口答えのなおし方?!お仕事で上司や先輩から怒られた?!直したい?!どうすれば良いの?!
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はじめに
お仕事では「自分の思い通りにならない事」がたくさんあります。
「自分の思い通りにならない事」の中には「納期が遅れる」「失敗をする」など「良くない結果」も含まれています。
「納期が遅れる」「失敗をする」、その事に対して「お仕事を依頼した人」から「理由や状況」を聞かれます。
自分がおこなったお仕事に対して「納期が遅れる」「失敗をする」という結果になったからには「それなりの理由」があるはずです。
この時、「でも」「いや」「しかし」「ちがう」などの単純な言葉を口にしてしまう事があります。
のちほど詳しくご説明いたしますが、これが「口答え」となります。
今回は「お仕事の口答え」について触れたいと思います。
「口答え」が「癖」になっている人がいます。
「癖」となっている以上、なおす事は難しいのですが、「口答えで人間関係がマイナスに働く」ようならば、なおす必要があります。
お仕事での口答え
「口答え」とは、「目上の人に逆らって言い返す」という意味になります。
もちろん、「言い返す事」には正しい事もあります。
時々、「なぜそう考えたのか?」「なぜそうしたのか?」、その「経緯や事情」を話すとそれを「口答え」という人がいます。
仮に、これを「口答え」とするならば、そのようになった「原因が解決されないまま」となります。
よって、「口答え」であっても「経緯や事情」を話し、同じ事が起こらないように対策をする事は「正しい事」で「必要な事」となります。
これを怠ると、「どうすれば良かったのか?」という疑問が残り続け、いつか、また同じ事が必ず起こります。
それでは「正しくない言い返しとはなにか?」となりますが、「条件反射的に言い返す」事となります。
例えば、「でも」「しかし」「ちがう」などの言葉が自然と出てしまうような状態です。
「条件反射的に言い返す」とは「人の話しを否定的に聞いている事」となります。
これが目立つ人は、「話しを聞かない人」「認めない人」と思われてしまいます。
そして、お仕事での「目上の人」は「上司や先輩」だけではなく「お客様」も含まれます。
「上司や先輩」は社内の人間なので、まだ、「話しをしても聞いてくれない、認めてくれない」と思われても良いでしょう。
しかし、「お客様」の場合は、そのままその行動が「会社のイメージ」となります。
「話しをしても聞いてくれない、認めてくれない会社」ならば、どこも取引をしたいとは考えません。
「口答え」は「癖」です。
「お客様の前では大丈夫」と思っていても、「癖」である以上、ふとした瞬間に無意識で「口答え」をして、それが「会社のイメージ」を落とす事になります。
とはいえ、その前に「上司や先輩のイメージ」が落ちている為、お客様との距離をあけるなど、ある程度の「お仕事の制約は受けている状態」になっていると思われます。
お仕事での口答えの直し方
「お仕事での口答えの直し方」となります。
「口答え」が「癖」になっている以上、常に「否定的な考え」を持っています。
とはいえ、「否定的な考えを持つ事が悪い」というわけではありません。
「否定的な考え」であっても「自分の考え」です。
そして、「否定的な考えから肯定できる部分を確認していく」という理解の方法もあります。
しかし、「口答え」での問題は、「すぐに言葉に出してしまう点」です。
これが「イメージ」を悪くしてしまう原因となります。
その為に「言いたい事をすぐに言わないようにする事」が必要で、特に「でも」「しかし」「ちがう」などの短く使いやすい言葉の使用は控えるべきとなります。
「すぐに言葉に出てしまう」ので、それがそのまま相手に伝わってしまいます。
よって、「よく考えて言葉を発する」ようにしてください。
「よく考える内容」ですが、まずは「自分の中の否定したい気持ち」は抑えてください。
そして「人の話し」の中で、「自分が納得できる点」を探してください。
「自分が納得できる点」は「自分の中の否定したい気持ち」を抑えてくれます。
しかし残念ながら、「自分が納得できる点」を見つける事ができない場合もあります。
その場合は、「人の話し」について「どうすれば自分が納得できるのか?」を考えてください。
これは「人の考え」に「自分の考え」を近づけていく事で「否定の気持ちを少しでも減らしていく」という考え方となります。
それでも「認められない」「否定する部分しかない」と思う時、その気持ちを「丁寧に伝える意識」を持つようにしてください。
「根拠が乏しい」「安易な考え」と思われてしまうと、「口答え」と思われてしまいます。
「丁寧に伝える意識」を持つ事で、それが「否定」であっても「口答え」ではなく「釈明」とする事ができます。
simacatより一言
「口答え」と決めつける「目上の人」がいます。
「経緯や事情」を話していても、「口答え」と言われます。
残念ながら、「能力の低い目上の人」では「口答え」と「釈明」の区別がつきません。
「釈明」とは、「自分の立場や事情などを説明して理解を求める」事となります。
「能力の低い目上の人」は「理解をする能力も低い」と考えるべきです。
よって、「釈明」をしても意味がありません。
「能力の低い目上の人」に対しては、「どうすれば良かったのか?」のみを確認してください。
なお、「能力の低い目上の人」なので、「どうすれば良かったのか?」に対して、「そんなの自分で考えろ!」と言われる場合があります。
これを言われてしまうと、会話を成り立たせる事は不可能となり、ますます「釈明」をする意味がなくなります。
よって「ハイハイ」と聞いて、その場をやり過ごすしかできる事はありません。
ちなみに「釈明」については別に文章を作成し、残しておくようにしてください。
この時、「自分なりに考えた正しい事」についても整理をして「釈明」に加えてください。
この「釈明」を考える事が「自分の考え方を鍛える事」にもなります。
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