仕事中に大震災が発生?!その時に後悔をしない様に備える事柄!!
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はじめに
普段、お仕事をされている方は東日本大震災の様に日中に地震が起こると帰宅が困難となります。
東日本大震災以来、各企業は地震に対する準備をする様になりましたが、それでも不安です。
企業に頼るのみではなく、個人レベルで地震に対する備えをしましょう。
帰宅経路の確認をしておく
勤務地から自宅までの帰り道を確認しておきましょう。
誤解されがちなのですが、こちらは普段利用する道ではありません。
「地震が起きた時に利用できる道」で確認をします。
大抵は国道や幹線道路などの大きな道となります。
普段、利用している道が路地である場合、壁の倒壊などで通れない可能性がある為です。
従って、なるべく大きな道を利用した帰宅経路を確認しておきましょう。
お住まいの近辺については各自治体に災害時の「避難マップ」など、利用可能な道が記載されています。
この避難マップに従って帰宅経路を確認しましょう。
そして、確認をしたら休日などを利用して実際に歩いて風景などを確認する事をお勧めします。
外回りのお仕事をされている方は関係ないと思いがちですが、それは誤りです。
ご自宅の近辺については確認をしておく必要がありますし、そこへ続く大きな道路については頭に入れておく必要があります。
外回りのお仕事をされている場合、確認をする事が多くて大変ですが、いざと言う時の為に備えておく必要があります。
職場の近くの避難所を確認しておく
職場の近くのどこに避難用の施設があるのか、事前に確認をしておきましょう。
また、一番近くの一箇所だけを覚えておけば良いと思いがちですが、その一箇所が混雑して利用できない可能性があります。
必ず付近の複数箇所を記憶しておく様にしましょう。
また、職場の自治体の「避難所マップ」を準備しておくと、いざと言う時に避難所を探す手間が省けます。
外回りのお仕事をされている場合は訪れる場所、もしくはその付近に避難所があるのかを確認しておきましょう。
特に駅やコンビニは災害時に飲料水や食糧を手に入れられる可能性があります。
歩き易い靴を用意しておく
最近はカジュアルな服装で出社ができる企業も増えていますが、未だにスーツに革靴というドレスコードの会社もあります。
この様な会社の場合、職場に物を置いておけるのであれば、スニーカーなどの歩き易い靴を置いておいきましょう。
停電により電車が動かなくなった場合、帰宅が困難となります。
職場に泊まれるのが一番なのですが難しい場合は外を歩く必要があります。
地震によりガラスの破片や倒壊した壁の残骸が散らばっている状態の場所を革靴で歩くのは非常に危険ですし、疲れ易くもあります。
スニーカーなどの歩き易い靴を使用する事により、危機を回避できますし、革靴よりも楽に歩く事ができます。
消毒液や絆創膏を用意しておく
消毒液や絆創膏があると安心です。
消毒液は難しくても絆創膏の2、3枚は準備しておいても苦痛ではないと思います。
出血をした場合の止血として利用をするのが本来の目的ですが、靴ズレの時の応急処置にも利用できます。
普段、起こらない事が災害ですので簡単に準備ができ、お財布の中に入れておけば済む物ですので用意をしておきましょう。
モバイルバッテリーを用意しておく
携帯電話やスマートフォンが2回ほど充電できるだけの容量のモバイルバッテリーを持ち歩く様にしましょう。
毎晩、家で充電をする手間はありますが、こちらも備えとなります。
停電となった時に暗いビルの中を明かりも無しで歩くのは危険です。
携帯電話やスマートフォンは通信ができなくても照明の代わりになります。
そして、停電が解除され、いざ連絡に利用しようした時に使用できない事を防ぐ為、モバイルバッテリーが必要なのです。
災害時用に手で回して充電する物もありますが、そこそこ疲れます。
被災により、ただでさえ疲れている状態ですので、それ以上疲れる必要はないと思います。
simacatから一言
その他に「安否確認の宛先を準備しておく」「日持ちのするお菓子と飲料水を用意しておく」「何か羽織るものを用意しておく」などがあります。
他にも何かないのか、ネットで調べても良いですし、専門家のお話しを伺っても良いと思います。
備えておく事で不安が解消されるのであれば、それに越した事はありません。
また、自分自身で安心してお仕事ができる環境を整える事も重要です。
いつ来るのか分からない、来ないかも知れない物に備えるのは馬鹿らしいと思わずに、是非参考にして頂ければと思います。
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