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お仕事の考え方の幅を広げる基本とは?!まずは足す考え方と引く考え方を身につけよう!!

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9160 社会人へのアドバイス
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お仕事の考え方の幅を広げる基本とは?!まずは足す考え方と引く考え方を身につけよう!!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

人間は「本質的に足す事で解決する」そうです。

何かを買って、解決する。

何かを増やして、解決する。

このような方法で「解決をする傾向が強い」という事です。

たまに「断捨離」など、「捨てる事」で解決をする場合もあります。

「捨てる事」は「引く事で解決」となるのですが、ある程度の覚悟の末の行動となります。

お仕事をおこなう上ではどうでしょう?

「足す事で得られる効果」と「引く事で得られる効果」を客観的に考える事は、「お仕事をおこなう上での工夫」につながります。

「足す考え方」も「引く考え方」も、両方とも必要で、普段から癖とするべき、基本の考え方となります。

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足す考え方

「足す考え方」とは、「何かを増やす事」で、「問題を解決する」「現状を改善する」考え方となります。

例えば、「パソコンなど、物理的な物を増やす事」や、「作業などを増やす事」となります。

しかし、「足す考え方」は、「お金がかかる事」です。

これは、「何かを買う事」もそうですが、「作業など、人が手間をかける事」も、「人件費という、お金がかかる事」となります。

したがって、「足す考え方」とは、「お金をかけてでも、おこなう事柄」となります。

例えば、「パソコンの性能が低いから、作業に時間がかかる」という問題があるとします。

この場合、現状よりも、性能の高いパソコンに買い替える事により、作業時間などが短縮されます。

お金をかけて、パソコンを買い替えた結果、「作業時間の短縮」となります。

「作業時間の短縮」にて、今までかかっていた「人件費が減る事」となります。

この「人件費が減る事」が「効果」となります。

そして、この「効果」により、パソコンの買い替えに「かかったお金の回収」ができて、はじめて「良い結果」となります。

この「良い結果」となる事が、最も重要な点となります。

気をつけたいのが、「とりあえず解決しよう」と考え、「作業を増やす事で解決」した場合となります。

「作業を増やす事で解決」する場合は、「作業時間の確保」が必要となります。

しかし、「作業時間の確保」ができていない状態で、「作業」だけを増やしてしまうと、「人手不足」となります。

「人手不足」となった時、休日出勤や残業などの時間外労働が発生してしまい、「かかったお金を回収」するどころか、さらに人件費をかける事となります。

これでは、「効果があった」とは言えません。

そして、結局「人を増やす事」が必要となるので、「良い結果」にもなりません。

「足す考え方」は、「お金のかかる事」です。

「効果」はもちろんですが、足す事で「かかったお金を回収できる事」が、「良い結果」となります。

なお、「何かを売るお仕事」の場合は、この限りではありません。

そもそも、会社は何かを売って、利益を得ています。

したがって、お客様に対しては、「足す考え」が前提となっています。

「足す考え方」にて、「お客様に増やして頂く事」で、売上げを得ます。

人間は「本質的に足す事で解決する」、この特性を上手に利用して頂ければと思います。

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引く考え方

「引く考え方」とは、「足す考え方」とは逆で、今まであった物やあった事をなくして、「問題を解決する」「現状を改善する」考え方となります。

これは、「現状を見直す事」で、「今まで当たり前におこなっていた作業について、見直す事」、「今まで当たり前にかかっていたお金について、見直す事」となります。

「現状を見直す事」で、「不要な物を排除」する事が、「引く考え方」となります。

例えば、「誰に聞いても、目的も理由も分からない作業」や「なんの成果も出ていない作業」があるとします。

「引く考え方」とは、このような作業を「やめる事」となります。

「やめる事」で、「目的がはっきりとしている作業」「成果を出している作業」に時間を割り当てる事ができ、これが「効果」となります。

そして、この「効果」により、「人件費が削減された」時、「良い結果」となります。

ただし、「やめる事」で、問題が発生する場合があります。

「誰も知らなかった作業」が、「実は重要な作業だった」というケースです。

したがって、「やめる事」をしたとしても、その影響については、1年間ほど、様子を見る必要があります。

また、「必要だった場合の対処の手順」も考えてから、「やめる事」をおこなうようにして下さい。

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simacatより一言

「足す考え方」と「引く考え方」、「どちらが良い結果となるのか?」を客観的に考え、「良い結果となる可能性が、高い方」を選択できる事が理想となります。

これは経験により、左右される部分が多いのですが、もし「足す考え方」で行き詰まった時は、ためしに「引く考え方」をする事で、「気づき」があるかも知れません。

考え方に幅を持たせる事で、「問題や改善に対する提案」をより多く考える事が、できるようになります。

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