況によって「マイペース」が許されない場面があります。
その時は、「マイペースを許してくれない人」の指示通りに動いてください。
指示通りに動いた結果であれば、問題が発生しても、責任を負う必要はありません。
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