ダメ人間ってどんな人?!ダメ人間の特徴とは??ダメ人間の治し方とは??
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はじめに
お仕事をしていて、人から「ダメ人間」などと言われた場合、「ハラスメント行為」として訴える事ができます。
従って、言われる機会は少ないと思います。
しかし、自分で自分の事を「自分はダメだなぁ」と感じる事はあると思います。
「自分はダメだなぁ」と考えてしまうと、どんどん、その考えは膨らんでしまいます。
そして、「自分はダメ人間だ」と、「自分を諦め」、落ち込んでしまう事があります。
実は「本物のダメ人間」は、ハードルの高い存在です。
普通に教育を受け、普通に育ち、普通に生活をしているなら、「完璧なダメ人間」となる事は、不可能に近いといえます。
「ダメ人間」の特徴を知り、「自分はダメ人間だ」と考えてしまった時は、それほど「ダメ」ではない事を知ってください。
そして、「ダメ」だと感じた事柄について、「治していけば良いだけ」と考えるようにしてください。
ダメ人間の特徴
「ダメ人間」と言われている人の特徴を挙げます。
- 考え方が人よりも緩い(時間、決まり事にルーズ)
- 継続する力が足りない(耐える事や我慢ができず、諦めが早い)
- メリハリのある生活ができない(ダラダラ過ごし、夜更かし、寝坊をし、それを繰り返す)
- 努力をしない(愚痴や文句ばかりで、学ぶ気持ちがない)
- 言い訳ばかりする(できない理屈ばかりを並べる)
- 自分の考えが第一(自分が一番大切、他人のアドバイスは聞かない)
- 前向きな姿勢がない(うまくいかない、失敗する、だからやらない)
基本的に、「自分に甘く、ネガティブな発想をする人」となります。
常に「自分さえ良ければ、それで良い」と考えているわけではありませんが、行動の結果、他人に迷惑をかけるような、「自分勝手」な振る舞いとなってしまいます。
ただし「ダメ人間」は、「まわりの事を考えられない」「成長ができない」といった、「可哀想な人」でもあります。
そして、何よりも可哀想なのは、「そんな自分が普通」だと、考えてしまっている点です。
もし、「自分はダメ人間だ」と思っている人は、幸運にも「ダメ人間」ではありません。
「ダメ人間」とは、「自分がダメ人間」である事すら、分からない人なのです。
ダメ人間のダメの部分から学ぶ
「ダメ人間」は、「ダメのイメージ」が強いのですが、学ぶべき点がたくさんあります。
「ダメ人間」は「反面教師」です。
「反面教師」とは、「悪い事の手本」となり、そうならないようにする為の、多くの「事例」を産み出す存在です。
その「事例」から、「悪い事」を学んだり、「反省」をする事ができます。
「ダメ人間」の特徴で挙げた特徴を振り返ってみます。
「考え方が人よりも緩い(時間、決まり事にルーズ)」は、約束が守れない人です。
約束が守れない人を信用する事はできません。
「継続する力が足りない(耐える事や我慢ができず、諦めが早い)」は、意思力が欠けている人です。
意思力が欠けている人の行動は長続きしません。
「メリハリのある生活ができない(ダラダラ過ごし、夜更かし、寝坊をし、それを繰り返す)」は、自分の健康状態を管理できない人です。
自分の健康状態を管理できない人はすぐに体調を崩し、休みがちとなります。
「努力する事をしない(愚痴や文句ばかりで、学ぶ気持ちがない)」は、成長する事ができない人です。
成長する事ができない人は自分の価値を上げる事ができません。
「言い訳ばかりする(できない理屈ばかりを並べる)」は、責任感がない人です。
責任感がない人にお仕事を任せる事はできません。
「自分の考えが第一(自分が一番大切、他人のアドバイスは聞かない)」は、他人の事を考えない人です。
他人の事を考えない人は結果的に他人に迷惑をかける事となります。
「前向きな姿勢がない(うまくいかない、失敗する、だからやらない)」は、ネガティブな考えをもつ人です。
ネガティブな考えをもつ人は、「まわりの人のやる気」まで、そいでしまう事となります。
「ダメ人間」の特徴に当てはまる事柄を自分自身の中で見つけてしまった時、それは「ダメ人間」に感謝をするべきです。
そして、その事柄を少しでも治す努力を行いましょう。
これが、「ダメ人間」を「反面教師」とする事となります。
ダメ人間の治し方
「ダメ人間」を「反面教師」として、「治したい事柄」が見つかりましたが、「どうやったら治せるのか?」となります。
治す為には、「努力・忍耐・根性」が必要です。
ただし、「弱め」で構いません。
「できるなら、こうしたい」「やれるなら、こうなりたい」と、まずは「思い続ける」事です。
人は急に変わる事はできませんし、急に変わろうとしたところで、すぐに「諦める」事となります。
問題なのは「諦める」事で、変わる事を止めてしまうことです。
したがって、「諦める」事がないように、「思い続ける」必要があります。
そして、「思い続ける」為に必要な事は、「達成感を味わう」事です。
淡々と思い続けていても、そのうちに飽きてしまい、「思い続ける」事を止めてしまいます。
従って、「目標」を立てて、その「目標」をクリアする事で、「達成感を味わう」ようにしてください。
ちなみに、この「目標」は、「達成が可能な事柄」とする必要があります。
「あまりにも現実離れをした目標」や「すぐに行動ができない目標」では、「諦める」結果となってしまいます。
まずは、簡単な事柄で構いませんので、「実現可能な目標」をつくり、「達成感を味わい」、「治したい事柄」を「思い続ける」ように行動をしていきましょう。
simacatより一言
「ダメ人間」に憧れる時があります。
他人の迷惑を考えず、自分勝手に考えて、行動する。
このように考える時は、心か体か、あるいは両方が、「疲れている状態」です。
そんな時は、無理をしないで、休憩やお休みをとってください。
休憩やお休みをとらないと、「ダメ人間」になる前に、心や体が「ダメ」になってしまいます。
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