お仕事で甘えてはダメなの?!甘えは他人を利用する悪い事のイメージがあります?!甘え続ける為の姿勢とは?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
お仕事をしている時、分からない事があるので聞いてみると、「甘えないで自分で調べろ!」などと叱責をされる時があります。
しかし、お仕事に関係する人同士で分からない事を相談して、解決する事があります。
これは、聞く事が「甘え」で、相談は「甘えではない」という事となります。
何が「甘え」で、何が「甘えではない」のか、これが分からないと、人に聞く事が怖くなってしまいます。
とはいえ、人によって、「甘え」の考え方は違いますし、どのような事が「甘え」となるのかも違うようです。
今回は、「お仕事での甘え」と「お仕事で甘え続ける為には」について、触れたいと思います。
自分なりに「甘え」の考え方を整理し、人に聞く事が怖くなる事への対策として頂きたいと思います。
お仕事での甘えとは
「お仕事での甘え」とは、「他人を頼る」「人をあてにする」という意味で利用される場面が多くあります。
この「他人を頼る」「人をあてにする」という意味で利用される場面が多い事から、「他人を利用する悪い事」というイメージが持たれています。
しかし、「お仕事で分からない時」「迷ったり悩んだりした時」は、「他人を頼る」「人をあてにする」事は当たり前の行為となり、逆に効率的にお仕事をおこなう為の手段でもあります。
「甘えは悪い事」という考え方により、お仕事をとめてしまう方が、問題行動となります。
したがって、「甘えが悪い事という考え方は改めるべき」となります。
とはいえ、「甘えは良い事」とすると、なんでもかんでも「他人を頼る」「人をあてにする」事となります。
自分では何も考えず、何もせず、ただ「他人を頼る」「人をあてにする」事が「良い事なのか?」となります。
これは、「自分の成長を妨げる行為」「人の時間と労力を奪う行為」となる為、「良い事」ではありません。
言葉遊びのようになってしまいますが、「甘える事は良い事」ですが、「甘え続ける事は悪い事」となります。
例えば、「お仕事で分からない事がある」とします。
「分からない事」とは、「知らない事」となります。
「分からない事」がある時は、聞く必要があります。
これが「甘える事」となります。
一度は「甘える事」をして、「知る事」ができ、それを「覚える事」で、お仕事に役立てます。
しかし、「知る事」ができたにも関わらず、「覚える事」を怠ると、何回も同じ事について「他人を頼る」「人をあてにする」結果となり、これが「甘え続ける事」となります。
とはいえ、人は機械ではないので、一度聞いただけでは覚える事はできません。
それなりに、「甘え続ける事」をしないと、「覚える事ができない」のが現実となります。
したがって、「甘え続ける事で叱責されるのか?」「覚えられなくて叱責されるのか?」のどちらかとなってしまい、それが「甘える事」について悩んでしまうポイントとなります。
しかし、実は「甘え続ける事」の裏には、「姿勢」という問題があります。
この姿勢について意識をする事で「甘え続ける事」に対する印象を和らげる事ができます。
お仕事で甘え続ける為には
「お仕事で甘え続ける」為には、必要な事が2つあります。
- 甘え続ける為の姿勢
- 借りは返すという考え
それぞれ掘り下げます。
甘え続ける為の姿勢
前述の通り、「甘え続ける事」は、「自分の成長を妨げる行為」「人の時間と労力を奪う行為」となる為、「良い事」ではありません。
したがって、できる限り「甘え続ける事」はやめるべきとなります。
とはいえ、「お仕事で分からない時」「迷ったり悩んだりした時」は、「甘える事」が必要となります。
「では、どうしたら良いのか?」となりますが、これが「甘え続ける為の姿勢」となります。
「甘え続ける為の姿勢」の例を挙げます。
- 感謝をする姿勢
- 自分のお仕事である姿勢
- 自分の考えを伝えて誤りを正してもらう姿勢
- 一方通行にならず双方向の姿勢
- 覚える姿勢
これらの「姿勢」ですが、「逆の姿勢」をイメージして頂きたいと思います。
「逆の姿勢」の人から、「他人を頼る」「人をあてにする」などをされても、「良い気持ち」にはなりません。
むしろ、「人間関係の悪化」を招くだけとなります。
したがって、お仕事で人に「甘える」時は、「逆の姿勢」にならない事を意識する必要があります。
そして、これらの「姿勢」を意識して「甘える」事で、「甘えられる事」に抵抗がなくなる人がいます。
とはいえ、できるだけ「甘える」機会が減るように、「覚える姿勢」は「姿勢だけにしない努力」が必要となります。
何かをしてもらった場合も、今後、できるだけ自分で解決できるような対応策を考えるようにしてください。
借りは返すという考え
「甘える事」は、「人の時間と労力を奪う行為」となります。
よって、できるだけ「奪った物を返す」事を意識するようにしてください。
例えば、「自分の作業が早く終わった時は、お手伝いを申し出る」などとなります。
最後に
お仕事の「甘え」は、「他人任せ」「自分に甘い」などの考えもありますが、「お仕事をとめない為のスキル」と考えると気持ちが楽になります。
simacatより一言
お仕事で「甘えられる事」が多い人は、ストレスを感じる事もあるかと思います。
これは、「甘え続ける為の姿勢」がない、「借りは返すという考え」を持たない人に、「甘えられている」状態なのではないでしょうか。
もし、そのような状態ならば、今回の内容をお話しのネタにして、ご本人と「姿勢」について、相談をして頂ければと思います。
お仕事の知識や技術などの能力は、人それぞれ違います。
また、考え方についても、人それぞれとなります。
したがって、「甘える事」についてイライラして、突き放したり、叱責をしても、あまり意味がありません。
それどころか、意図しない問題行動をとられ、逆に自分の立場を厳しくしてしまう可能性があります。
それよりも、「どうしたら、覚える事ができるのか?」「どうしたら、甘えなくて済むようになるのか?」について、考えた方が建設的となります。
「分からない事」がなくなるまでは、「甘えられる事」が続くかも知れませんが、それが永遠に続く事がないように、お考え頂ければと思います。
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