よく見かける職場のルール?!お仕事の準備として、まずは働く場所のルールを知っておこう!!
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はじめに
これから社会に出る人は、「会社に入り、お仕事が始める」とぼんやりと思いますが、「具体的にどの様な場所で働くのか?」など細かな点までは、想像する事ができないと思います。
これは、今現在、お仕事をされている人も同様で、「転職」をしたり、「転勤や部署の移動」などにより、「働く場所」が変わる事は珍しい事ではありません。
「フルタイムで働く」場合、1日の半分近くか、それ以上の時間、「職場」に身をおく事となります。
それだけの長い時間、その環境に身をおく事は、「生きていく為の環境」と言い換える事もできます。
「職場のルール」をより詳細に知る事は、「生きやすくする」という事でもあります。
お仕事を始める準備として、「本来のお仕事に関係する事柄」も大切ですが、「働く場所やルール」についても、確認をする必要があります。
「本来のお仕事」よりも、「働く職場のルール」の方が面倒な事が多くあります。
よく見かける職場のルール
最低限、必要な事柄を挙げてみました。
もちろん、会社や職場により、不要な物や不足な物があると思います。
- お仕事をする場所までの道のりとルール
- 入館・入室・退室・退館のルール
- 執務中のルール(入館証の携帯など)
- 自分の席の位置
- トイレ・給湯室の場所と利用ルール
- 食事ができる場所の確認(自席での可否・食堂の有無と利用ルール)
- ゴミ捨て場とゴミ捨てのルール
- 休憩室と休憩のルール
- 立入禁止区域
- 避難経路
お仕事をする場所までの道のりとルール
これは、お仕事をする場所までの道のりと、通勤途中のルールとなります。
お仕事をする場所は、当たり前の確認事項となりますが、会社によって、安全の確保、ならびに近隣住民への配慮として、通勤経路の指定がある場合があります。
また、通勤の途中に「3列以上に広がって歩かない」とか、「大声で話しはしない」という、学生時代に聞いた事のあるルールもあります。
自動車通勤や自転車通勤をされる場合も、会社が認めるのであれば可能となりますが、その場合もルールが設けられている事がほとんどですので、必ず確認をしてください。
入館・入室・退室・退館のルール
入館・入室・退室・退館は、職場が自社の建物や雑居ビルとなっている場合、ルールがあります。
これを知らないと、お仕事をする場所に辿り着く事ができません。
例えば、「入館証を忘れた」場合、入館する事ができません。
「入館証を忘れた時、どうしたら良いのか?」など、もしもに備えた確認もあわせて行いましょう。
執務中のルール(入館証の携帯など)
部外者との区別の為、ネックストラップなどを利用して、「入館証が誰にでも分かる位置に身に付ける事」などをルールとしている会社がほとんどとなります。
また、ネックストラップの色にも意味を持たせている会社もあります。
もし、その様な場合は、自分の色の意味だけでなく、他の色の意味を知っておくようにして下さい。
自分の席の位置
狭い職場であれば良いのですが、最近の広いオフィスはデザイン性が重視されていて、どの席も同じ様に見えてしまいます。
また、整理整頓が謳われ、「帰る時は机の上に物をおかない」などをルールとしている会社があります。
このルールに従うと、「自分の席の目印」を置く事ができない事となり、慣れていない間は自分の席を見つける事が困難となります。
座席表などを印刷しておき、「自分の席」が分かる様にしておきましょう。
トイレ・給湯室の場所と利用ルール
トイレの場所については、自然と確認をすると思いますが、給湯室を確認する事は少ないでしょう。
「飲みきれなかった飲み物」をトイレの手洗い場に捨てている人を見かけますが、あまり良い行いとは言えません。
なるべく、給湯室のシンクに流す様にしましょう。
乳製品や甘い飲み物の容器についても、そのまま捨てるのではなく、給湯室ですすいでから捨てた方が良いでしょう。
このように、給湯室は意外に利用する機会があります。
給湯室の利用ルールも、あわせて確認をしておきましょう。
食事ができる場所の確認(自席での可否・食堂の有無と利用ルール)
会社によって、自席での食事が禁止されている場合があります。
したがって、「自分の席で食事をしても良いのか?」という確認は、必ず行いましょう。
もしダメな場合、「どこで食事をしたら良いのか?」という確認となります。
食堂がある場合は、そちらで食べる事となるので、利用にあたってのルールを確認する必要があります。
「自席はダメ」「食堂がない」、その様な会社もあるかも知れません。
その場合は上司や先輩などに、近くの安いご飯屋さんを紹介して頂きましょう。
ゴミ捨て場とゴミ捨てのルール
「ゴミは持ち帰る」というルールのある会社があります。
その場合は、自分でゴミ袋を用意して、持ち帰るしかありません。
そして、ゴミを捨てる事ができたとしても、ほとんどの会社では、ゴミの分別を細かく指定しています。
しっかりとルールを守って、ゴミを捨てましょう。
例えば、「燃えるゴミ」に「ペットボトルが捨てられている」と、意外に大きな問題となります。
もし、ゴミの分別が分からない場合は、自宅に持ち帰り、自宅で捨てましょう。
休憩室と休憩のルール
「休憩室」がある会社があります。
しかし、「休憩室」にも利用する為のルールが、ある場合があります。
「利用できる時間帯」や「休憩できる時間」などのルールがある場合は、それを守らないと、これも大きな問題となり、「休憩室」が撤去される事もあります。
「必要」と思っていた人から反感をかってしまう場合もあるので、十分に気をつける必要があります。
立入禁止区域
個人情報を扱っている部署などは、「立入禁止区域」となっている会社がほとんどです。
そして、無闇に立ち入ってしまうと、かなりの勢いで怒られます。
個人情報の取り扱いに厳しい世の中となっていますので、そこで働いている人たちも、神経を尖らせています。
お仕事を行う際、「立ち入っても良い所」「立ち入ってはダメな所」をしっかりと確認する様にしてください。
避難経路
「非常階段」など、建物には「非常時に利用できる通路や階段」が分かるように義務付けられています。
しかし、本当の非常時に、無闇に逃げると混乱をまねく事となります。
非常時に「どの様な経路で逃げるのか?」をしっかりと確認し、頭にいれておく事で、安心してお仕事を行う事ができます。
「避難経路」は通常、利用する事ができない場合が多いとは思いますが、「どの様に逃げるのか?」をイメージしておきましょう。
また、年に1回、避難訓練が行われていると思います。
「避難経路に変更がない事」を確認する為にも、避難訓練に参加し、最新の避難経路を確認しておきましょう。
simacatより一言
お仕事をする為には、「その場所にいる」必要があります。
そして、「その場所にいる」為のルールがあります。
お仕事を始める前に、その場所のルールをしっかりと確認し、理解する事は、お仕事を円滑に行う為に必要な事となります。
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